(コンコンコン)
ut「はい?」
shop「shopです。大先生、一服どうですか」
ut「おぉ、ええで」
ut「shopくんから誘うの珍しない?」
shopが先に火をつけ、そのまま俺のもつけてくれる。
2人で吸う時はいつもこうだ。
こいつと吸うとなんでも話してしまうから
嫌なような、好きなような。
居心地がいいことには変わり無かった。
shop「そうでしたっけ。」
ut「どしたん?」
shop「いや、最近吸ってないなと。」
ut「たしかし」
shop「………」
「大丈夫ですか。」
ut「?大丈夫やけど」
shop「………そうですか。」
ut「なんやいきなりw」
shopは空を見上げ、目を細める。
その顔は
どこか悲しそうだった。
shop「辛かったら言ってくださいね。」
俺の目をじっと見つめる。
捕まったように
俺の眼球はshopから離れなかった。
「絶対助けるんで。」
その言葉は
いや、
shopが言うその言葉は
今まで聞いた慰めの何よりも
信じられる気がした。
shopにしかない安心感
信頼がある。
俺はいつまで
後輩の脛をかじって生きてくんやろな、w