「ま、待ってくださいよ…!」
「だ〜め♡待たないよ♡」
既にほとんどの衣服を脱がされていたイギリス。
フランスがイギリスの下着に手を伸ばすと、イギリスは本格的に焦り始めた。
「謝ります…あやまりますからっ!」
「うん、許さない♡ほら、手どけて?」
「そ、そんな…!」
謝罪が通用しないことを悟ったイギリス。
何とか必死に暴れて、フランスの不埒な手を阻む。
「手どけろって…」
「は、離してくださいっ!」
顔をしかめたフランスが、イギリスの腕をまとめて、頭の上でシーツに縫いつける。
これはもう、逃げられない。
観念したイギリスは、目に涙を浮かべて叫んだ。
「──わ、私、初めてなんですよ!?」
「ふふ…それは良かった♡」
イギリスは恥ずかしさに耳まで赤くなった。
一方のフランスは、心底嬉しそうに微笑む。
「はあッッッ!?初体験がボトムなんて、絶対嫌です!」
「変な虫を追い払った甲斐があったな〜」
なぜイギリスが童貞なのか。
理由は簡単、フランスが色々と工作したのである。
「今日はいっぱい教えてあげるね♡」
「死んでも嫌で──んんッ!?」
フランスは泣き叫ぶイギリスの口を塞いだ。
唇に感じた初めての感触に、イギリスは目を丸くする。
「ぅんッ…んッ……ふ、」
ついばむような軽いキスでさえ、初心なイギリスは精一杯。
しかしフランスは、更に深い接吻を試みる。
「んッ!?んんん〜ッ…!」
イギリスの下唇を軽く喰むと、イギリスは驚いて口を開いた。
その隙に、フランスの舌は、イギリスの口内に侵入する。
「くちゅ…♡レロッ…ッ♡ちゅぅッ…♡」
「ふぁ…はッ、…んッ……ん、ンンッ!」
息が続かない。
イギリスの頭は、次第にぼんやりしてきた。
「んッ…むむッ…!………ん…ふ…」
イギリスの頬に、生理的な涙が伝い落ちる。
息の荒いイギリスを見て、ようやくフランスは唇を離した。
「ぷはッ!はぁッ、はぁッ…!し、ぬ…ッ」
「Lesson1, キスの時は鼻呼吸♡」
さあ、やってみよう!
明るく言うフランスに、イギリスはふざけるな!と叫ぼうとして、唇を塞がれた。
「は…ッ♡ふ、ぁ…♡んぅ…ッ♡」
上顎を舌でなぞられて、イギリスは、腰のあたりがゾクゾクと震えるのを感じた。
舌を絡めているだけなのに、気持ちが良くてふわふわする。
「ふ、………はぁッ…♡」
「よくできました〜♡」
二人の口の間に、銀の糸がかかって、ぷつりと切れた。
息を整えるイギリス。
しかし、必死なイギリスを、フランスは更に翻弄する。
「はぁ…ッ、はぁ…ッ──やぁんッ♡」
「かわいい声♡」
フランスは、すり…と指の腹で、イギリスの胸の突起を擦る。
「やッ♡どこさわって…ッ!ぅあッ♡」
「Lesson2, 乳首は性感帯♡」
押しつぶしたり、摘んだり。
「あぅッ♡…ぃ゛ッ♡やぁ…ッ♡」
「グリグリが好き?それともキュって摘まれたい?」
「どっちも…ぃやですッ…ぁ゛ッ♡」
「なるほど、どっちもか〜♡欲張りさん♡」
「ちがッ!…くぅッ♡」
優しく撫でたり、爪で引っ掻いてみたり。
「カリカリしてみようか♡」
「はぅッ♡ぅうッ♡…かゆ、ぃッ…♡」
「これ好きなんだ?」
「きら…ぃ♡」
最後に、フランスはイギリスの胸に顔を寄せた。
「んぅッ!?やぁッ♡なめるなぁッ…♡」
「舐めるのと指で弄るの、どっちがイイ?」
右を舌で虐めてやり、左を爪でカリカリと引っ掻いてやる。
フランスは、イギリスの胸に顔を埋めながら、そう問いかけた。
