TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


夏油「今日からここが君の部屋だよ

好きに使ってくれ」


そう言い、連れてこられた部屋は

高い高いビルの高層階。


『こんな…広いとこ…』


申し訳ないよ…、そう言おうとしたら


ポンッ


夏油さんに頭を撫でられる。


夏油「もしかして申し訳ない、とか思ってるのかな?」


え…?


なに、この人エスパー?


『あはは…夏油さんにはお見通しですね…』


そう、ヘラヘラと笑う。



夏油さんは優しく微笑み、私を見る。


そして頬に手を触れ


夏油「言っただろう?今日から君も家族だと」


と。


そんなこと。


『…夏油さんは優しい人なんですね』


私は言う。


『見ず知らずの初対面の女性にここまで優しくしてくれて、部屋まで与えてくれて、…それに家族だとまで…』


私にとって家族は…。


いてもいなくても変わらないもの…。



〝気味が悪いわ…..!!あっちに行って!!…


あんたなんか…!!


○○○○○○○○○○○!!〟


だからかな。


愛情を求めて色んな場所へ____


ま、全部偽りだったけどね?


少し涙腺が緩む。



フワッ


夏油さんが私を優しく抱きしめる。


『げッ…夏油さん…?///』


「そんな顔しないでくれ」


そう言ったかと思えば____


私の耳元に唇を寄せ


「放っておけなくなるだろう…?」


そう、囁く____


『へ…///』


夏油さんの優しい声に思わず身体がビクリと跳ねる


そして首筋へ唇を這わせ____



「…それに私は….チュゥ…


優しくなんてない…チュ


このまま君を…チュゥ


私のものにしてしまいたいなどと考える…なんと愚かだろうか」


最後の方ががうまく聞き取れず


『夏油…さん…?///』


 そう、問うと


夏油さんはパッと私から離れる。


そして


「すまない、透が悲しい顔をしていたように見えたんだ」


『いえそんな…』


悲しい顔か。____


そんなの誰にも言われた事ないや。



きっと、家族がいてくれたならば

そう言ってくれたのかな。


『夏油さんって…なんだかお父さんみたいですね』



私がそう言うと…




「おとうさん!?」


拍子抜けたような顔をし夏油さんは言う。



そして




「あはははははは!!お父さんて…ッあはははふはへはふはへあはひゃはははは」



お腹を抱えて笑う____



『あれ…?w夏油さん?ww』



そんなにウケるような事だったのかww



それにしても


優しい顔の夏油さんもこうやって普通に笑うんだ____




「あははゃひぁははははは…!久方ぶりにこんなッ..腹を抱えて笑ったよ」


一頻り笑った後、夏油さんはまた私に優しく微笑みかける


そして


「ありがとう」


と。


〝ありがとう〟?

お礼を言われるような事なの?


私は


『お礼を言われるような事じゃないですよ、



けど


夏油さんの笑った顔子供みたいで可愛らしかったですよ?』


そう言って、二ヒッと笑う____



「あはは…子供だなんてそんな…」


夏油さんは、途中で言葉を止める


それもそうだ


初めて夏油さんの頬をら両手で自分から触り

包み込むように


『夏油さんも…普通の男の人なんですね


普通の、人間なんですね』


そう、言う。



夏油さんは私の手に自分の手を添え


「ふは、当たり前じゃないか。



私はただの夏油傑だよ」



そう言って笑った____




その笑顔はとても____





________________



「これがルームキーだよ、


あともし欲しいものがあればなんでも言うんだよ」



『ありがとう夏油パパ!』



「…それ、定着させるつもりかな?w」



『あはは!』


loading

この作品はいかがでしたか?

28

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