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ども〜


やっとできた!!!

お待たせしました新連載!


共存のパレット


です!

AWGの夢小説、男夢主!!!


ドタバタ日常ファンタジーコメディなので脳みそ空っぽにして見てください〜!


ー以下設定ー


有兎(あると)家


有兎 翔狗(しょうぐ)(30歳)🏋️しょーぐん

有兎 泰(たい)(26歳)🦔たい

有兎 千流(ちる)(25歳)🐸チルノカエル

有兎 陽桜(ひお)(23歳)🦂すこーぴおん

有兎 希那(きな)(22歳)❄️ゆかきな

有兎 文悟(ぶんご)(20歳)🦩ぶろんたる

有兎 阿英(あえ)(19歳)🧸あえじ

有兎 瑠羽斗(るうと)(18歳)⚔️ばとる

有兎 菜瑚芽(なこめ)(18歳)🍄なめこ

有兎 雅(みやび)(16歳)🍬ぬこみや〈夢主〉


有兎家の隣の家に住んでるお兄さん

花園 蘭華(はなぞの らんか)(26歳)🌼ハナゾノランド


ファンタジーということでみんな能力持ちですが、能力については小説読んでれば明かされていくんでお楽しみに〜




AWG知らない!って人もクスリと笑えるような小説をめざして書いたので読んでみてください!


口調違いあったらごめんなさい!

本人様とは関係ありません!


それではワンクッションを挟んだ後本編1話です〜!

どぞ〜






































ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ちょっとおかしい、でも普通の日常の話。


この世界は、能力を持った人間で溢れている。誰もがなにか能力を持っていて、学校もそれを制御するために通う。

そんな世界の、ごく普通な家族の話。



ー朝。


⚔️「ふぁ…おはよぉ……」

🧸「ばとるくんおはよ」

⚔️「んん……」

🐸「はい早く準備して遅刻するよ〜」


有兎家の朝はドタバタ。まるで自分は早くに起きて支度が終わっているかのように指示をする千流も今しがた起きたばかり。

寝坊した瑠羽斗が眠い目を擦ってもぐもぐとご飯を食べる、そこで一ついつもと違う点。


⚔️「あれ?なめこくんどこいったん」

🍬「なんかバスケ部の朝練に巻き込まれたって。」

⚔️「かわいそ。放課後だけじゃ飽き足らんかったか」


瑠羽斗の双子の弟、菜瑚芽は自身の身体能力を高めることができる能力を持つ。その能力により、運動部からの熱烈なオファーが殺到。本人は朝起きるのめんどくさいとか、放課後ゲームしたいから帰りたいとかで部活には入らない。それでも練習相手にとか、やったこともない運動部に呼ばれることが多々ある。

