前話の続きです
ROOTくん視点から始まります!
(綴りはテキトー)
R視点
ガチャッ
鍵を開けて扉を開けながら
R「ただいま〜」
奥にいるであろうころちゃんに声をかける
C「おかえりなさ〜い」
いつも通り笑顔…のはずだったんだけど
じー( ⚭-⚭)
綺麗な青色の瞳が不安で揺れているような気がしてじっと見つめる
C「るぅとくん?僕の顔に何か付いてる?」
ころちゃんが不思議そうな顔をしてそう聞く
でもその時一瞬だけ不安そうな目をしたのを僕は見逃さなかった
R「ころちゃん、何か隠してます?」
何か隠している事は正解だなと確信を持ちながらそう聞いてみる
その瞬間不安そうに青色の瞳が揺れる
C「何も隠してないよ?」
必死に誤魔化す様子を可愛いと思った事は頭の隅に追いやる。
R「…嘘ですね。ソファ行きますよ」
あらかたリスカの寝落ちでもしたんだろうなぁ…そう踏んでお姫様抱っこをする
大丈夫大丈夫、そう声をかけながら…
R「何かあったんですよね?」
そう聞きながらソファでころちゃんを抱く
C「ほんっとに何もないよ?」
もうバレてるのに隠し通そうとする僕の彼氏
R「リスカの寝落ち…しちゃいましたか?」
このままだと言いそうにないので核心を突く
C「……グスッ」
恐らく当たりだろう、鼻を啜る音が聞こえた
こうなると落ち着くまで絶対に離れないのが分かっているので
R「大丈夫、誰も責めたりしません」
そう言いながらひたすら背中を擦る
僕ね…
そうぽつりぽつりと話し始めるころちゃん
C視点
R「何かあったんですよね?」
ソファでるぅとくんの暖かい腕に抱かれながらそう聞かれる
C「ほんっとに何もないよ?」
恐らくバレてると思うが抵抗を試みる
急に背中を擦られたと思ったら
R「リスカの寝落ち…しちゃいましたか?」
いきなり答えを言い当てられました
ほんと何この人察し良すぎなんだわ
どう誤魔化そうかな、頭ではそう考えてても体は正直なもので…
C「……グスッ」
流れた涙を止めようと鼻を啜っても
溢れる涙は留まる事を知らなかった
こうなると僕は落ち着くまで絶対に離れない
彼はそれを分かっているのか
R「大丈夫、誰も責めたりしません」
優しく言いながら背中を擦り続けてくれた
僕ね…
少し落ち着いた僕は全部話す事にした
C「僕ね…怖かったんだ。リスカなんて気持ち悪いもんね…w。いつか嫌われるんじゃないかって怖くなって不安になって…気付いたら…気絶するように寝てた」
僕は泣きながら全部全部吐き出した
と言っても途中から記憶が無いからそんなに多くないけど…
るぅとくんはギュッと抱きしめてくれた
R「大丈夫です、嫌いになんてなりません」
C「るぅとくんの腕の中…落ち着く」
僕はぼそっと呟いた
R「ふふ、それは良かったです」
嬉しそうな声を聞いて安心した僕は夢の世界へと意識を飛ばした…
R視点
ころちゃんの話を聞いて僕はギュッと抱きしめた
R「大丈夫です、嫌いになんてなりません」
そう優しく言いながら……
C「るぅとくんの腕の中…落ち着く」
ころちゃんのぼそっと呟いた声が聞こえ、僕は抱きしめたまま頭を撫でる
R「ふふ、それは良かったです」
そう言えばころちゃんは僕の腕の中で気持ち良さそうに寝息をたてはじめた
コメント
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かわよ。 死ぬかと思ったよぉ~!
最高 可愛すぎるんだが