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侑メセン
信じられん。サムがゲイやったなんて、
信じとうない。しかも双子の兄の俺を好きになったなんて、そんなん、認めてもらえる訳無い。
俺は、寒い12月の外を、震えながら走った。サムから逃げへんと、捕まってまう。
さっき俺は、「好きや」って、片割れのサムから言われた。
悪戯かと思うたけど、本気やった。
俺は別にゲイとかやないし、ふつーに女が好きや。
でも、サムはそうやなかった。
双子でも、ちゃう所はある。
分かってた…、。
サムは怖い顔して追いかけてくる。
地味に俺より足速いんよ!ッ
このゴリラめ!💢
治メセン
ツムを追いかけとった、やって逃げるんやもん。
でも、さっきの怯えた顔、可愛かったなぁ❤︎
〈サムが、そんな奴やと思うてなかったッ〉
何でなん?ゲイなのが、何がそんなに可笑しいん?
人を好きになって、何が、可笑しいん?
この世の中は残酷だ。ゲイってだけで差別される。
「こんなんなるなら、好きにならんかったら良かったわ、」
せやけど、もう好きになってしもうたんのは仕方ない。
この気持ちを抑えることも出来へん。
俺は、走る足を止めた。
侑メセン
サムが止まった、どしたんやろ、。
でも、逃げなあかんッ、!
そうして振り向き、走ろうとしたその時…
《どんッ》
なにやらめちゃくちゃ怖そうな人とぶつかってしもうた、やばい、!謝らな、!
〈すんませんッ、!〉
あぁやばい、めちゃくちゃ怒っとる。
今日俺の首飛ばんかな?大丈夫か?
[ええよ、兄ちゃん。気にせんで。]
ほわ〜、とした笑顔で言うてくれた。
優し!やっぱ人は見た目で決めつけたらあかんな、
〈ありがとうございます!〉
俺はその後も走った。
ずっと、ずっと。
もう何時間走ったか分からんぐらい。
どこか分からん公園に着いた、
サムの姿も見えへんし、ここでちょっとだけ、休むか。
それにしても、人少なくて、不気味やな。
ベンチに座ったら急に眠気がやってきた、。
これだけ走れば疲れるに決まってる。
治メセン
「なんや、不気味な公園やな。」
ツムはこんなとこ、通ったんか?
一応見ておくか、とか思うて見てたら
見覚えのある金髪が呑気にベンチで
寝てよった。俺からあんなに必死に逃げてた癖に、こんな爆睡しよって。
まぁ好都合や。
俺はツムを背負って家に帰った。
いつまで寝とんねん。可愛ええけど。
家に着いたら俺達のベットに置いた。
やっぱり起きへん。
ちょっと心配になってくるぐらいや。
俺は気になって、さっきの公園を調べてみた。
「は、?ッ」
俺は息を飲んだ。
―――✂キリトリセン✂―――
見てくれてありがとうございました🙏
散々待たせましたが…、次!
🔞入れる予定です!
やってほしいプレイ…、ある方コメントへ!⬇️
それでは!次回でお会いしましょー!
おさあつじゃんけん じゃんけんポン!
私は✌を出したよ!
次回→♡20
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