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発音確認してるのめっちゃおもろかったです( *´艸`) 36度で長袖は勇者すぎるのでは…?
?『来るかなぁ』
?『まぁ来るやろ。ゆっくり待っとこうや』
?『クルッテカイテルンダカラクルヨラダオクンセッカチ』
?『なんだとお前』
?『まぁまぁ』
?『いい子だといいなぁ』
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「ふんふふーん♪」
彼の現在地は家が一軒家が密集する住宅街の通り道。買い物帰りなのだが買いたいもの
が買えたらしくとても機嫌が良いらしい。、、、、が、その反面、少し機嫌が悪いようだ。
訳が分からないだろうから、順を追って説明をしよう。
まずこの彼、ゾムは、幼いながら我々だという裏社会の反社会的勢力つまりマフィア
に入っている。彼はマフィアの幹部で、ガチ系の裏社会人間だ。表はな?まぁ裏を今言うと
困乱するだろうから話が大体まとまり次第はなすとしよう。
話を戻すと、そこの若頭、グルッぺン・フューラーと言い争いをしてしまった。
言い争いの始まりは若頭が、彼の作ったお菓子を勝手に食べてしまった、ということだ。
小さい事過ぎると思うだろうが、彼は毒入りのお菓子を普通のお菓子の横に並べてよく
作るのだ。つまり、グルッペンが当たりを引かなければ、、、、、、死んでいた可能性もある。
ゾムはそれを知ってこの世の終わりか、と言うぐらい焦りグルッペンを問いただした。
彼はグルッペンに勧誘されて続け、その執拗さに折れて我々だに居るが、我々だは毎日が
騒がしく、飽きないという事で今は気に入っているらしい。だが、それも全て頭が居るから
成り立っている。それなのに、自分が作ったお菓子で自分の上司が死んでしまえば
その楽しい日々も無くなってしまう。だから物凄く焦っていたのだ。
だが、そんな気持ちがグルッペンに伝わることは無く。ゾムは容姿も幼く見える、、、というか
本当に幼いのだが、まぁそんなことは今は関係ない。だから焦るゾムを見てグルッペンは
可愛いとしか思えなかったらしく、ヘラヘラしていたらゾムがブチ切れたという事だ。
流石のグルッぺンもゾムのガチギレは見たことが無かったらしくすごく驚いていた。
が、だんだんゾムに怒られて居るのが理不尽に感じてきたらしく、グルッペンも怒り
始めた、、ということだ。そして、グルッペンの主張はこうだ。
《キッチンで皿に盛り付けてあるクッキー見たら誰だって食べるだろ!!!》
小腹がすいたからキッチンに行ってみると皿にクッキーが綺麗に盛り付けてあったから
食べていいものだと勘違いをしたらしい。
だがゾムの主張はこうだ。
《少し席を外しただけやったんにめっちゃ減ってるしトントンら全員に確認しても誰も
キッチン行ってない言うから誰やと思うて探しとったらグルッペンで僕めちゃくちゃ
焦ってんからな!!!!グルッペンにあげる物やったら出来たてで持っていってるわ!!!
