ねぇ、みんな知ってる?
僕の隣の人、赤君なんだよね
席替えしてさ…
僕の隣空いてて、赤くん休みだったからそこに赤くん来たんだよね…
でも、席替えしたあたりから会ってないんだ…
ちょっと…心配?
「青〜ちょっといいか?」
「!はい、!今行きます!」
「お前の隣の赤の事なんだが…」
「はい」
「ずっと休んでるだろ?」
「そうですね」
「大事な手紙とか届けれてなくてな
住所の紙やるから、ちょっと渡してきてくれないか?」
そういう感じか…
でも、赤くんに事情を聞けるチャンスかも…!
「いいですよ」ニコッ
「おぉ!ありがとな」
「どれですかね…」
「これとこれと…」
…よし、
青、出発致します!
んん…?
ここ…どこや?
あ、あったわ
1次、どうなる事やら無事到着
ピンポーン
『はぁ〜い』
「あ、えと、赤くんと同じクラスの青と言います
プリント届けに来ました!」
『あらぁ〜!ありがとね!
上がってって頂戴!』
「ありがとうございます!」
「ほら、赤?お出迎えしなさい」
「うん…」
めっちゃ嫌そうな顔してるやん((
「赤くん…!」
「部屋にあげてあげなさい」
「…」
嫌…なのかな、?
「わざわざは大丈夫ですよ?」ニコッ
「!あ…上がって!」
いいのかな…?
「ではお言葉に甘えて…?」
…えぇ…気まず
「あ、おちゃんは、何もしない?」
「え?当たり前じゃん笑」
あれ、?赤くんってこんな感じだったっけ?
「青ちゃん…」
「どうしたの?改まって」ニコッ
ブワッ「今までッ…酷いことしてごめんね…」泣
「えッえッ…?」
待って
怖い!
僕なんもしてないよね?!
「俺ッ…おれぇ…」泣
え、どどど…どうしよ!
フワッ
「どうしたの赤くん。赤くんらしくないよ?」
「ごめ゛んなさい゛ッ…」泣
「もういいから、ね?1回落ち着こ?」
「うぅ゛ッ…」泣
「落ち着いた、?」
「うん…グスッ」
「どうしてこうなっちゃったの?」
そしたら赤くんはポツポツと話し始めた
中学の時は剣道部だったこと、今はできないこと。
橙先輩を追いかけてここに来たこと。
紫先輩に振られたことを理由に橙先輩に近寄ったこと。
無理矢理ヤられたこと。
人が怖くなって学校に来れなかったこと。
そうか
赤くんだって事情があったんだね
悩んでるのは僕だけじゃないんだね
すっごく悩んで1人で抱え込んで
家族に言えなくて
僕の悩みなんて、これに比べたらとてもちっぽけじゃん
でも、前みたいな態度を取ったのは間違ってると思う
「僕さ…赤くんに圧掛けられて押しつぶされそうだった
橙先輩とまさかの暴力振るうなんて思ってもいなかったし」
「ごめんなさい…ごめんなさい」
赤くんはひたすらに謝り続けた
僕は、赤くんに怒っている訳では無い。
ただ、同じことをして欲しくないだけ
そして___
「ねぇ、赤くん?」
「ん、?泣」
……To be continued
コメント
3件
うぅん…赤君推しには最高だねぇ…赤青最高☆