「なんか…へんッ♡…おかしッ♡」
「Lesson3, おかしいんじゃなくて、気持ちいいだけ♡」
その後も、フランスはイギリスの全身を愛撫する。
耳を舐め、背をなぞり、脇をくすぐり、臍に指を突っ込んでみる。
「あひゃッ♡ぅあ…♡んんんッ!!」
その度に、イギリスは面白いくらい反応した。
愉しくなったフランスは、イギリスを虐め倒してしまう。
その結果。
「ぁ…?ふ…ぁ♡…んぅ?んんッ…♡??」
「あはッ…やば…♡」
くったりと力の抜けたイギリスは、焦点の定まらない目で、フランスを見あげている。
その姿に、フランスは、己の加虐心が掻き立てられるのを感じた。
「とっとと準備終わらせちゃおうか♡」
「え…?」
「Lesson4, 大人遊びにはお尻を使う♡」
潤滑油を指にまとわせたフランスは、イギリスの後孔に手を添える。
そして。
「───ぁぁぁあああ゛ッ!?!?」
「Lesson5, 力を抜いて?」
ありえない刺激に、イギリスが目を見開いた。
異物を感知したイギリスのナカが、フランスの指を押し出すように収縮する。
「ちゅ、ふ…♡ん♡」
「ふぁ…んんッ♡」
フランスは、イギリスの口内に舌を這わせる。
慣れてきたのか、イギリスもおずおずと舌を差し出した。
「おっと…はっけ〜ん♡」
しばらくイギリスのナカを探索していたフランスは、ある一点を見つけると、ニンマリと笑う。
「んん…ぅ〜ッ……んぅ…」
後ろの違和感に苦しんでいたイギリスは、次の瞬間、ハッと息を呑んだ。
「Lesson6, 前立腺は、ここ♡」
「や…ぁぁぁあああぁぁぁあああッッッ♡」
どぴゅっ!
訳もわからぬまま、イギリスは白を吐く。
「へ…なに…♡いまの…♡」
「中イキおめでとう♡前立腺、覚えてね♡」
ぐりッ
容赦なくフランスは、イギリスのしこりを押し込んだ。
「ぁ゛ッやぁッ!そこッ!やッ♡やめてッッ!」
「Lesson7, 達する時は、イくって言え♡」
言わないとやめてあげないよ♡
そんな言葉に、イギリスは必死で叫んだ。
「イ゛ッ♡ィくッ♡イきますッッッ♡♡」
「イっちゃえイっちゃえ〜♡」
「んッ♡んぁあああああッッッ〜〜〜♡♡」
そんなイギリスの努力も虚しく、フランスはイギリスの弱点を刺激し続ける。
「なんでッ♡言ったッ♡言ったからッ♡」
「うん、偉い偉い♡」
「なんでぇぇえええッッッ♡イきゅッッッ♡」
ぴゅっ♡ぴゅくッ♡
勢いのあった白濁も、連続絶頂させられて、ほぼ透明な液体になっている。
「も、ッやぁ…♡やめるぅ…ッはぁ…んッ♡」
達し続けたイギリスは、ぽろぽろと泣きながら、フランスに限界を訴える。
綺麗な肌は、自身の白濁でどろどろに汚れていた。
よだれと涙で顔はぐちゃぐちゃ。
「ふらんす…おねがッ…♡やめ…ッ」
そんな姿で、みっともなくフランスに懇願する。
しかし、イギリスには分からない。
それが、逆効果だということに。
「はぁ…ッ♡僕も、もう限界♡」
フランスは、テントを張った、自分のズボンに手をかける。
下履きごと、ズルっと引き下げた。
現れた怒張に、イギリスは言葉を失う。
「え…?おっきぃ…ッ」
イギリスの顔以上あるその一物に、彼は顔を真っ青にした。
「ぜんぜん…ちいさく、ない…」
皇帝が小さいなら、化身だって小さいはず。
そんな推測が、全く的外れであることに気づいたイギリス。
「Lesson8, 僕は小さくない♡」
ギラリと目を光らせるフランス。
