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「ふぁ〜!眠い」
あくびした
「撮影やっと終わったー!!」
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私はアイドルだ。今日はファッションモデルとして撮影した。
ファッション雑誌に載る撮影をした。
時刻は大体11時。
「おはよー!」
走ってきた人物を受け止めた。
「やっと撮影終わったよ。会いたかった〜!!」
「きらら!!」
「おはよう!愛梨!」
「李亜もおはようだね。李亜は撮影終わったの?」
「ちょうど今終わったとこね。だから私はこっち来たのよ」
「そうだね。ちょうどボクも今終わった」
「いいから!いい加減離れて!!」
そういうときららが離れてくれた。
「そろそろ学校行かないとやばいじゃん!」
スタッフさんが愛梨のそばにやって来て放課後も打ち合わせがあるから来るようにって言われた。
愛梨は露骨にしかめた。疲れてるのにまた来なきゃいけないことに面倒だなぁと思ってしまった
愛梨は嫌そうにしながらも仕事だししょうがないと思い渋々頷いた。
私たちは学校に向かって出発した。
きららと李亜は素顔で登校している。そのため学校に芸能人がいることにファンや生徒が集まってきて人だかりができる。
きららは、甘えん坊だけど芸能人として振る舞って、目立つことは大好き。
また李亜に至っては、クールでしっかり者で芸能人として才能もある。このボクが言うんだし、問題ない!!
けど、目立つことは嫌いだし苦手。それは私も同じ。だから私は、変装をしている。いつも路上で話しかけられると私に助けを求めるし嫌そうな顔してる。そこはちょっとお茶目!変装は居心地悪いしありのままの姿が好きだからって嫌がるし変装はしない
私は小学生の頃にデビューした。
私は必死で努力し、いつの間にか才能が身につき伝説と呼ばれる程のアイドルになっていた。
でも楽しかった。
だから楽しい日常が壊れる日がやってくるなんて、私の人生が一変することに気づきもしなかった