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前回の続き
思っていたよりL月民がいた…ということでいいんでしょうか?嬉しいです🥹
沢山の反応ありがとうございます😭
今回もまた長いです…前回手を抜きすぎました。今回はしっかり書けた気がします。
最後までよろしくお願いします🙇♂️🙇♂️
いつものごとくキャラ崩壊注意です。
手錠時代だけど手錠してません。
当社比結構甘いです。
今回も挿入れてないです。次回いれます。
やっぱL月は執着心×甘々が似合うなぁって思ったりするんですよ…
↓今回↓
♡喘ぎ
乳首責めなど
を含みます!
チクバンをしてからというもの、月は以前より充実した生活が送れるようになっていた。
着替えの時に胸が服に擦れることをきにしなくていいし、なにより絆創膏と服の隔たりが心地よく感じる。
(これなら普通に生活できそうだ…)
そう思っていた矢先だった。
「月くーん、最近冷たくないですか?」
竜崎、彼は昨日の月の淫らな姿を見てからというもの、いつ襲ってもいいように今か今かと機会を伺っている。
(…何を考えているんだコイツ。)
同時に、月も昨日の出来事を思い出し、引きつった表情でLの方へと向く。
「そうか?まぁ最近は捜査が忙しいからな。竜崎もそろそろやる気出せよ。」
月はあくまでも平然を装って答えた。
内心とても焦っていたが、上手く誤魔化せたと思う。それもそのはずチクバンなんてしてるのがバレたらひとたまりもない。せめて外してから…。でないと月は自身のこの無様な姿をさらけ出すことになる。それだけはどうしても避けたいことだった。
しかしその返事を聞いたLの目に、妖しげな色が宿る。
「そうですか…じゃあ月くん。私のやる気を出すの手伝ってくれますか?」
「…は?」
月は、ついさっき思い出してしまったことも相まって思わず素っ頓狂な声を出してしまった。
するとLはわざとらしく、
「ダメですか?あーそうですか。月くんは私に捜査協力して欲しくないんですね。ということはやはりあなたがキラなんですね。そうなんですね。」
と言う。
月は話の展開の速さについていけず、一旦止まれとLの両肩を掴む。
「待ってくれ竜崎。手伝わないなんて一言も言っていない。だいたい、お前が先々話を進めるのが悪いんだ。とにかく、手伝えることは手伝うから。あと僕はキラじゃない。」
月はLの圧に圧倒されながらも、なんとか目の前で拗ねるLを宥めさせることができた。
それを了承の言葉と受けとったLは、おもむろに口角を上げ、自然な流れで月を抱き上げる。
「は?」
あまりに自然な動きだったため反射すらできず、月はLの手中におさまった。
「おい竜崎…降ろせ!どこに連れていくつもりなんだ…!」
幸い、捜査本部にはLと月しか居なかったが、それでも今の状況は月にとってはかなり恥ずかしい状況だった。
手中で手足をばたつかせる月を横目に、Lが月を宥める。
「たまにはいいじゃないですか。それに…これからもっと恥ずかしいことするんですよ?」
月はその一言で思考が停止する。
「ぇ…あ…なにをするつもりなんだ…?」
まさか…と、後に続く言葉を探そうとしたがもう遅い。
Lの目が細められたかと思うと、直後、月の眼前にLの顔が迫る。
「なんだと思いますか?」
次の言葉を言おうとした時にはもう遅かった。
唇に触れる柔らかな感触。
次の瞬間には咥内に入り込む熱い物体。
「ぁっ、まっ、んぅ…ふぁっ」
無理な体勢でLからの愛を享受し続けた月の口の端からは、飲み込みきれなかったものがてらてらと輝き、垂れている。
「もっ、くるし…、っ、んぁ…」
未だ月の咥内を蹂躙し続けるLの舌は、手加減というものを知らずさらに奥の方まで入り込もうとする。
くちゅくちゅと卑猥な音が響き、月はもう限界だった。
もう無理だ、とLの胸板をめいっぱいの力で叩き、何とか顔を離すことが出来た。
唇が離れる瞬間、銀色のつうとのびた糸がぷつんと切れ、月はもどかしく思い顔をゆがめてしまう。
(最悪だ…)
Lは月のそんな様子を扇情的に思い、黒い感情が湧き上がるのを感じた。
(ああ…私のものにしてしまいたい…)
Lは自分の理性が保ってくれることを信じ、
すっかり蕩けきってしまった月を愛おしそうに抱え、捜査本部を後にした。
しばらくして、見慣れた天井と心地のいい暖かさに包まれながら月は目を開ける。
(まさか寝てしまっていた…?)
