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翌朝——
弘人がソファで寝ていると、玄関のドアが閉まる音が聞こえて目が覚めた。
「ん…?」
薄っすらと目を開けると、みゆがちょうどリビングに入ってくるところだった。
(こんな朝早くから出かけてたのか…?)
弘人が体を起こすと、みゆは一瞬驚いた顔をしたが、すぐに笑顔に切り替わる。
「ひろくん、おはよう」
「おはよう…。どこか行ってたの?」
「早く目が覚めたから、少しお散歩してきたんだ。ついでに早朝から開いているパン屋さんでパン買ってきたんだけど、食べる?」
そう言って、パンが入っている紙袋を弘人に見せてくる。
「うん…。せっかくだし、食べようかな」
「じゃあ、コーヒーも淹れるね」
(昨日あんなことがあったのに、普通だな**********************
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