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爆豪「なんで…テメェが生きてんだよ…. 」
緑谷「そんな僕に死んでほしかった?」
爆豪「んなこと言ってねぇよ…。」
緑谷「僕は君に復讐するために何年も生き延びてきた。たかが君だけのために。」
爆豪「おばさん…ずっと心配してたんだぞ…。どうともおもわねぇのか…?」
緑谷「こうなったのは君のせいだけどね。自覚持って。ウザいんだよ。その無自覚さが。」
緑谷「人生綺麗事ばっかり並べてきたからこうなるんだよ!人の人生踏み躙って、それで夢がNo.1をも超えるヒーローだぁ?ふざけてんじゃねぇよ!!」
爆豪「…ッチ」
緑谷「よく…よくこんな状態で舌打ちなんでできるね。そんなこと僕がしたいよ。どれだけ僕が君を殺すために何をしたか。しらねぇよな。人生がそんなに綺麗だったらなぁ?! 」
爆豪「ほっとけばずっとベラベラベラベラと…!!」
爆破を当てようとするが、可憐に避ける。
緑谷「ほら!そんな奴は都合が悪くなったら結局暴力!!とんだご都合主義なんだよ!!お前のいる世界で…笑ったこと…ねぇよ。笑わせてくれねぇ。結局全てを力でねじ伏せる。そう言うのが気に食わねぇんだよ。 」
爆豪「ックソがっ!!」
爆破は全て避けられる。
爆豪が目にしたのは
目が涙で潤む出久の姿だった。
爆豪「お前…泣いて… 」
緑谷「うるさい!!!!」
拳銃を爆豪の耳スレスレに撃つ。
緑谷「無個性だから…これくらいしかできないんだよ…。この気持ちがわかるか…?!」
爆豪「…。」
緑谷「笑ったって…馬鹿にされるだけだ!! 」
緑谷「これが”無個性”…役立たずに…する仕打ちか…?”ヒーロー擬がよ!
何度も…君に気づいて欲しかった…。僕の居場所がないって…。
オールマイトにも認めてもらえなかった。
現実を見ろって。何度も見たさ。
この役立たずのせいで何度君に痛ぶられたから!!
ヴィランに襲われた時…、助けてくれたのはヴィランだ。ヒーローって言う偽善者共が信じれなくなった。」
爆豪「俺がお前に仕打ちをしたのは事実だ。けどな、言い訳になるんかもしれねぇが一つ言う。
俺はお前を死なせたくなかっただけだ。
お前はいくら言ってもヒーローになりたいってずっと言う。
だから、痛ぶった。ヒーローになりたいなんて言わないように。
俺からしてもあの仕打ちは酷かったって今だったら思う。
本当にすまねぇ。俺はお前を死なせない。」
緑谷「誰が…そんな言葉…信じるかよ…。」
爆豪「本音だ。出久。」
緑谷「そうなの…?」
溢れる涙。
緑谷「なら…よかったって…
言ってもいいのかな…。」
ありがとう。
気づかせてくれて。
もう僕は
君の本音を聞けただけで僕は十分だ。
目が覚めたよ。
絶対ヒーローになってね。
オールマイトを超えてね。
爆豪「おい出久、何するつもり…」
コメント
2件
好みすぎるッ!
ま、まさか…出久が持っていた銃でジサツを?!