前回のあらすじ:おじさん三人、盛大にスベる。
盛大にスベった三人は、誰に責任を押し付けようかと思考していた。
だが、救いはあったようだ。
四人「眷属…討伐し隊?」
忍「そう…嬢ちゃん達とは違って…おじさん達はバグウイルス…だっけか?それよりも怖い奴らを倒す為に頑張ってるんだぞ!(本職のお前が言うな)」
霊「あぁ、儂らは…えっと…何と言うのだ、玄爾よ…」
玄「い、いわば…その…そういう専門のハンターって訳だな!」
しかし、何かを忘れていることに気づく。自己紹介だ。
何を言うべきか迷う三人に、少女達は変身を解除しながら自己紹介していく。
🌸「あたしは絆まなみ、よろしくな!」
⭐「私はひかりって言います!」
🌊「私はしずくです。宜しくおねがいしますね。」
🍁「やあみは、やあみ!おじさん達、とってもつよい!」
🌸「おじさん達はなんて言う名前なんだ?」
忍「あ、あぁ…俺は影潜忍(かげひそ しのぶ)。おじさんって呼んでも構わんが…」
玄「玄爾(げんじ)。覚えてる名前がこれだったんだよ。」
霊「儂は霊巌(れいがん)と申そう。まぁ、この二人よりかは大分老いてはおるが…宜しく頼むぞ。」
🍁「じゃあ、おじーさんなのか?」
霊「まぁ、そうとも呼んでくれて構わぬぞ。」
忍「とにかく、嬢ちゃん達に事情説明するか。」
〜スーパー事情説明タイム〜
🌸「つまり…おじさん達はその眷属って言うモンスターを追いかけていたんだな!」
⭐「それでここに迷い込んだ…って事なのかな?」
玄「それに、ここの事は全く分からなくてな。」
🌊「そういえばさっき、バグウイルスが更に強くなったけど…何か関係があるんですか?」
忍「あぁ…人みたいな形をしてただろ?」
「あの人みたいな形の奴が俺達が探している眷属だ。」
🍁「眷属、バグウイルスよりこわいの?」
霊「ふむ、怖いと言えばそうだろう。何故なら、元は人間と聞く。」
🌸⭐🌊🍁「人間!?」
忍「あぁ…シリウスとセバスチャンって言う吸血鬼が人間を眷属に変えてる。」
🌸「き、吸血鬼…それは怖いな…」
🌊「まさか本当に居るなんて…」
⭐🍁「=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)ᵎᵎᵎヒィ…………」
玄「ともかく、俺でもここが別世界って事は…ん?待てよ?」
「俺達は帰れるのか?」
忍「うわそれマズいぞ!?黄龍の奴が心配だ…」
霊「む…呑む酒が足りるだろうか…」
玄「でもラッキー!俺は追っかけられずに済むぜ!」
🌊「そ、その追いかけられるって…?」
玄「あ~…説明するとガチで長くなるし…夜寝れなくなるかもだぞ?」
🍁「怖い?やあみ、怖いのやだ!」
🌸「じゃあ、あたし達が案内してあげるよ!」
忍、霊、玄「なんだって!?」
と言うこともあり、忍達はユニバースターを案内される。
色んな人達や、建物があった。しかし、忍達の目を引いたのは…
忍「なぁ、なんであそこはずっと暗いまんまだ?」
霊「あぁ、あそこだと眷属達が出没してもおかしく無かろうに…」
⭐「あ、あそこは…」
どうやら、あれはずっと夜のままの街らしい。何故夜のままなのか。
その理由を知るには後になりそうだ。しかし、どこか強者が居る気配もした。
玄「で、あれが城…浮かんでね!?」
どうにか城に案内され、忍達はキングコメット達と対面し、ゲムヒロによる事情説明がなされる。
忍「つまりは帰る方法が分からなくてだな…」
👸「そうでしたか…でしたら、しばらくはこちらに居た方が良いでしょう。」
🫅「だけど、折角だから彼女達に協力してみてはどうだ?」
霊「協力…とな?」玄「報酬でメシはくれるよな?」
忍「二人共…まぁまぁ落ち着けって…」
「俺達に頼むと、高くつくけどいいのか?(本業発揮)」
霊「済まない、小童(子供達)と共に先に退いても良いか?」
🫅「あ、あぁ…とりあえず近くの部屋で待っててくれればいい…」
⭐「ど、どうして先なんですか?」
玄「いや…大人には大人の話ってのがあってだな…」
─忍が交渉する中、一方その頃…─
シ「はぁ…眷属が居た場所にどうにか辿り着けたっぽいね…」
セ「ですが…ここは夜なのか全く分かりませんね。」
シリウス達もどうやらユニバースターにたどり着いたみたいだ。
目的はユニバースターへ迷い込んだ眷属の回収のためである。
セ「殿下、ここは一人の子供としてここに潜入致しましょう。」
シ「あぁ、どうやらここは色んなところから人が逃げてきたと聞くから…」
「変装してもバレなさそうだが。」
─視点は戻り、忍は話を終えた…─
忍「まぁ、帰れるようになるまで嬢ちゃん達に協力するって事になった。」
「玄爾、お前のメシもあるし…爺さんの酒もある。」
玄「それならやる気出る。おかわりアリだよな?」忍「アリだと思うが…」
霊「まぁ、しばらくは儂も困らんから助かるわい…」
🌸「それじゃあ…おじさん達も改めて宜しくな!」
🌊「結構強そうですし、しばらくは戦いも有利になりそう…」
🍁「でも、やあみ達も…おじさん達にみたいに、がんばる!」
忍「んじゃ、しばらく世話になる。」
忍達はしばらくまなみ達が通う学校の寮に泊まらせて貰うこととなった。
三人で一つの部屋を共有する形かつ、特別に制服まで着ることとなるが…
玄「ちっ、こう言うのはやっぱ慣れねぇ…(相変わらず上着を肩に掛けてる)」
忍「60にもなって、こんな服着るのは本当久しぶりだ…」
「爺さん、制服は着れるか?」
霊「す、すまぬ…全くもって上手く着付けなくてな…(※ずっと着物しか着てなかった)」
忍&玄「どうしてだよ!!?」
だが、次の日に待ち受けるのは…とてつもなく混沌とした日常と謎の刺客たちだった…
─夜、ユニバースターの街中にて。─
?「ふむ、此度は拙者達が此の星を奪わんとする機会…絶対に逃してはならぬ。」
?「…しかし、どうする。狙いの老兵共と此の星で一番強いだろう娘達と合力しているが。」
?「オロチ殿、ここはおいどんが行くでごわす」
?「駄目だベンケイ殿、此度は拙者が先に出陣させて頂く。」
?「…なら、此の星の者達の血の色を見てこい。色次第では私が拙が行ってやらん事もない。」
?「では…オロチ殿、無事に帰ってくるでごわす。おいどん達は絶対にこの星を手に入れて…」
?「拙者達を忘れた者共に…」
?「…忘れられてしまった我々の歴史を植え付けてやる。」
─ユニバースターは楽しいなの巻・終─
─次・転校生と大蛇忍者の巻─
コメント
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続き来ましたね!
投稿ありがとうございますm(_ _)m!これからあの二人も出てくるのかな?楽しみ!