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任務が終わってヒーロー本部からの帰り、少し コンビニでも 寄って帰ろうと思い 家と反対方向 のコンビニへと 足を運ぶ。
最近 誰かに後を付けられている 。そう思ったから
数分歩いた果てに コンビニへと足を踏み入れる。 今日もまたつけられていた気がして 少し怖かっ たけど 、コンビニで少し時間を潰していると数 分もしないうちに入店音がなり 、俺のストーカ ーかな 。と恐る恐る出入口に目を向けるとそこ には同期の 星導がいた 。
ストーカーじゃなくて よかった 。という気持ち と同期が同じ場にいる 。という安心感から思わ ず体が動き 、星導の元へと向かってしまった。
kyng「 よっす星導。こんなとこで会うとか偶 然じゃん 。 」
星導は 俺が居たからかは 分からないけど目を大 きく見開いて俺を見たあとに
hsrb「 びっくりした、なんだ小柳くんか。驚 かせないでくださいよこんなとこで 」
なんていつも通りに 返事をしてくれた 。
ストーカー被害 があったからかそんないつも通 り接してくれる 同期が目の前に居て安心感が更 に増した 。
kyng「 なぁ 星導 」
hsrb「 なんですか、急にガチトーンで 」
kyng「 ガチトーンじゃねえよ別に 。いやそ のさ、今日家泊めてくれん? 」
突然のことだったからか星導は 目を見開いたま ま数十秒固まっていて 、そんな悩むことか ? なんて疑問に思いながら 返事を待つ 。
hsrb「 … 別にいい、んですけどなんで急に ? 」
kyng「 んー 気分 」
「 ストーカー被害が怖い 」 なんて言えるわけ がなかった 。バカにされると思ったからだろう
hsrb「 気分って… ま、汚くてもいいなら全 然 」
kyng「 っしゃ、じゃいこーぜ 」
hsrb「 は?? 俺夜ご飯買いにコンビニ来た んですけど。まだなんも買ってない。 」
kyng「 …早く買ってこい 」
なんて他愛のない会話をして 星導を待つ。
何故かは分からないけど 星導といるときは視線 を感じない気がした
数分が経ち星導が 店から出てくると当たりが暗くあまり周りがハッキリと見えなかったのか 辺りを見渡している。多分俺を見つけようとでもしてんだろ 。
kyng「 おい、めっちゃ遅いんだけど。」
hsrb「 うるさ、どこかの犬とは違って俺偉いので数日分のも一緒に買ってるからちょっと遅れただけですし 」
kyng「 犬じゃねえよ狼な?? 」
hsrb「 はいはい、そんなキャンキャン鳴かないでくださいよ 」
kyng「 鳴いてねえし 」
こんな風に軽く煽ってくる星導に多少苛立ちながらも 泊めてもらうんだし下手なこと言えんか 。なんて少し我に返る
数分歩き続けた後 、星導の住んでいるマンションへと着いた 。あまり来たことがなかったからか少し新鮮な空気で 軽く違和感を覚える。
hsrb「 あ、そうだ。ここの部屋立ち入り禁止ね。絶対 」
といいながら 玄関からいちばん近い部屋を指さして いつもより少し低いトーンの声で言う。
kyng「 は?なんかあんのかよ 」
hsrb「 お前が急に泊めろとか言うからでしょ 」
kyng「 …それはごめんやん 」
そうして数時間飯を食ったりスマホを見たり話したりと とくに変哲もない時間を過ごしたあと、風呂に入っていないことに気づいて星導の元へと 重い体を動かしながら近付く
kyng「 星導。風呂借りるわ 」
hsrb「 はーい。あ、服ないよね?そこの洗濯物から適当に取って持っていってください」
kyng「 ん、サンキュ 」
hsrb「 湯船で寝ないでくださいね? 」
kyng「 誰が寝るかよ。 」
hsrb「 寝そうじゃん 」
kyng「 … ノーコメで 」
hsrb「 負けてやんの、じゃ俺部屋戻ってますから、何かあったら来てくださいね 」
いつも通りに 嘲笑うような表情をして煽ってきた星導に少し苛立ちながらも軽く返事を返して風呂場へと向かう。
風呂から上がって ドライヤーで髪の毛を乾かしたあと、星導に風呂から上がったことを伝えようと部屋へと向かう。だが星導の部屋と立ち入り禁止と言い渡された部屋が見事なことに隣り合わせだったことにより、俺は数分葛藤中。普通にノックすればいいだろうと思いつつも何かのゲーム最中でそれを遮る訳にもいかない、とアホみたいな考えをしてから神頼みで選んで部屋に凸ろう。と浅はかな考えをしてしまい、右の部屋のドアノブを手に取る。
ガチャリ 、と音を立ててドアが開かれる。この時は気付きもしなかった、そこは「 絶対に立ち入り禁止 」と言われていた部屋だったことに
部屋の中に窓は無かったからか、もしくはカーテンによって外の光が完全に遮断されているのか部屋の中は真っ暗だった。
スマホを開いてライトを付けると俺は恐怖でその場から脚が動かなくなった。部屋中には俺の盗撮であろう写真が何百、何千枚も壁に貼り付けられていたり突然無くなったと思っていた服や下着などが床に落ちていたりと脳からは「 逃げろ 」と警報がなっているけれど体は言うことが聞かず一ミリも動かない。すると肩に誰かの手が乗る。
︎︎ 星導だった
hsrb「 あーあ、絶対入っちゃダメって言ったのに。なんで守ってくれないんですか? 」
kyng「 っちが、これは 」
hsrb「 何が違うの?約束守ってないじゃん。
︎︎ バレちゃったじゃんか、ストーカーしてたの俺だって 」
kyng「 っは 、… 」
理解が追いつかない中、やっと理解したと思うとゾワゾワと鳥肌が立つ。逃げようにも逃げられない状況になり、俺はただただ固まって荒い呼吸をし続けるだけになってしまった。
hsrb「 もうバレたら仕方ないですよね 」
kyng「 っ “ … ぃ、 」
ぐるりと視界が回り、背中にはひんやりとした感触が伝わる。そして目を開くと星導の顔が暗いのにも関わらずよく見える。瞳孔が見たこともない♡の形になっていた。そしてようやく気づいた頃にはもう遅く、恐怖で力が抜けて知ったからか 思うように体が動かず抵抗ができなかった。
hsrb「 お仕置、しなきゃね? ♡ 」
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