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暴力注意。めちゃくちゃユウマが可哀想です。病み表現あり
わんく
あぁ、俺が一番嫌な時間が来た。放課後。
「…来ました」
「チッ遅せぇよオカマ。」
「ごめんなさい」
オカマじゃねぇよ…
【バコッ】
「い゛ッ」
「お前〈男〉なんだろ?我慢しろよw 」
「ッ!はぃ…」
「はははwww」
俺の人格を侮辱し、殴り続ける最低なヤツら。お陰で俺の心も体もぼろぼろだ。
「今日はこのくらいで勘弁してやるよw」
幸いなことにコイツらは素手だからそこまで痣は残らねぇ。だがバットなんかを使う時はやべぇ。マキや姉貴にバレる可能性が高まる。
もうオッキーとかにはバレてるんだがな。
「はぁ~…ただいま~」
「あ!お兄ちゃん!おかえり~!」
「早くお風呂入ってきなさい。」
「ははwはいはい。入ってきますよ~」
この時間が1番幸せだ。俺らしく、いやワタシらしくいられる時間。そう考えるだけで涙が出てくる。お風呂に入っている時だけは1人でいられるから。お疲れ様って言える。ありがとうって言える。疲れたね(憑かれたね)って言える。
元々ワタシは女の子らしい顔だ。小さい頃から女の子だと勘違いされ続けた。妹だったり姉だったり。ハカも。周りは女の子ばかりだから。
変な目でも見られる。ワタシだって女の子が良かった。なんで男なんかに生まれたんだろう。こんな自分が大っ嫌いだ。
「お風呂出たよ~!」
「「「「「「「「わ~!ユウナだ!!」」」」」」」」