奥手にもほどがある

渡辺が帰って来たのは９時半過ぎだった。

機材が後少しというところでトラブルになり少し遅くなった。

晩ご飯を食べながら、少し疲れている。今日はやめておこうかと言った。

渡辺ー大丈夫だ、明日はオフになったから。

宮舘ーじゃあ、ゆっくり出来るね。

渡辺ーお前の頑張りどころだ。

宮舘ーん、頑張る。

コーヒー飲んで、ゆっくりしていたが、渡辺がシャワーを浴びに行った。交代で宮舘もシャワーを浴びてくる。

渡辺ーまたキスから始めて。

宮舘ーキスしていい？

渡辺ーん。

宮舘ーもっとしていい？

渡辺ーいちいち聞くな。

宮舘は、渡辺の首筋にキスをする。

クスクス笑う渡辺。

宮舘の唇と舌が胸にたどり着く。

胸を舐めてかじって、渡辺が身体をくねらす。

渡辺ーいい・・だて・・あぁ。

宮舘ー翔太・・。

渡辺ーもっと・・して・・。

宮舘ー身体が熱い。

渡辺ーいい・・んっ・・もっと・・。

時々、宮舘が大きく息を吐く。

我慢しているのだろう。

渡辺がバスタオルの上から少し触ってみた。

宮舘ーあっ・・ダメ・・。

渡辺ーありゃ。

宮舘ーもう！我慢してたのに。

渡辺ーくっくっくっ、まだイケるだろ？

宮舘ー翔太、綺麗過ぎ。

宮舘が渡辺の物を触ると、少しずつ硬くなっていく。

何の抵抗もなく、宮舘は口にする。

渡辺ーだて！

宮舘ー・・。

渡辺ーはぁ・・。

宮舘ー・・。

渡辺ーいい・・もっと・・だて・・。

宮舘ー涼太って呼んで？

渡辺ーでる・・りょうた・・で・・る・・。

宮舘ー俺もまた・・。

渡辺ーはぁ・・でる・・はぁはぁはぁ。

宮舘ー翔太・・。

渡辺ー気持ち良かった。

宮舘ー良すぎて2回も・・。

渡辺ーいいじゃん。

冷たい水を飲み、ひと休み。

宮舘は、若干落ち込んでる。

渡辺の妖艶さに耐えられず2回も放ってしまった。

それも、触られず。

それでも渡辺は、気持ち良かったと言ってくれた。

宮舘は渡辺を抱きしめて、頬にキス。

何だ？という顔をした渡辺だったが宮舘は「嬉しい」と言った。

2人はまだまだこれから。

宮舘の頑張りにかかっている。

渡辺は宮舘の背中をポンと叩いた。

完