ていうか誰が作ったか分からんもんに気軽に手つけてんじゃねぇよ!!!》
盛り付けたは盛り付けたらしいが少し席を外したら30枚以上あったクッキーが5枚になって
いたらしい。彼は毒耐性があるし鼻が利くので5枚を確認すると全て毒入りだったらしい。
今回焼いたクッキーで、毒が入っていたのは5枚、だからグルッペンは30枚以上あるクッキー
の中から見事に5枚だけ抜いて食べたようだ。ある種凄いのでは。まぁそんな事口が裂けても
言えないが。
まぁそうしてゾムとグルッペンの喧嘩は加速していき、ゾムが『もうええわ!!!出ていく!!』
と言って家を出たことにより喧嘩は止まった。そして彼は気分転換に買い物に行き、
買いたいものを見つけ、上機嫌で歩いている、それが事の顛末だ。
そして今に至る。
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「、、、、、なんであいつあんな分からへんの?まじで意味分からんねんけど」
「最悪やぁ、、、、帰りたないし、、、、、、、、ん?帰る必要なくない?」
「僕、、、、暗殺者やん、、、、、、ないやん!帰る必要!!」
そう。彼は我々だに行く前は暗殺者だったのだ。それもかなり凄腕の。
今も暗殺者をしていなくは無いが、主な活動が我々だで、暗殺界には長らく顔を
出していない。グルッペンに出ていく!と言ったから帰る必要性はないし、金も持っている
方だから野宿はしないでいいはずだ。
「ん?なんやあれ」
道を歩いていると不自然にドアが開いた家を見つけた。そこからは人?の気配がしていて、
中に誰か居るようだが、暗すぎて分からない。何故かそこに行った方がいいと本能が働き、
気づいたら彼はその家の前まで来ていた。その家はインターホンが無いので、
ドアから呼びかけた
「すみませーん、、、誰かいますかー??」
シーン、、、、、
しかし誰かから返事が来ることは無く。
人の気配はするのにどうして返事が来ないのだろうか、、、、、、まさか、、、、ゆうれ
『はーい!』
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」
彼が冷や汗をかいた瞬間、後ろから声がした。ゾムは物凄い叫び声を上げて後ろへ
振り向きながら飛んだ。その動きは確かに、暗殺者と言われても納得出来る動きだった。
『うわぁぁ!?ど、、、どうしたの!?』
ゾムを脅かしてきた本人もそのつもりなかったらしく、ゾムの叫び声で倍驚いていた。
驚かしてきた人?は誰もが羨むだろう高身長であり、細身ながらも芯はしっかりしていて、
誰がどう見てもイケメンのレッテルが貼れるような人だった。
ただ、真夏なのに青い羽織を纏い、下には白い長袖のワイシャツと黒いスラックス、
そして青のニット帽、、、、これを見ただけでも暑そうなのだが、、、極めつけには
赤いマフラーを巻いている。、、、、、、、変人だなこれは。
「な、、、、なんやねんお前!!!び、、、びっくりさせんでぇや!!!」
『ご、、ごめんって!!びっくりさせるつもりは無かったの!!!!』
驚かすつもりは本当に無かったらしい。
「お前、、、、暑そうやなぁ、、、」
彼がそういうのも無理はない。何故なら外の気温は36度を超えていて物凄く暑いからだ。
まぁここのあたりは日陰だが。
『いや君も大概だよ?』
変人が言うことはあながち間違っていない。
何故ならゾムもパーカーを着ているからだ。彼の着ているパーカーは中がとても通気性がよく
夏でもとても快適に過ごせるのだが、外から見れば、それはもう暑そうに見える。
「所でお前誰や?」
『んー?俺はねぇ、らっだぁって言うんだよー』
「、、、らっだぁ?」
『んーん、ら⤵︎っだぁ⤴︎︎︎』
「、、、?ら⤴︎︎︎っだぁ⤵︎ ︎やないん?」
『うーーん、、、、まぁどっちでもいいや!』
「、、、なんやねん、、、」
『それで?君は?』
「ん?あ、僕はゾムや!」
『なるほど、ゾムねぇ、、、よし!覚えた!』
「おぉ、、、、なぁ、らっだぁ、お前はここで何してるん?」
『なにって?』
「ドア閉めないで開けて置いたら誰かが入ってきてまうよ?」
『あー、、確かに〜』
「それにお前、、仕事とかしてへんの?」
『仕事?してるよ〜』
「なんの仕事?」
『相談聞くやつ』
「、、、、、、、そっか、、、、なんか、、、ゴメンな、、、聞いて、、、」
『いやいやいやいや、、、ちょっと待って?ちゃんとしたやつだからね!?』
「そっか、、、」
『そんな哀れみの目で俺を見ないでくれる!?』
『ゾムの悩みだって解決しちゃうんだから!!!』
「、、、、、僕の?」
『うん!』
「ふーん、、、、、じゃあ、、、聞いてもらおうかなぁ、、」
『お!よし!中へどうぞ〜』
「おぉ、、、、古くね?」
『これは外見だけだよ!中はちゃんとしてるんだから!』