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🇫🇷×🇬🇧


イギリス視点


いつの間にかすっかり真夜中になり、窓から差し込む月明かりは、まるで沈黙が続く私達を見守るような優しい光だった


私は今さっきまで考えていたことに結果が出ずにモヤモヤしていたので、思い切ってフランスに聞いてみることにした。


イ「フランスは私のこと…好きですか…?」


すると、一瞬フランスが目を大きく開くのが分かった。


そして、フランスは何かを考えるように間を開けると、口を開いた。


フ「…イギリスは、花は好き?」


イ「え?す、好きですが…?」


私は、フランスが私のことを好きか、嫌いなのかを聞いたはずですが…?


フ「じゃあ、赤いバラを持って来たイギリスなら、花言葉は分かるよね?」


イ「ッ!?」


知ってますよ、それくらい。知らないわけが、ないじゃないですか。


だって、花言葉は『あなたを愛しています』でしょう?


イ「……知ってます」


フ「へー、知ってたんだ。じゃ、なんで僕にくれたの?」


イ「………」


正直に言おうと思ったけど、言ったら引かれてしまうと思う。そんな考えが脳の端っこにあった。


フ「言えないの?」

画像

(なんか載せたくなった失敗作イラスト&なんかフランスの手足が…)

私は無言のままコクリと頷いた。


フ「…なんで?」


イ「…あなたに引かれると思ったので」


フ「そんなことないから。…じゃあ、答えてくれたらイギリスの質問に僕も、答えてあげるよ」


そう言うとフランスはニヤニヤしていた


イ「くっ…卑怯ですね…。仕方ない、答えてあげますよ。私があなたにあの花を渡したのは、あなたに良く似合うと思ったからですよ」


フ「え…?ま、マジ…?あのれっきとしたブリカスが…?明日はきっとこの世の終わりだ…」


イ「失礼極まりないですよ、フラカス。あと…」


フ「?」


やっぱり言うのを躊躇(ちゅうちょ)してしまいます…言ったらきっと…考えるだけでもゾッとしますが…


フ「なーに?謎の間を開けないでよ、期待しちゃうじゃんw」


フランス視点


まぁ、イギリスにバラが似合うと思われていたのは正直以外だったな…


だけど、イギリスの本当の理由を聞いて僕の思いは届かずバッドエンド


あのバラの意味は僕の勘違いで終わるんだ


勝手に好かれていると思ってた僕が悪いんだ


だったら、最後まで笑って、この思いを伝えてからイギリスと別れを告げよう


イギリス視点


イ「ふぅ…」


心の中で深呼吸したはずがいつの間にか口から出ていた。


よし、私は言ってやりますよ。


フランスに私の思いを…!!


続く(語彙力が徐々に無くなっていってる気がする…)

「あなたの姿に酔いしれる」

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