テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
前回までのあらすじ!
帰宅したトラゾーが見たものは、まさに地獄絵図としか例えられないような状況だった。
トラゾーは困惑しながらも、クロノアさんのことが心配に!
し「はっ………と、トラゾー…さん…?」
ぺいんとの奇声によって意識を失っていたしにがみさんは、俺の絶叫によって再び意識を取り戻した。
ト「しにがみさん!!! 」
ぺ「しにがみぃ!!!」
俺達はしにがみさんに駆け寄った。
ぺ「ごめんなしにがみ!!俺、また、卵を…!!!」
し「…はっ…!!そんなこと言ってる場合じゃないですよ!」
しにがみさんはガバっと起き上がる。
ぺ「え?」
ト「そうだぞ!ぺいんと!」
ぺ「え…?なに…?」
ト「あの大声がもしも2階のクロノアさんの部屋まで届いていたら…」
し「いや、絶対届いたってあれは」
三人はお互いの目を見てゴクリ、とつばを飲み込んだ。
三人「クロノアさん……!!!」
俺達はクロノアさんの部屋へと向かった。
クロノアさんの部屋は扉越しでも静かで、嫌な予感しかしなかった。俺が家を空けるまでは、咳や生活音が聞こえていたのに、今は何も聞こえてこないのだ。
ぺ「…クロノアさん…?」
ぺいんとがノックをしてクロノアさんの部屋の戸を開ける。
そこには、地面に倒れているクロノアさんがいた。
ぺ「く…ク……っ!」
し「!!」
ト「!!」
俺としにがみさんはぺいんとの行動を先読みしてぺいんとの口を急いで塞ごうとした
が、ぺいんとはそれよりさらに早く口を大きく開けていた。
おそらくぺいんとの今世紀最大の叫びだと思う。その叫び声は再び俺達の 意識を飛ばすだけでなく、家中の窓ガラスを割った。
ク「…っは…!」
俺は綺麗な花畑で目を覚ました。
ク「ここは…?俺は一体…」
周りを見渡すと俺は花に囲まれていて、あまり見覚えがない場所だった。
少し歩いてみよう。しばらく歩くと新しい景色が見えてきた。
そこには綺麗で大きな川が流れていた。
俺は無意識にその川に足を踏み入れていた。
ばしゃ、ばしゃ、
冷たくて気持ちい。もう半分まできてしまった。このまま向こう岸に上がろうとしていると…、
し&ト**「クロノアさん!!」**
聞き覚えがある声がして、俺ははっと振り返った。
そこにはしにがみくんと、トラゾーがいた。
ク「しにがみくんにトラゾー!?どうしてここに…!?」
し「クロノアさん!!その川は絶対渡っちゃだめです!!」
ト「多分それ三途の川ってやつです!!」
ク「えっ!?」
俺は驚いてすぐに引き返そうとした。
すると、
急に川の水かさが増し、流れも速まり、俺は波にのまれていった。
ク「うわぁっ!!」
し「クロノアさんっ!!」
ト「クロノアさん!!」
水の中で2人の声が聞こえた。
あぁ…どっちにしろ俺しんじゃうのかな…
先ほどまで浅かったはずの川の海底が、とても深く感じられた。いや、深くなってるんだ…
俺はどんどんそこへ沈んでいく。
諦めて目を閉じかけたとき
その声と同時に空に亀裂が入った。
三人「!?」
ピシッ、ビシッ!
亀裂はどんどんと広がっていき…
まるでガラスのように辺り一面が崩れていった
この世界は崩壊した。
その後、俺達は暗闇に包まれたが
その暗闇はとても温かくて涙が出そうだった。
俺達はそのまま、暗闇に抱かれて眠ってしまった。
つづく
コメント
3件
ぺんちゃんは霊長類最高声帯ヤバイやつかな⁉️
ぺんちゃん声でっか また卵わってるの自覚してて👍 なんならこのお話天才ですかね??(今更すぎて草)