それにしても朝練まで巻き込まれるのはかわいそーと他人事のように考えながら瑠羽斗は朝ごはんを食べ終えた。



🦩「俺のレポート知らん?!」


高校生二人があとは家を出るだけとゆっくりソファーに座り込んだその時、階段をバタバタと駆け降りる音と文悟の大声。

言い切るのと同時に扉が開き、必死の血相をした文悟が顔を出す。


🍬「知らなーい」

⚔️「昨日部屋でやってたじゃん、泣きながら」

🍬「わろた」

🦩「笑ってる場合やないて!どこ?!」

⚔️「知らないって。部屋に無かったん?」

🦩「なかった!!!」


ドドン!と効果音がなりそうなくらいに潔い仁王立ちをした後、リビングを探し回る。


⚔️「寝る前に部屋でやってたのになんでこっちにあんの」

🦩「だって部屋になかったんやもん!!」

🍬「……え、ここにあるやん、これじゃないの?」


文悟が部屋から下りる際持ってきたカバンの中。普段の文悟ならやりかねないと漁った雅の手に数枚の紙束。


🦩「それ〜!カバン中か〜!」

🐸「ぶんちゃんうるさい〜」

🦩「俺偉ない?ちゃんとカバン入れとったんやけど〜」

🧸「朝忘れてたら意味ないやん」

🦩「でも学校で絶対気づくし」

🍬「あほやな」

⚔️「文鳥にぃもあほにあほって言われるとは思ってないやろな」

🍬「は?」


高校生組が喧嘩を始めるも、もうそれは日常茶飯事。誰1人反応すらせず。

そんな中1人、呆れたように声を上げた。


🦔「はぁ……俺もう家出るからね、ちゃんと学校行きなよ」

🐸「行ってらっしゃーい」

🧸「はーい行ってらっしゃーい」


子供たちの世話役であり親代わりの泰が、会社に行くために玄関から出ていった。それすらもお構い無しに取っ組み合いまで始まった高校生二人。


泰が家を出て数分後、そんな高校生組の動きすらも止めてしまう一声。


🦩「やば!俺も家出な遅刻するんやけど!!」

🍬「え」⚔️「あっ」

🍬⚔️「「やっっっっばい!!!」」

🐸「慌ただしいなあのふたりw」


バタバタバタッと音を立てて3人が家を出ていく。

行ってらっしゃいの一言すら言う暇もなく、台風のように去っていった。

みんなが出ていった家の中。在宅の千流とオンライン授業の阿英だけがいつも感じる静かな時間。


のはずだった。


🐸「ちょっと、これ弁当じゃない?」

🧸「え、誰の?!」

🐸「下3人だねぇ、3つともある」

🧸「終わっとるww」


キッチンに綺麗に並べられた弁当。今日の弁当担当は泰で、びっしりとおかずが詰まっている。

菜瑚芽は泰が弁当を作るより先に家を出たため、同じ学年の瑠羽斗が弁当を持っていく予定だった。

そんな持っていく担当の瑠羽斗と雅が弁当を忘れていったんじゃあ、埒が明かない。

あの様子じゃ、とんでもないスピードで走って向かっただろうし、今追いかけ始めても追いつかない。そもそも2人とももうすぐ始業時間である。

どうする?と二人で目を合わせる。


🐸「俺今日昼まで会議」

🧸「俺やって昼まで授業あるもん」


水掛け論である。そうこうしていれば、家の扉が開いた。もしかしてあの二人が気づいたんじゃないかと玄関へ向かえば、そこにはトレーニングウェア姿の陽桜。


🧸「なんやさそりくんか…」

🦂「なんやって何よ……」

🐸「おかえりすこぴょん、今日仕事は?」

🦂「ただいま。仕事は昼からだけど」


来た、午前中暇な人!待ち望んだ存在に、千流と阿英はキッチンの弁当を渡す。


🧸「もう授業始まっちゃうからよろしく!」

🐸「おれも昼まで会議だから、それ高校届けといて!」

🦂「はぁ?!マジで言ってんの…?!」


陽桜が呆れて顔を上げれば、もうそこには誰もおらず、階段を登るトントンという足音が遠ざかっていった。


🦂「も〜、なんでみんなして弁当忘れてくの…?」


そんな声も、静かなリビングに溶けていった。


とにかくこの時間がもったいない。せっかくの午後出勤。見たいドラマがあるんだからと着替えもせずにまた家を出る。今度は授業と会議の始まった阿英と千流しかいないから玄関の鍵をかける。


今日はいつもより少し長めにランニングしたのに、さらに運動量が増えたな、と考えながら陽桜は高校への道を走った。


――


職員室で事情を話せば、そのまま教室まで届けてくれとのこと。3人とも忘れてったということは……


🦂「は、3クラスも回んないといけないの……?うっそでしょ…。」


階段を上がり、3年廊下につく。自分の母校を懐かしみながら、記憶の奥から菜瑚芽と瑠羽斗のクラスを引っ張り出す。


手前にあった菜瑚芽のクラスの前に行けば、見覚えのあるふたりが口喧嘩をしていた。


🍄「どういうことなん、弁当忘れたって」

⚔️「こっちも慌ててたんだって!」

🍄「慌てる時間に起きる方が悪いやろ」

⚔️「起きた時間的には余裕あったんだけど、ね?」


ぺちっという音がして、瑠羽斗は手で頭を抑える。


🦂「はいはい喧嘩しないの。弁当もってきてやったんだから、感謝しろよ〜」

🍄「え〜さそり大好き〜」

⚔️「わざわざ届けに来てくれたん?!」

🦂「まぁ、そりゃ届けるでしょ。たいさんが作ったんだから、ちゃんと残さず食べてね」

🍄⚔️「「はーい」」


声も行動も顔も、全部シンクロして返事をかえす双子に、陽桜は少し口角が上がる。こういうところほんと双子だな、なんて考えながらまた階段をおり、今度は1年廊下に出る。


雅のクラスに向かう途中、というか校舎に入ってから、陽桜は女子に囲まれていた。1年廊下に来て、3年が居なくなったと思えば今度は1年生。

学校のすぐ横のカフェのイケメン店員だ、噂にもなってるだろうし、JK人気は言うまでもない。


🍬「あれ?さそりくんなにしてんの」


そんな女子の後ろから、ひょっこり顔を出した雅は、自分の忘れ物にはまだ気づいていない様子で不思議そうな顔をしていた。


🦂「これなーんだ」

🍬「げっ」

🦂「えぬくんに限ってそんなことは無いと思うけど、ちゃんと残さず食べなさいよ」

🍬「ママぁ」

🦂「誰がママだこら」


そんな会話を女子を挟んでする。雅は陽桜に、掴んでたら取れないから、と手のひらに弁当を乗せるよう指示し、そこからふわふわと弁当を浮かせて自分の手元に持っていった。

そしてふわっと手を振りながら教室へ帰っていった。


これでノルマ達成、あとは帰るだけだと、陽桜は学校を出てまた走り出した。

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