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ちぐちゃんかわいぃぃ.ᐟ.ᐟ 500なんておやすいごようさ ☆ てことで4倍にしときました ♪
tg視点
卒業式の翌日。
俺はベッドの上でスマホを握りしめながら、ぽつんと独り言をこぼした。
tg 先輩、何してるのかなぁ……
昨日まではすぐ隣にいたのに、今日はもういない。
先輩は卒業して、これから新しい生活が始まる。俺はまだ在校生だけど、なんとなく取り残された気分だった。
tg むぅ…
胸の奥がじわっと寂しくなる。付き合ってるのに、こんなに会えない時間があるなんて、ちょっと想像してなかった。
tg 先輩、俺のこと忘れたりしないよねぇ…
ぽつりと呟いたそのとき、スマホがぶるっと震えた。
tg え?
画面を見ると、そこにはお馴染みの名前が表示されていた。
『ぷりっつ』
tg ~~~ッッ⁉︎
急いでロックを解除すると、先輩からのメッセージが目に飛び込んできた。
――ちぐ、今何してる?
tg ッッ⁉︎
指が震える。すぐに返信したいのに、何て返せばいいのかわからなくて、ただ画面を見つめることしかできなかった。
すると、またスマホが震えた。
――電話するで?
tg えぇ!? ま、待ってください!
でも、その間にもう着信が鳴る。
慌てて布団をかぶりながら、震える指で通話ボタンを押した。
tg せ、先輩?
pr『おう』
tg ど、どうしたんですか?
pr『んーちぐの声聞きたくなってん』
tg ッッ⁉︎
心臓がドキンと跳ねる。
tg『昨日さ、めっちゃ寂しそうな顔しとったやろ? 俺のこと、忘れられたら困るからなぁ』
tg そんなの、忘れるわけないじゃないですか…
pr『そかそか、じゃあ俺も安心や』
くしゃっと笑う声が聞こえて、俺は無意識にスマホをぎゅっと握りしめる。
tg 先輩、俺、やっぱり寂しいです……
pr『うん、知っとる。』
tg んぅ…
pr『だから、こうして電話しとるんやろ?』
tg 先輩、ずるい…
pr『へへ、ちぐが可愛いからしゃーない』
tg か、可愛くないです!//
pr『はいはい、じゃあ今度の週末、デートするか?』
tg え…
pr『ちぐ、俺に会いたいやろ?』
tg ッッ⁉︎
図星を突かれて、顔が一気に熱くなる。
tg そ、ッ そんなの…
pr『会いたないん?』
tg 会いたい……です…
小さな声でそう答えると、先輩が嬉しそうに笑ったのがわかった。
pr『よろしいwほんなら週末な』
tg はい//
先輩の声を聞いて、さっきまでの寂しさがふわっと溶けていく。
たとえ離れてても、先輩は変わらず俺のことを想ってくれてる。
tg 先輩、大好き//
pr『おう、俺もや』
俺の胸に、あたたかい幸せがじんわり広がっていった。
♡➡︎➡︎500