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「楽しかったな。」
えむは、家に帰ってからフェニランでの出来事に浸っていた。
「本当に、楽しかったな。あぁ、。あと三ヶ月、か。三ヶ月しか、みんなといられないんだ、」
ー怖い。
そう思った。みんなと離れてしまうのが突然、怖くなってしまったのだ。それで、えむは閃いた。
(司くん、セカイに来てくれない、かな)
(わかった。すぐ行く)
えむは「世界はまだ始まってすらいない」を、再生し、セカイに行った。
「あ、司くん」
「えむ、きてくれて良かった。それで、どうしたんだ?いきなりセカイにきて欲しいなんて」
「怖く、なっちゃったんだ」
「え?」
「三ヶ月後に私は死んじゃう。そしたらみんなと会えなくなっちゃう。それがすごく辛くて、。そう思ったら涙が止まらなく、なっちゃって、!」
「そうか。確かにそれは、辛いよな。」
「だから、セカイに来てもらったんだ。安心したくて。まだみんなとは離れ離れにはならないって安心したかったから。」
「だが、なんで俺なんだ?」
「司くんが一番信じてるから。もちろん、寧々ちゃんも類くんも信じてる。だけど、一番わたしの心に光をくれるのは司くんだから」
「そうか。俺は、えむにとってそういう存在になれているのだな!」
「うん。だから、声を聞きに来たんだ。そうしたらまた前を向けるって思ってるから」
「そうか」
だけど、えむはやっぱり怖いままだった。当然だ。誰だって三ヶ月後に死ぬってなったらすごく怖いはずだ。それでもえむは前を向こうとしてる。
「司くん。そばにいてもらってもいいかな?」
「ああ!もちろんだ。えむが満足するまでそばにいるぞ!」
「ふふ、ありがとう。司くん」
二人は何か話すとかはしなかった。ただ並んで座っているだけ。ただそれだけなのに、なぜか幸せそうな空気を感じた。ただ、何も言わずに司がえむの横にいるだけなのに。
「ねえ、司くん。」
「なんだ?」
「私もあのショーをしたいな」
「あれとは?」
「司くん達が私のために見せてくれたショーだよ。」
「ああ、あれか。もちろんだ。明日から、早速練習だな!」
「うん!」
えむはすごく嬉しくなった。また、あの舞台でショーができる。その事実が嬉しくなった。
ーやっぱり、司くんは私がかけて欲しい言葉をかけてくれる。すごく嬉しいな。あと三ヶ月しかないけど、まだ三ヶ月もある。後悔がないように生きよう。
#爆豪勝己
うんの
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