この作品はいかがでしたか?
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コメント
6件
最高でした!!ありがとうございます♡ 次を楽しみにしてます♪
投稿の方ありがとうございます💞 🦈👑のペアはとても大好きでこの作品を見た時一話を見た時点で最高でした。 今回もとても気になるところで切ってて続きがとても気になります👀✨ いいね、沢山頑張りました🔥 続き待ってます
お主もいいところで切りますなぁ… このカプのこのパロディまじ最高です🫶🏻 頑張ってコラボ書こうと思います。目指せ今月。(どうせ終わらん笑)
中学生に上がってからは、普通のセッ✘スもするようになった。
順番は違えど、お付き合いもすることとなり、安物ではあるが、お揃いのcolorもつけた。
そして離れ離れとなってしまった高校生活。
こさめは市内の学校へ、みこちゃんは市外の学校へと進んだ。
お互いに不安はいっぱいだが、なんやかんや上手くいってた。
みこちゃんの使う駅は、帰宅路の通り道でもあるし、帰りは毎日一緒に帰った。
そして、それは突然の事だった。
今日もいつも通りに駅前で待ち合わせをしていた。
🩵「みこちゃんおっそいなぁ……」
休みの時や、遅れる時はいつも連絡を入れてくれるはずが、今日は連絡が無い。
ましてや、こさめの方が駅に先に着くなんて、なかなかない。
🩵「まだ時間あるし、1回みこちゃんに電話掛けてみるか…」
「先に帰ったのかもしれないし…」
その後何度か電話をかけたが、出ることはなかった。
ここまで来ると心配が勝ってしまう。
🩵「…みこちゃん家、行くか……?」
少し不安になりながらも、彼の家へと歩を進めた。
in みことの家
ピンポンを押すと、聞き覚えのある声がした。
💛母「はーい?」
🩵「あ、こさめです!」
「みこちゃんって帰ってきてますか?」
💛母「あら、こさめくん?」
「みことならまだ帰ってきてないけれど……」
🩵「あ、そうなんですね!」
「ありがとうございます!!」
💛母「はーい!気を付けてね!」
どうやらまだ家に着いてないみたいだ。
🩵(おっかしいなぁ…いつもならもうとっくに帰ってる時間なのに…)
(もう1回連絡してみるか……)
不安を抱きながら連絡をしてみる。
だが、数分経っても連絡が返ってくることは無かった。
🩵(絶対おかしい……)
(あ…そうだ、Domの能力を使えば……)
Domには、Colorを付けているSubの居場所の大体がわかるという能力がある。
これを使ってみこちゃんの位置を予測しよう。
🩵「んん〜〜〜……」
集中して頭を働かせていると、まるでGPSでも見たかのように、みこちゃんの居場所が分かった気がした。
🩵「駅前………?」
まさに、さっきこさめが居た駅だった。
みこちゃんがいつも使っている駅には、細くて暗い道が沢山ある。
🩵「………もしかして、、」
嫌な予感がした。
とりあえず早くその場所まで行くことにした。
______________________________
もう既に日は沈み、辺りはほのかに街灯に照れされているだけだった。
🩵(みこちゃん……っ、どこにいるの…?)
またその場に立ち止まって、より正確な位置を見つける。
今度はさっきよりも鮮明に居場所が分かった。
🩵「ここは………」
みこちゃんがいる場所は、古い建物が多く建ち並び、街灯も人通りもあまり多くない細道だった。
🩵「…ッ急がないと、、!」
すぐにそこへと全速力で向かった。
?「………か………ぅ、は……」
?「………ッ……ぃ、!」
向こうからボソボソと声が聞こえる。
この奥から聞こえる声がみこちゃんであって欲しいが、そうであって欲しくないという想いが混じり合う。
🩵「……行こうっ、」
勇気を振り絞って駆け出した。
近付くにつれて、段々と声の鮮明さが増す。
そしてとうとう現場に到着した。
?「Subならできるよね…?」
「ほら、Kiss」【キスしろ】
💛「…ぅ、やぁッ……!」
?「早く。Kiss…」
🩵「待って、Stay。」【止まれ】
💛「ぅあ、、ッ……」
目の当たりにした光景が見るに堪えなくて、すぐさまCommandを出した。
?「あ゙?誰だよテメェ」
🩵「そっちこそ。何俺のに手出してんだよ…」
相手を最大限睨みつけて、胸ぐらを掴む。
こさめよりもダイナミクスが上の人は未だ見た事がない。
というか、いないという方が正しい。
?「……はッ、、」
🩵「こんなん…許されると思ってんのッ??!!」
思いっきり怒鳴りつけて、壁へ投げつける。
そして、胸ぐらを掴んでいた手を首へもっていく。
?「…ぐッッ……ぅ、はッ…なせッ…」
さすがにこの騒動に気付いた近隣の人がこさめたちを仲介する。
?「ねぇ、あれって……DomのDefense…?」
?「…ちょっと、!2人ともっ…落ち着いてッ!」
「とりあえず君は手を離して……それとGlareも抑えて……っ」
「奥にいる人、苦しんでるからッ…」