イギリスは、無意識にベッドの上で後退りした。
「こら、逃げるな♡」
「う、嘘だ嘘だ嘘だッッッ!そんなの認めませんッッッ!」
しかし、イギリスのプライドは許さなかった。
フランスが、自分よりも遥かに大きい男だということを、認めなかった。認めたくなかった。
恐怖に震えるイギリスに、フランスはうっそりと微笑む。
「Lesson9, これが今から、君のナカに挿入るから」
──しっかり理解するんだよ♡
「ひ…ッいや…はいらない…ッ」
逃げようとするイギリスの手首を掴んで、フランスは孔に押し当てた。
「ひぁぁぁあああぁぁあ〜〜〜〜ッッッ♡♡♡イくッ♡イってるッ♡♡」
「きもちーッ♡」
突き入れるだけで、イギリスは海老反りして絶頂する。
イギリスの細い腰が、ガクガクと揺れた。
「かはッ…♡おなか…ッ…くるひッ♡」
「僕のカタチになってるね♡」
「ぁうッ♡いま、さわるの…ッらめッ♡」
フランスの大きすぎるそれは、イギリスの皮膚をも押し上げる。
ナカでボッコリと主張する自身を、フランスはスリスリと撫でた。
「そろそろ動くね♡」
「はぅッ♡むりですッ♡むりやからッ♡♡」
「せーの♡」
ぱんッッッ♡
水っぽい甘い破裂音。
イギリスは目をぐるんと回した。
「ぁ゛ッ♡イくッ♡んぅ゛〜〜〜〜〜ッ♡♡♡」
「やば…♡名器だ♡」
パンッパンパンッッッ♡♡
フランスを搾り取らんと喰らいつくイギリス。
そのナカに、フランスは虜になった。
「はッ♡可愛い♡アングルテールッ♡」
「ぁッ♡…ィ゛くッ♡…くるひ…ッ♡♡」
内臓を圧迫され、イギリスは苦しげなアヘ顔を晒した。
それでも、苦痛の中に、確かな快楽を見いだしているらしい。
トんでしまったイギリスの瞳には、ハートマークが浮かび上がっている。
「ふふッ♡初恋の相手が僕でごめんねッ♡」
「やッ♡いうな…ッ♡」
ぱちゅんぱちゅんッ!
フランスは、自分の凶器じみた肉棒を、イギリスに叩き込む。
「可愛い女の子と会えるかと思ったら、君が可愛い女の子になっちゃったね…ッ?」
「ちが…うッ♡あッ!イッ…〜〜ッ♡♡」
ぷしゃっ!ぷしゃぁ…ッ♡
イギリスは勢いよく潮を噴いた。
「ほらッ潮噴きしてるじゃんッ♡」
「ちがッ♡ちがうッッッ♡」
「アングルテール、君はもう女の子なんだよッ♡精液じゃなくて、潮を噴く女の子ッ♡」
とちゅッッッ♡とちゅんッッッ!
更に奥を責め立てるフランス。
イギリスは痙攣しながら絶頂する。
額の汗を拭ったフランスは、オスの顔で微笑む。
そして、メス顔を晒すイギリスに、甘い声で囁いた。
「Lesson10, 素直にメス堕ちを認めよう♡」
「や゛ぁ♡うぁ゛…♡メスじゃ、にゃいッ♡」
頑なに拒むイギリス。
そんなイギリスの腰を、フランスは抱え直した。
「──はッ、メスだろ」
「や゛ッ♡ぁ゛♡─────ぉ゛おおぉぉお゛おおおぉお゛ッ〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
結腸を貫かれたイギリス。
顎を反らし、舌を出して絶頂する。
ぷしゃっ…。
イギリスの陰茎からは、精液は一滴たりとも出ない。
代わりに飛び出した、透明な液体が、イギリスの顔まで飛来した。
「ふ…くッ♡」
「ぅあ゛ぁ!?やぁあ゛ぁあ゛ぁあ゛あぁぁああぁああぁぁッ〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡」
ビュルルルルルルッッッ!
