コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
百合:またあなた達ですか… 日下部さん
日下部:いやぁ~名前を覚えてもらえるなんて光
栄だねぇ〜
百合:今日はなんのようですか?僕忙しいのです
が
日下部:わかってるだろ!日下部プロに入ってく
れないかって話
百合:何度も言っていますが僕は入る気は早々あ
りません。お引取りください
日下部:デッも〜ここの花屋今年度中に潰れるっ
て話だけどねぇ〜
百合:は?
日下部:あれっ?聞いてなかったのかなぁ
ここ今年度中に潰れるって話
百合:嘘…でしょ…
百合は日下部の胸ぐらを掴み
百合:デタラメを言うな!!!!!それも僕をプロに入れる作戦なんだろう!
日下部:そんなことない そんなことないすべて事実さ
百合は膝から崩れ落ち何も言えなくなっていた
するとそこへ
?:おい!百合くんに何してんだお前!
日下部:ん?君誰?
百合:海斗…くん…
海斗:藤沢海斗 ここの常連。
日下部:あぁ藤沢ってあの会社の…確か君のお母さん病気だったよね。
海斗:は?なんで…
日下部:簡単だよ…情報を集めるなんて…
あっ!そ、う、だ!君たちがアイドルになって日下部プロに入るって言うんならどちらも助けてあげるよ。
百合・海斗:は!?
日下部:その代わり僕の話はちゃんと聞いてね
で?どうする やる?
百合:海斗くん
海斗:やる やってやるよ
百合:海斗くん!?やるって本気!?
海斗:百合くんもお願いします!母さんを救うためなんだ
百合:……………… わかったやるよ その代わり
花屋を助けろよ
日下部:そうこなくっちゃ…じゃあ今日の夜
日下部プロまで来てね 書類の手続きしちゃうから よっろしっくねぇ〜!
ご機嫌な日下部を見送ったあと
百合:海斗くん… 本当に良かったの?
海斗:男に二言はねぇ 母さんを救うためなんだ
百合:……………………
海斗:じゃあ俺行くね
百合:あぁ また夜にね
海斗と別れたあとも仕事を続けていた百合だが
どちらも信じられなかった この大好きな花屋が
潰れてしまうなんて 百合は首を横に振った
百合(心):考えんのはやめよう とりあえず交渉には踏み切った ……………ここを救うためなら僕は…
ふと百合が時間を見ると… 七時半
百合:やばっ!遅れるとまずいよな 早く行かなきゃ
百合は海斗とともに日下部プロに向かうのであった…
NEXT…