こころなしか、先程よりも部屋に入る光が弱まっている気がする。
(さっき…たしか竜崎に…?!)
感覚的にはついさっきの出来事が脳裏をよぎり、耳まで熱くなるのがわかる。
(と、とにかく時間を確認しないと…)
らしくなく慌ててしまった月は、誰がかけたか分からないシーツを剥いで起き上がろうとする。
すると、
「っ?!」
見れば背後から腰に腕が巻きついており、まるで逃がさないとでもいうように真っ黒な瞳がこちらを見据えていた。
「月くん、おはようございます。」
加え、今1番聞きたくなかった声がやけに鮮明に脳内に響く。
「っあぁ、おはよう…」
自分でもぎこちないことがわかっていたが、今の月にはそれで精一杯だった。
さっきの事といい、Lの低音ボイスといい、既に脳が正常な判断を拒み始めている。
そんなことを惚けていると、突然Lが月の腰をぐいっと引っ張り、再びシーツの中へ戻そうとする。
「ちょ、やめろよ竜崎…!」
後ろから離さないとでもいうように強く抱きしめられる。
月は拒もうとするが、存外Lの力が強かった。
抵抗してもLの腕はびくともせず、ただ一心に自身に対する執着だけが感じられた。
「酷いですよ月くん…ベッドに着いて早々寝てしまった挙句、今度はこっそり出ていこうとするなんて…」
悲しいです、とでもいいたげな声色で、耳元で囁かれる。
一瞬、月は腰が震える感覚がしたが無視をし、
「それはすまなかった…。って、いやお前が白昼堂々あんなことするからだろ…?!僕だって疲れてるから仕方がなかったんだ!」
と抗議をする。
が、Lはまるでなにか絶対的な自信があるかのように微動だにせず、ただ黙って、月の口が塞がるのを待った。
「…言いたいことはそれだけですか?」
空気が変わった。月はそう感じた。さっきまでの、どこか暖かさに包まれていた空間から一変し、妖しげな雰囲気に包まれる。
月は、次のLの行動を予見するために息を潜めていたが、その静寂はLの手によって破壊される。
「ひっ…?!」
全身に走るビリビリとした感覚。思わず腰が仰け反り、目元に生理的な涙が浮かぶ。何かがおかしい。まさか知らない間になにか仕込まれたのか?
わけもわからず頭を回転させる。するとその様子をおかしく思ったのか、Lがさもおもちゃを見つけた子供のように、愉快な声で
「月くん…昨日の姿、全て見ていましたよ?」
と告げる。
瞬間、思わずひゅっと声が漏れ出てしまい背中に大量の冷や汗をかいた。昨日の…嘘だ、嘘だと言ってくれ。とにかく今の状況を打開するために言葉を並べようとするも
「い、いや…あれはちが、っんうっ♡♡」
言い切る前に、強烈な刺激が与えられ思わず声が上ずってしまう。
見れば昨日絆創膏を貼ったそこに、あの忌々しい細い指が伸びていた。
服の上からとはいえ、逆にそれが擦れることで新たな快感を生み出している。
「んんっ♡…はぁっ♡まっ、て、♡♡」
制止の声をかけるが、その声さえも甘く変化する。その声を聞いたLが、そこへの刺激をさらに強めていく。
尖った部分を指の腹でスリスリと撫で、まわりを根元からきゅっと摘む。
「んぁあああっ♡♡♡ま、まてっ、♡ほんとに、っ…!♡♡」
全身にゾクゾクとした電流が走り、快楽が体を支配する。
「っ〜〜♡///」
果てかけたその時。
ピタッ
Lがスッと月の胸から手をどけ、先程の定位置に戻る。
「ぇ…」
続きを期待するかのような声を出してしまい、後悔する。
そして先程まで黙っていたLから
「どうしました?月くん。やめてと言われたのでやめただけですが。」
さも自分が悪くないような物言いで、白々しく弁明される。
それが今、この体の疼きが抑えられない月にとってあまりに悔しかった。
「お、まえ…散々人のことをからかって…」
与えられなくなった快楽と、もうどうすることも出来ない体の疼き、何よりLが触ってくれないことに寂しさを感じた月が、目元に涙を浮かべぽつりと呟く。
その反応を見たLの中で、何かがプツンと切れる。
「じゃあ月くん…何をして欲しいか言えますよね?」
Lは、私の嗜虐心を揺さぶるあなたが悪いんですよ、と言葉に圧を乗せて囁く。