🩵「…………っ、?!」(離)
その言葉を聞いた瞬間に理性を取り戻した。
奥にいるみこちゃんの方に視線を向けると、多くの人に囲まれて見えなくなっていた。
🩵「…みこちゃんッ、、!!」
そう言って走り出した瞬間に腕を掴まれた。
?「待って、あの人は……」
🩵「……離してッ!!」
またも目から大量のGlareを出す。
?「………っ、、」(離)
ダイナミクスのレベルが高いほど、Glareで人を制圧する事が出来る。
それを活かして、強制的に手を離させる。
そして一目散にみこちゃんの元へ駆け寄る。
🩵「ここからは俺がみるので帰ってください…」
みこちゃんの周りにいる人間をGlareでどかして、すぐに抱きつく。
💛「……ゃ、め……ッ………」(泣)
弱々しい力で、抱擁を拒否する。
どうやらものすごく重度なSubdropになっているようだ。
🩵「みこちゃん、Good boy……」(撫)
何度か名前を呼んで褒めても、なかなか直ってくれない。
ダイナミクスのレベルが大きいほど重くなりがちだからだろうか。
💛「ゃ………だッ、ゃめ……て、、、っ」(泣)
🩵「………みこちゃん!!こさめだよっ…!!」
💛「ゃっ、、ぁっ……」(倒)
🩵「みこちゃッ…?!」
背中で大きく息を吸っていた彼は、そのまま息が整う前に倒れてしまった。
夜に流れる冷たい風が背中を刺すようにすり抜けてゆく。
そんな風に負けてしまうくらい、苦かったのだろうか。
🩵「…早く帰らなきゃ。」
後ろに乗せた彼は、ほんのりと熱くなっている気がした。
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inこさめ宅
🩵母「おかえり〜、、って……」
🩵「ちょっと忙しいから後にして。」
母の言葉も突き放して、自室へと向かう。
一刻も早くしないと、何かいけないような気がして。
そんな衝動に駆られながら歩を速める。
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in こさめの部屋
ボフっ……という音と共に、彼の表情はどんどんと歪んでゆく。
🩵「ちょっと待っててね、ちょっとだけだから。」
多分聞こえてないが、一応そっと声を掛ける。
いち早く準備をしなければ。
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再び居間に戻って、必要なものを揃える。
🩵母「ちょっと、一体誰を連れ込んできたの??」
「もしかして、あの子…?」
🩵「今はそんなのいいでしょ…?」
発言に反発して答える。
厳しい家庭にこんな言葉をかけたら、どうなるかは分かっている。
🩵母「はぁ…?ちょっとその口の利き方はないんじゃないの?」
「あ、ちょっと待ちなさい!!!」
でも、そんなの考える余裕もなくて
🩵(これと…これと…………)
ただひたすらに道具を揃えていた。
ガシッ…!!!
🩵母「待ちなさい、アンタ!!!」
「さすがに態度っていうものがあるでしょ!」
🩵「………離してッ!!」
🩵母「きゃッ…?!」(倒)
ついカッとなって、母を突き放してしまった。
🩵「…ぁ、ごめんなさいっ、、」
母を倒した罪悪感に押し潰されながらも、先を急いだ。
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in こさめの部屋
🩵「みこちゃんっ!!!」
焦ってつい、大声を出してしまった。
💛「……ぅ゙、、ッ……」(泣)
横になって寝ていた彼は、頭を抱えながら苦しそうに魘されていた。
🩵「みこちゃん…っ!起きて…?」
「起きないと苦しいままだよ……?」
かける声も虚しく、彼は唸り続ける。
このままだと苦しみ続けることになってしまう。
🩵「起きてよっ……みこちゃんっ…」
「こさめッ、、なにすれば起きてくれるのッ……」(泣)
体験した事がない物事に、自分も混乱してしまう。
自分がしっかりしないといけないのに。
🩵(恋人1人も守れない男なんて…っ……)
自分自身に嫌気がさす。
イライラする。
💛「………ぁ゙ッ、、ゅ……じてッ、…ッ」(泣)
「ぃ゙ッ……ゃ、ぁ゙ッ…………ッ、、」(苦)
恋人の変化にも気付かないくらいに。
ガチャッ……!!!
🩵母「…アンタッ、、こっち来なさいッ……」(掴)
🩵「やめてッ……!!」
「何回も言ってるでしょッ………」
「邪魔しないでッ!!!」
🩵母「違うッ、、アンタGlare出し過ぎなのよッ…!」
🩵「ッ…!!」
気付けばさっきと同じぐらいのGlareがみこちゃんの目の前で放出されていた。
🩵母「一旦この子は私がみるからッ……」
「アンタは違う部屋で頭冷やしてなさいッ!!」
そう言って今度は追い出されてしまった。
𝙉𝙚𝙭𝙩▷▷▷2000♡
投稿遅くなりすみません💦
♡多いですが、なかなか投稿できないもので…
勘弁してください…💦(((
いつかまたあげます!!