KURAGEさんのイラストーリー書かせて頂きました!
許可下さりありがとうございます!
原型も残ってない気がしますが…。すみません。
⚠️注意⚠️⚠️注意⚠️⚠️注意⚠️⚠️注意⚠️
ナチ日帝・NL・死ネタ・バッドエンド
⚠️注意⚠️⚠️注意⚠️⚠️注意⚠️⚠️注意⚠️
地雷の方はブラウザバック!
それではどうぞ!
先日、とある不思議な代物を秘密裏に手に入れた。今の私達には絶対に必要だろうと思い、今日、その片割れを渡すことにした。
ナチス「日帝。」
日帝「!」
日帝「先輩!✨️何か御用ですか?」ニコ
日帝を見つけ後ろから呼び止めると、日帝を護るように覆う、厳格な雰囲気から思わず此方も和んでしまうような雰囲気に変わる。この気の緩みも、今だけは許して欲しい。
ナチス「少し良いだろうか?」
日帝「構いませんよ!」
ナチス「また、暫く会えなくなるから。何時でも思い出せるようにと、このプレゼントを受け取ってくれないか?」
そして、プレゼントを渡すと、日帝は少し驚いた表情をしている。
日帝「ペンダントですか..!」
ナチス「あゝ、そうだ。」
日帝(綺麗な紅色..)
日帝「ありがとうございます。大切にしますね。」
ナチス「はは、そうか..!」
私は片手に持っている撫子色のペンダントを握り締めた。
このペンダントの光は想い人の命を表す。この光が消えた時、相手はもう…。
この先、日帝の持っている紅色の光が消えようと、私の持っている撫子色のペンダントの光が消えないでくれれば、どれだけ良い結末なのだろうか。
ナチス「じゃあ、私はこれで。」
日帝「はい…。」
控えめに手を振る日帝に軽く手を振り返し、私は日帝の館を後にした。
日帝「….。」
日帝(まるで…)
貰ったペンダントは、何処か安心できる力を持っているようだ。
日帝(先輩みたい…。)
一度思うと、そうにしか思えなくなる。先輩から折角貰えたペンダント。嬉しくて舞い上がってしまいそう。
日帝(何時も持ち歩こう♪)
これからまた先輩に会えるのは何時になるか分からない。だから、ペンダントを先輩の命だと思って大事にしよう。
私はペンダントを抱き締めて左の胸ポケットに仕舞った。
(大戦末期)
日帝「はぁッ..はぁッ…」
ぽたり、ぽたりと、頭から軍服へと血が落ち、深緑の軍服に朱の水玉模様を付けていく。ずきずきと痛む全身を見てある程度の怪我を確認する。
日帝(左の脇腹を撃たれた…。砲弾の欠片に当たって頭と左肩からも出血してる…。)
この出血量じゃ、もう直ぐで私は死ぬ。死ぬと分かっても、何故か悲しさや怒り、焦りが湧いてくる事は無い。私にこんなゆっくりな死が訪れるとは。
ぼう、と今にも消えそうな意識を奮い立たせ、先輩は今頃どうなっているのだろうかと考える。
日帝「?」
ふと、左の胸ポケットが紅い光を透かしている事に気付く。
日帝(何か…入れてたっけ…。)
失血と痛みで震える手を動かして中を探ると、何か固いものに触れた。慎重に取り出してみる。
日帝「あ…..。」
日帝(あの時、先輩に貰ったペンダントだ…)
不意に涙が溢れ落ちる。
日帝(良かった…。先輩 まだ…。)
嬉しさから、貰った時のようにペンダントを握り締める。
日帝(生きてる…)
ナチス「はぁッ….はぁッ……」
戦闘に一段落着いた頃、胸騒ぎがして、ペンダントを入れていた胸ポケットを探る。
ナチス(日帝に、何か良くない事が起こっている気がする…。)
ペンダントはまだ仄かに輝いている。
安心して、胸ポケットに戻そうとした時、
嘘だ。
頭から冷水を掛けられた様な感覚がした。
ナチス「日帝…?」
嘘だ嘘だ嘘だ。視界が涙で歪む。見間違いであって欲しい。ペンダントを力一杯握り締め、また開いて見るも、変わらず、そこにあるのは光の失ったペンダント。
ナチス「はぁッ….はぁッ….」
そうだ。こんな物。もう、意味が無い。
私は光の消え、色の濁ったペンダントを投げ捨て、最後の一発、弾丸が入った銃を自身の顬に押し当て、
ナチス「今、そっちに行くからな…。」
迷う事無く引き金を引いた。
end…
今回は書かせて頂きありがとうございました!
コメント
4件
めっちゃいいです……っ😭もう私が書きたかったものを全て書いてくださってます…!神様ですね!!最高です!!書いてくださりありがとうございますツツツツ!!めっっちゃ好きです!!(?)
貴方が書くナチ日帝尊過ぎて大好きです!もうめちゃくちゃ泣きました、、!泣きすぎて体の水分の70%は持ってかれました、、!