びくっと面白いほどに肩が揺れ、月が言葉を探している様子が窺えた。
(ーー月くん…悩んでいますね。)
しかしLはそんな少しの間さえも楽しむかのように薄らと目を細める。
そしてーー。
「りゅ、ざき…。」
到頭、月の口からこぼれたか細い声に耳を傾ける。
「なんですか月くん。」
次の言葉を期待するように、けれども平然を装って月の口からそれが聞けるのを待つ。
「…さわって、ほしい…」
最後の部分はほぼ消え入りそうで、それでいて明らかな羞恥心を孕んだ声にLは思わずニヤつきが隠せなくなる。
(ここで更に追い打ちをかけたらどうなってしまうのだろうか。)
すぐにでも襲ってしまいたかったが、これ以上に堕ちてしまう月の姿を見てみたいという気持ちがLを支配する。
そしてLはひとつの妙案を思いつく。
「…竜崎…?」
いつまでも黙りこくっているLに違和感を覚えた月が、ふっと腕をのばし振り返ろうとるが、
「っ?!」
どこからか伸びてきたLの腕によってその動きが制される。
「うぁっ…」
直後、月の体が仰向けにされ、両の手首は頭上に固められた。
Lに見下ろされているという状況に、月は少なからず興奮を覚える。
黒く輝く眼光が月を見据え、近づいたかと思えば月の耳元で甘く囁かれる。
「触って欲しいんですね…ならココ、外さないといけませんね」
Lの顔ばかりに気を取られていたが、気づけばその手も月の胸元のそこ…既に存在を主張しているところに伸びていた。
「は…何言って…」
まさか本当に全て見られていたのか?絆創膏を貼ろうという言葉すら聞こえていたのか?
(…だとしたら…)
かぁっと羞恥心で耳元まで赤くなるのがわかる。月は、赤く染った情けない顔を見せないように顔を背ける。
そんな月にさらに追い打ちをかけるように
「月くん…自分で外せますよね?」
顎を掬われ、視線を逸らせなくしてから囁く。
どこまでも支配感に溢れる声は、今の月を蕩けさすには十分すぎるほど甘く、気づけば自身のシャツに手を伸ばしていた。
いつの間にか解放されていた両の手首。それすら気づかなかった自分に嫌気がさすも、
ぷち、ぷち、と月の(羞恥心による)死を宣告するカウントダウンのようにひとつひとつボタンを外していく。
「すごいですね…」
全てのボタンを外し終える頃には、既に月の理性は崩れかけていた。
(見られてしまった…)
絆創膏が貼られてあるそこをみて、改めて自分の情けない姿に涙がこぼれそうになる。
「んぁっ♡」
前触れもなく、Lが月のそこを指先で弾く。
「ひっ、♡〜〜〜っ////」
触れられる度に甘い声が漏れてしまう。
腰がびくびくと震えるが、決定的な快楽はまだ訪れない。
両方の手で、胸の先端を擦られる。くるくる、くりくりと優しく撫ぜられたらもうダメだった。
「りゅざき…っ♡//はずすから、っ♡♡や、っ♡//とめてっ♡」
これ以上はダメだと思い、月は自ら理性を手放す選択をする。
「ん…♡」
おそるおそる、貼られてあるそこに手をかけ外そうとする。
ペリッ…
「ひっ、ん///♡」
ああ、逃げ出したい。
Lの目線から逃げられないこと、情けない声を出したことがより月の羞恥心を煽る。
顔をのぞかせたそこはすっかり赤く染まり外気に晒されふるりと震え、一層月の艶っぽさを引き出す。
剥がれていく感覚さえも快楽として拾ってしまう自分の体が嫌になる。全く誰に開発されたんだか。
当の本人はその様子を努めて冷静に見つめている。
ぴっ、と音を立て、なんとか1枚目の絆創膏を外し終える。既に息も絶え絶えなのにこれがまだもう1枚もあるなんて。
ーーいっそのこと一気に剥がしてしまえば…
そうすればきっとここまでもどかしくならない。
そう覚悟してぎゅっと目を瞑る。
急に目を閉じた月の様子を不思議に思ったのだろう。Lは月の顔を覗き込み
「どうしました?月く…」
言い終える前に、月はそこに指をかけ勢いよく剥がした。
「っ〜〜///♡」
粘着物に引っ張られた胸の先に痛みとそれ以外の感覚が走り目尻に涙が浮かぶ。
「…よくできました。」
頭上から声がし、ぎゅっと閉じていた目を薄らと開く。
