テラーノベル
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私たちは2年D組の出店を目指して歩いていた。すると、すごく明るそうな子2人に声をかけられた。
「あの!すみません!」
その子たちは、片方はピンク髪の子で、もう片方は黄色の髪の毛を二つに結んでいる子だった。
「どうしましたか?」
「良ければ、私たちのクラスにも来てもらっていいですか!?」
なるほど。呼び込みに来たんだなと思った。
「えっと、どのクラス、かな?」
「えっとですね!1年C組です!絶対にみなさんを笑顔にさせますので、ぜひ!来てくださいね!」
「うん。わかった。でも、先に行きたいところがあるから、そっちに行ってからでもいいかな?」
すると、その子たちはすごく明るい笑顔で言った。
「本当ですか!?ありがとうございます!ぜひ、来てくださいねー!」
「うん!ありがとうねー!絶対行くからねー!」
そして二人は他のお客さんの呼び込みに言った。私は瑞稀と絵名に言った。
「なんか、黄色い髪の子。天馬くんに似てたね」
「確かに!ぼくも思った!なんか髪色も似てるし、兄妹なんじゃない!?」
「あ、それ。すごくありそう。あとさ、ピンク髪の子。あの子、確かフェニランでショーをやってた子だよ。前に見に行った時に見たんだ。確か名前は、。そうだ。鳳えむだ!」
ー鳳。鳳?鳳ってあの、鳳財閥のお嬢様なの!?
「す、すごい。絶対行かなきゃ」
そんな話をしながら私たちは2年D組に行った。
「愛莉ー!来たよー!」
絵名は2Dに着くなり、そう声を上げた。すると、ピンクの髪の人がそこから出てきた。
「あら、絵名。いらっしゃい!」
私は、その人を見たことがあった。確かテレビで出てたような気がした。瑞稀はその人を見るや否や声を上げた。
「愛莉ちゃん!?え、本物!?愛莉ちゃんだ!モモジャンの、桃井愛莉ちゃんだー!」
そうだ。この人はモモジャンの桃井愛莉さんだ。まさか、宮女にいたなんて思わなかった。
ーあれ、じゃあもしかして、?
すると、更にもう一人、2Dから出てきた。
「あら、愛莉ちゃん?お知り合い?」
「え、!?な、なんでここに、日野森雫ちゃんがー!?」
あ、やっぱりいたんだ。もしかしたらって思ってはいたけど、やっぱりいた。彼女は桃井さんと同じくモモジャンに所属している日野森雫さんだ。すごく綺麗な美貌をしていて、ファッションにも載ったりする。それほど美しい姿をしているんだ。瑞稀が声をあげるのも無理はない。
「あら雫!この人たちはね、私の友達よ!」
「え、?」
「あら、愛莉ちゃんのお友達なのね!今日は来てくれてありがとう!ゆっくりしていってね!」
そういえば2Dって、カフェだった。そりゃこの二人が接客をしていたら、自然とお客さんは集まる、よね。
「それにしても絵名が家から出てくるなんてね!」
「愛莉!でも最近はちゃんと学校に行ってるんだから!最近は楽しいからさ」
すると、桃井さんは安心したように言った。
「そう。それなら良かったわ。きっと二人のおかげよね。いつも、絵名のそばにいてくれてありがとう。お礼になるかはわからないけれど、今日はここでゆっくりしていくといいわ!最上級のもてなしを施そうじゃない!」
すると、数分後、私たちのテーブルの上に美味しそうないちごパフェが運ばれてきた。
「え!?これを、食べていいの!?」
「ええ!もちろんよ!」
「本当に!?やった!!いただきます!」
「いただきます」
私はそのいちごパフェを、口に運んだ。一口運んだだけでわかる。いちごの味がすごく甘く、クリームにすごくマッチしている。アイドルがいるからだろうか。すごく美味しい。
「んー!おいしいよ!」
「うん!いちごもすごく甘くておいしいな」
「ふふ、そう言ってくれて嬉しいわ!」
それから1時間ほど、2Dでゆっくりさせてもらい、私たちは約束の場所へ行った。
「いやー!おいしかったね!」
「うん!てかさ、雫、可愛すぎじゃない?バグでしょ、。」
「確かに、すごく綺麗だったね。今まで会った中で一番綺麗かも、。」
そんな話をしながら歩いていると、1Cに到着した。でも、そこは暗く、灯りが少ししかない場所だった。
「今からショーでも始まるのかな?」
「まあきっと、見てればわかるよ」
10分後。ドアから一人の女の子が出てきた。それはあのピンク髪の子だった。
「みなさーん!今日は、私たちのショーを見にきてくれてありがとうごさいまーす!今日は、みなさんをキラキラ笑顔で帰ってもらいたいので、全力で楽しませに行きます!覚悟してくださいね!それではどうぞ!開幕です!」
ブザー音と共に幕が開き、ショーが始まった。そのショーには、天馬くんの妹さんもいて、さらにはあの子もいた。隣で瑞稀がはしゃいでいた。
「絵名、絵名!」
「何、どうしたの、瑞稀。ショーの最中なんだから静かにしてよ。」
「あの子!あの茶色の髪の子!あれ、モモジャンの花里みのりだよ!」
「え!?ここにもいるの!?ど、どうなってるの?でも通りで演技がすごく上手なわけね。えむちゃんもすごく上手だけど、あの子もすごく上手だよね。一生懸命に楽しませようとしていて、すごく可愛い!」
楽しい時間はあっという間。1Cのショーはすぐに終わった。すごく楽しかった。
ーなるほど。こういう風でも人の心を楽しませられるんだ。
と、新しい学びも得た。ショーも終わり、次の場所に行こうとした時、鳳さんと花里さんと天馬さんが話しかけてきた。
「みなさん!きてくれてありがとうございました!どうでしたか?」
「すっごく楽しかったよ!!」
「うん!みんな、演技が上手で気づいたら終わってたよ!」
「あの、髪が長いお姉さんは、どうでした、か?楽しんでもらえ、ましたか?」
どうやら心配をかけてしまったみたいだ。
「うん。すごく楽しかったよ。ありがとう。いい思い出になったよ!ありがとう。これからも頑張ってね!」
そう言い残し、私たちは3人に見送られながらその場を後にした。
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