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〜ジムのあの子〜
照side
あ、今日もあの子来てる
細身なのにちゃんと筋肉もあって
くびれがあって脚が細いあの子。
話したことはないけれど
汗をかきながら必死にトレーニングする姿を
ずっと目で追いかけている自分がいた
〇「あの、これ、落としましたよ？」
照「あ、ありがとうございます」
〇「あの、自意識過剰かもですけど、」
「私の事いつも見てますよね？笑」
照「あ、すみません、見てます」
「凄く頑張ってるなーって思って、」
〇「ほんとですか？なら良かったー！」
照「？」
〇「いつもいらっしゃる常連さんに見られて
いたものですから、何か間違ってるとこ
あったかなぁって思ってたんです🤭」
照「いやいや、凄く丁寧にされてましたよ」
〇「ふふっ、筋肉喜んでますかね？」
照「いひっ、そうだと思います笑」
〇「ふふっ、笑顔、素敵ですねっ☺️」
照「(きゅんっ)」
〇「そうだ、お名前…聞いてもいいですか？」
照「あ、あぁ、照って呼んでください」
〇「照くん、かっこいい名前ですね」
「照くん今度トレーニング教えてくださいね」
「また会えた時に！」
「じゃあっ」
あの魅惑的な笑顔に何人が惹かれただろう
でも、次もまた話せる、という確証に
胸を踊らせている俺も
そのうちの1人なのかもしれない
end…
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