フランスは、イギリスの最奥に、己の白濁を叩き込んだ。
「??♡♡?♡♡♡??」
キラキラキラ…。
イギリスの目の前に、沢山の星が散った。
視界は真っ白になり、脳が焼ききれそうな快楽を甘受する。
「はぁ…♡ヤバかったぁ…♡」
「ぅあッ♡」
前後不覚になったイギリスから、フランスはズルっと己を引き出した。
そして、アヘるイギリスを見下ろしながら言う。
「Lesson10, 素直にメス堕ちを認めよう♡」
「へぁ…♡めすおち…♡」
「言ってごらん?『私はフランス専用のメスで、フランスの巨根に敗北した、愚かな粗チンです♡』ってさ」
どうやらフランスは、イギリスに言われた言葉を、相当根に持っているらしい。
快感に馬鹿になった頭では、何も考えられない。
全身性感帯になったイギリスは、言われた通りに復唱する。
「ぁッ♡わたひはッ…フランスのメスでッ…愚かにゃ粗チンでひゅ…ッ♡」
イギリスは、堕ちた。
英国紳士としてのプライドも、フランスに対する競争心も、何もかも忘れていた。
「ふらんしゅ…ッ♡」
イギリスの青い瞳は快楽に溶けていた。
後孔から、どろりとフランスの精液が溢れる。
「は…ッ♡やっぱり、可愛いッ♡」
その余りにも扇情的な姿に、フランスは再び臨戦態勢となる。
ばちゅんッッッ!♡♡♡
「えぉ゛ッ♡なんでッ♡」
「アングルテールが可愛いのが悪い♡」
泣きわめくイギリスのナカにはめ込んで、フランスはイギリスの唇を喰らう。
行為は、丸一日経つまで続いた。
ありがとうございました。
今回は、勘違い舐めプしたイギリスさんが、ブチギレたフランスさんに分からせられる話でした。
されるみす様、リクエストにお応えできましたでしょうか…?
【ちょこっと解説】
ナポレオンのアレが小さいのは史実だそうです。
現在もアメリカ人女性が所有しているのだとか。
これは、死後にナポレオンを検視解剖したフランチェスコ・アントムマルキが摘発したものです。
保存状態が悪く、オークション出展時は2.5 〜3センチだったそう…。
彼が存命中も、ナポレオンの妻ジョセフィーヌの手紙が、ひょんなことからイギリスに流出。
イギリスでは新聞の号外が発行されて、散々嘲笑されたと聞きました。可愛っ!可愛すぎますわ!
これは史料が見つけられなかったので、もしかしたらデマかもしれません…。
『息子』に劣等感を抱く男性は攻撃性が高い、という迷信を、ナポレオン・コンプレックスと言うそうです。
ひとらーさんもナポレオン・コンプレックスだったとされていますわね…。
さて、英仏が文通時に使っていた 偽名は、『エドワード』と『イザベラ』。
元ネタは、1307年に即位したイングランド王エドワード二世と、フランス人の妻イザベラ・オブ・フランスでした。
英仏の王家の血が混ざった瞬間…イイですわ♡
エドワード二世は最終的にイザベラに殺されてますが…。
されるみす様、リクエストありがとうございました!
リクエストまだまだ募集中です。
よろしくお願いいたします。
基本的に、土曜日に公開していきますわ。
それでは、ごきげんよう。
コメント
8件
ぐへっ、じんせいに、くいなし、、ごへっ、(吐血
あれ?おかしいな、、もう3回くらいこれリピートしてる気がする。(コメント失礼します)
スゥー、、ド性癖すぎて最高なんだが?(訳:神)