見上げるとそこには捕食者としての目をしたLがいた。
でも今の月にとってその視線はあまりにも刺激的でーー。
「はやく、っ♡さわって…♡///」
その言葉を合図に、Lは月の首元へ噛み付いた。
「…ぁっ//んぅ…♡//」
Lの香りがすごく近くで感じられる。
と同時に、指先で先端を執拗に弄られる。
くりくりと押しつぶされたかと思えば、きゅうと摘まれて引っ張られる。その度にじんじんとした快楽が体を支配し思考を蕩かす。
1度も触れられていない下は痛々しいほどに立ち上がっており、着たままの衣服を押し上げている。
「りゅ、っざきっ♡♡//」
未だ首元や胸元に赤い花を咲かせ続けているLは、ふっと顔を上げ
「どうしました?」
と白々しく聞いてくる。そっちだって反応してるくせに。
頭では考えられても上手く言語化することが出来ない。
だから最低限の言葉だけで伝えるーー。
「やだ…っ♡そこばっか、っ//♡や、ぁっ♡♡」
自分から腰を押し付けて、足を擦り合わせながら必死に訴えても目の前の男はそこへの刺激を止めない。
ただ黙って執拗に弄り続ける。
優しく撫であげたかと思えばぐりぐりと押し潰し、かりかりと爪先で引っ掻き、摘み上げる……。
「やぁっ♡♡やだっ///♡へん、ぁあっ♡♡///」
何故こんなにも手慣れているのか。不思議に思うほど的確で、確実に快楽の根源を突いてくる。
ひとつひとつの動きが腹の奥に熱を燻らせ、ついにはばちん、と弾ける感覚がした。
瞬間腰ががくがくと震え、胸だけでイかされてしまったことを自覚する。
目の前がちかちかと点滅し、頭の中がぱちぱちと弾けるような。
「ひっ、ぅ、うぅ」
「ら、月くん…!」
まさかLの手で、しかも胸でイかされるなんて思ってなくて、らしくなく泣いてしまう。
珍しくLが慌てた動きを見せ、少しだけ優越感に浸ったのもつかの間、次の瞬間にはキスの雨が降ってきた。
「ちょ……っふふ、くすぐったいよ竜崎…」
もしこれが精一杯の謝罪なら不器用なものだと思った。
「月くんがかわいすぎるからだめなんです…」
キスを落とすのに満足したのか、今度はLが月の首元に顔を埋め呟いた。
「…竜崎にしか、こんな姿見せないよ。」
大人気なく、拗ねているような態度を見せるLの頭を抱えながら、言葉を零す。
これは精一杯の照れでもあった。普段突き放すような態度をとっている代わりに、今だけ素直になろうとも思った。
「…月くん」
ふと顔を上げると、なにか愛おしいものを見つめるような瞳でLがこちらを見つめていた。
そしてLにされるがまま、顎を掬われ舌を絡め取られる。
ぐいと後頭部に手が回り、愛を確かめ合うように先程より深い口付けが施される。何度も向きを変え、互いを貪りあうように…
「っ、は、…」
息が続かなくなった月は、Lの胸元をトントンと叩く。
先程とは打って変わって、名残惜しそうではあるがLはすぐに顔を離す。
どちらのものとも区別がつかない唾液で濡れた月の唇は、どこまでも艶めかしくて美しかった。
「月くん…続きはお風呂に入ってからでもいいですか?」
ひょんなことを聞いてくるから流石の月も笑ってしまった。
「ははっ、竜崎、わざわざ聞いてくるなんて…意外と気遣いができるんだね。」
「意外だなんて酷いです。大切にしたい相手の気持ちは第一に尊重しますよ。」
とか言いつつ、今まで結構強引だったけどな、とはツッコまず、今はLの心遣いを受け入れた。
「うん…いいよ。続きはあがってからで。」
そう言い、月はLの口元に軽く触れてから部屋を後にした。
残されたLは、唇に残された柔らかな感触を思い出しふっと頬を緩める。
「…後悔しても知りませんよ。」
ぽつりと呟いてから、部屋を後に風呂へ向かう月を追った。
最後までありがとうございました!
一応投稿前に確認していますが、誤字脱字があれば申し訳ないです。
次はやっと風呂シチュですね…お待たせしました……。
もっと会話増やせばよかったなと後悔してます。
心理描写と会話部分の比率が難しいですね🤔
試行錯誤中ですのでまだまだ納得のいく小説は書けそうにないです。
今後ともよろしくお願いします(_ _*))