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こちらは怪談・鬼の子の話の内容をかいたものです。
MC「さあさあ続いては、ベテラン怪談師の鈴木明(すずきあきら)さんです。それではどうぞ」
鈴木「え〜昔の話でしてね〜それでは。ある男の子が雨宿りに森林へ入りました。辺りは暗く人影もありませんでした。男の子は雨がやんだと思い家へ帰ることにしました。ですが、地面は雨によってベチャベチャになっており、走ることはできませんでした。歩いていくと男の子はある音を聞きます。ドシドシ。大きな生き物が歩いているのだと思い、男の子はその場で足がすくんでしまいました。すると、目の前には大きな人の形をした生き物の影が見えたのです。男の子はますます怖くなり体中が震えだしました。すると、その人影はこちらを向き、鋭い目つきで男の子のほうを睨みます。その人影を見て男の子は思いました。「鬼」だと。鬼は男の子に向かって突進していきます。そして、大きな手で男の子をすくい上げると口に運びました。うまいうまいと言わんばかりに鬼はご機嫌そうに森林を踏み潰していくのでした。その時、鬼は異変を感じます。体中から汗が吹き出し、苦しそうな顔をして言います。「あの小僧…」と。鬼はその場で倒れてしまいます。すると、鬼の体はみるみる小さくなりどんどん人と化していきます。まるでその姿は飲み込まれたあの男ののような姿でした。すると、鬼は立ち上がり前へと足を進めていきました。私の話はおしまいです」
MC「うお〜すごいですね〜!」