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#魔法
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暗い 怖い 寒い 帰りたい
でも彩葉も頑張ったんだ…私も頑張んなきゃ
少し奥に進んでみる
目が慣れてきたのかさっきよりよく見える
…いや違う
何かが光っている
石だ
さっき彩葉が持っていたような石
少し触れてみる
何も起きない
絶対なんかなるやつだと思ったのに…
少しがっかりしながらも石をポケットに入れて外に出る
陽花里「あれ?」
周りを見渡しても彩葉と村長は居ない
それにさっきの場所とは一緒だけど何か違う
なんで?
陽花里「彩葉…?」
返事はない
ドッキリとか?
いや違う村長はともかく彩葉はそんなことしない
じゃあ何?
私の能力とか?
そんな気がする
私の能力はなんだろう?瞬間移動とか?
でも場所は一緒な気がする
てか一緒だ
葵「お姉ちゃん」
陽花里「え…?」
声のしたほうを見ると
小学ニ年生くらいの男の子が立っていた
陽花里「私?」
葵「うん!お姉ちゃんそこで何してるの?」
陽花里「あ…えっと…」
陽花里「…おさんぽとか?」
葵「とかって何?」
何が面白いのか知らないが男の子は笑っている
爽やかだ…眩しい
陽花里「僕は…」
葵「あおい!」
陽花里「葵くんね」
陽花里「葵くんは何してたの?」
葵「内緒!」
葵くんはニシシと笑う
陽花里「内緒か〜」
つられて私も笑顔になる
葵「お姉ちゃん暇なら一緒に遊ぼ〜!」
帰らないとだけど…
葵「ね〜いいでしょ〜」
ちょっとぐらい
陽花里「いいよ!遊ぼ」
葵くんは嬉しそうに笑っていた
陽花里「葵くんは何歳?」
手を繋いで歩きながら聞いてみる
葵「6歳!」
じゃあ小一だ実年齢より大きく見えるタイプらしい
陽花里「ここら辺に住んでるの?」
葵「ううん!旅行で来たの」
じゃあ保護者の方はどこにいるんだろう?
「葵~!」大きな声がして二人で一緒に振り返る
葵「パパ!」
「勝手に居なくなるなよ…」
どうやら葵くんは迷子だったようだ
葵「ごめんなさい…」
「無事なら良かった…」
葵くんのお父さん?はホッとしたように息を吐いた
「葵、この人は…?」
葵「遊んでたの」
「そうか、良かったな!」
葵「うん!」
「葵がお世話になりました。えっと…」
陽花里「陽花里です」
「陽花里さん」
陽花里「こちらこそ楽しかったです!」
葵「お姉ちゃんばいばーい」
爽やかな笑顔で葵くんが手を振っている
陽花里「ばいばい」
こうして嵐のように葵くん親子は去っていった
さっき葵くんと歩きながら村を観察してみて
なんとなく自分の能力がわかった
もう一度儀式の部屋まで戻る
目を閉じて深呼吸する
そしてポケットのなかにある石取り出してみる
儀式の部屋から出ると泣きそうな彩葉と村長がいた
彩葉「陽花里!」
彩葉「も〜遅いよ〜!」
陽花里「ごめんごめん」
やっぱり戻ってこれた…
村長「石をこっちに」
村長に石を渡す
村長「中山陽花里」
村長「君の能力は」
村長「時属性だ」
陽花里「時属性…」
思った通りだった
きっとさっきまでいた場所は過去か未来だろう
彩葉「お疲れ様!」
陽花里「うん!」
村長「お疲れ様、今日はもう帰りなさい。」
村長「これからのことはまた伝える」
あとこれは持って帰りなさい。そう言って村長は箱を差し出してきた
村長「石が入っている、あまり触らないようにな」
村長「特に陽花里」
陽花里「わかりました」
村長「気をつけて帰りなさい」
その日は疲れてたからか、
ベットにはいるとすぐに寝てしまった。