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🇫🇷×🇬🇧


『フランスは私のことを…』


『イギリスは僕のこと…』


『『どう思っているんでしょうか? / いるんだろう?』』


〜フランス視点〜


そのことを考えた瞬間、一瞬、時が止まって感じた。


いつも、嫌い嫌いってずーっと言ってるくせに、「僕も、イギリス嫌い」って言ったら泣きそうになってるのはなんで?


なんで、アメリカやカナダの前では父親らしくふるまっているのに、僕の前だと子供らしく笑ったりするの?


なんで…


なんで…


なんでっ…あの、「赤色のバラ」を僕に渡してきたの…!?


赤いバラの花言葉は…







「あなたを愛しています」


でしょ?


イギリスには、バラを渡す別の相手がいるでしょ?


僕にあの、バラを受け取る権利なんてないのに…


なんで受け取ってしまったんだろう…!


っていうか…僕の気持ちに気付いてよ…!!イギリスっ…!!


〜イギリス視点〜


私は…なぜ、いつも嫌いなんて言っているフランスに差し入れしたりしたんでしょう…?


嫌いな人とは同じ空気を吸うことすら嫌悪感を感じるのに、むしろ、フランスには…『会いたい』と思ってしまう…


フランスと目があっただけで、鼓動が早くなったり、顔に熱を持ってしまったり…


その度に、胸がきつく締め付けられるような気が…?


そういえば、前、日本さんが…


日「恋をすると、好きな人と目が合うだけで、ドキドキしたり、好きな人を思うと、胸が苦しくなるんですよ」


って言っていたような…?


もしかして…


これが…







『恋』


というものですか…?


ということは…


私は…


フランスのことを…







『好き』


ってことですよね…!?


続く

「あなたの姿に酔いしれる」

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