TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

少し時を遡る……


うわぁ…不気味だなぁ…他の2人も、そう思っているだろう。夜の学校は、不気味だ。

「やっぱり辞めとこうよ…」

「せっかくカードキーを拾ったんだから、侵入する他無いでしょ。」

「怒られないかなぁ…。」

「大丈夫だ。カードキーを戻しに行くだけだから。」

「分かった…。」

学校の中へ…の前に、なぜ私達がこんなことをしているか、話そうかな。


きっかけは、落ちていたカードキーだった。私はそれを拾い、ポケットの中に入れた。そして、そのまま忘れてしまった。学校に戻しに行くけれど、1人だと怖いため、付き合ってもらってる感じだ。


学校に入り、職員室の近くに落としておく。

そのまま、学校を出て、家に帰った。


次の日、学校に行く。席に座ると、違和感を覚えた。席が、3つ、多いのだ。

「おはよう。」

白玖が来た。

「ねぇ、白玖…席が多いんだけど…」

「本当だ。」

「おはよう!」

振り返ると、知らない誰かがいた。

「だ、誰!?」

「え?恵莉?私だよ?愛美だよ?」

白玖の方を見る。

「愛美?そんな人、俺も知らない…。」

「は?それってどういう…」

言い終わらないうちに、2つの声がした。

「おはよう。」

「おはよー。」

またまた知らない人。愛美さんの友達だろうか。

「おはよう。悠哉、玲志。」

え?知らない名前だ…本当に…聞いたことがない。

「恵莉と白玖も、おはよう。」

「え?待って下さい。本当に誰ですか?」

「え…?」

「恵莉。白玖。おはよう。」

「あ、柚衣。おはよう。」

「誰?この3人…」

「おい…マジか…」

「忘れたのか?俺らのこと。」

「ごめんなさい…席が増えていたので…驚いていて…」

「席が増えた?」

「ずっと一緒の数だけど……」

すると、白玖が口を開いた。

「パラレル…ワールド…」

「別世界?それがどうしたの?」

「そうか。分かった。恵莉と柚衣と白玖は、別世界から来たってことだな。」

別世界…パラレルワールド…原因は…

「それじゃあ…こっちの世界の3人は…?」

「原因は?」

「…原因は…きっと…夜の学校だろうな。」

「考えてることは一緒ってことか〜。」

夜の学校…チャイムがなり、先生が入ってくる。第一声は、

「誰!?」

だった。

loading

この作品はいかがでしたか?

35

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