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遥
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5. 阿部side
前回のお話の阿部ちゃん視点です!!
※SnowManBL、キャラ崩壊あり
💚×🖤
阿部side
(帰り道、隣を歩きながら)
目)今日さ、ちょっと寒くない?
何気ない声に
阿)•••そう?
って笑ってみせた。
本当は
少し前から
気づいてた。
僕といる君が
少しずつ
無理をするようになっていたこと。
違う。
無理をさせてたのは
僕のほうだった**。**
僕を光らせて
君を曇らせた
その言葉が
こんなにも
しっくりくるなんて思わなかった**。**
目)最近、無理してない?
そう聞いてくれたとき
少しだけ
全部言ってしまいそうになった。
でも
言えなかった。
阿)してないよ、大丈夫
そうやって
笑うしかなかった。
だって
ここで本音を言ったら
この関係は
終わってしまう気がしたから。
目)俺といて、楽しい?
その一言に
胸がぎゅっとなった。
少しだけ
間が空いてしまったのは
嘘をつく準備をしていたから。
阿)…楽しいよ
本当は
楽しいだけじゃなかった。
苦しくて。
でも
それ以上に
好きで。
どうすればいいか
分からなかった。
一緒に居るほど
君はまっすぐで
優しくて。
だからこそ
僕の中の“足りなさ”が
どんどん大きくなっていった。
この恋に僕らの夢をのせるのは重荷すぎたかな
(最後に会った日)
阿)…そろそろ帰るね
いつも通りの言葉。
でも
その一歩が
戻れなくなる一歩だって
分かってた。
阿)また連絡するね
しないくせに
そんなことを言った。
目)うん、待ってる
そう返してくれた声が
優しすぎて
余計に苦しかった。
振り返らなかった。
振り返ったら
戻ってしまうから。
本当は
ちゃんと
言うべきだった。
「さよなら」も
君を忘れる方法も
誰かを愛する方法も。
全部
ちゃんと伝えてから
離れるべきだったのに。
でも
そんなこと
本当は
君に知ってほしくなかった。
僕じゃない誰かで
君が幸せになる方法なんて。
知りたくなかった。
時間が経って
少しだけ
君のいない日常にも慣れてきて。
それでも
ふとした瞬間に
思い出してしまう。
あのときのめめの声も
表情も
何気ない会話も。
「またね」って言った自分の声が
一番
頭から離れない。
きっと
僕は
間違えた。
でも
あのときは
あれが
精一杯だった。
君と過ごした時間は
全部
本物で。
逃げたのは
僕のほうなのに。
それでも
この恋を
後悔だとは
思いたくない。
もし
名前をつけるなら
きっと
同じ言葉を選ぶ。
「ありがとう」
この恋に僕が名前をつけるならそれは
「ありがとう」
RADWIMPS 『 me me she 』