テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
iemmさん視点〜
〈hn〉
「あ、この人たちは…?」
そういい、俺たちの方を見る。
〈mmntmr〉
「私はmmntmr、
好きなように呼んでください。」
〈mmntmr〉
「村民たちはrkさんと、hnちゃんが正式に仲間になったら紹介させてくださいな。」
mmさんがそういうと
そこに付け加えるように、
〈rk〉
「hnを探すまで協力するっていう契約をしてたんだ。」
rkさんが話す。
〈rk〉
「だから、しっかり考えて仲間になるかならないか決め_」
〈hn〉
「楽しそう…!仲間になりたいです!!」
〈rk〉〈iemm〉
「ん?」
思わず声が出る。
随分決断が早い…。
〈mmntmr〉
「ぜひとも!ぜひとも!!歓迎しますよ!!
rkさんもご一緒に?」
〈rk〉
「俺はまだ決めて_」
〈hn〉
「そうです!」
rkさんは空を見上げている。
…
rkさん、どんまい…。
〈hn〉
「自己紹介します!私はhn!rk兄の妹でゴールデントパーズを宿してます!」
〈rk〉
「ごめんなさい。 コハクを宿しているの嘘です。俺もゴールデントパーズを宿してます。」
嘘かい…。
まぁ兄妹だもんな。
兄妹は宝石を共有している場合があるんだ。
〈hn〉
「あと能力は治癒です!」
〈upprn〉
「ないす回復!!!やったぜ。 」
upさんがそういい、ガッツポーズをする。
今まで、全部upさんが回復してたもんな…。
〈mmntmr〉
「では私たちも自己紹介を。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自己紹介中…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈hn〉
「なるほど!じゃあこれで11人なんだね!」
〈mmntmr〉
「いいや、もう1人います。」
hnちゃんは首を傾げている。
〈mmntmr〉
「天界に連れて行かれました。」
〈mmntmr〉
「mtwという名前です。」
〈hn〉
「え!?mtwさん!?」
〈lt〉
「まさかの知り合い?」
〈hn〉
「だ、だって、テレポートする前までしゃべってたから…!」
〈mzr〉
「ってことはどこにいるとか知ってるんですか?」
〈hn〉
「うん!」
〈upprn〉
「勝ったな。」
〈rir-〉
「勝確ですね。」
〈iemm〉
「キタコレ。」
〈gso〉
「圧倒的勝ち船。」
〈mmntmr〉
「では、気を取り直して、」
〈mmntmr〉
「天界へお迎えしにいましょう。」
〈mmntmr〉
「rkさん、srimrさん、お願いします。 」
〈rk〉〈srimr〉
「了解です。」
〈rk〉
「反重力。」
〈srimr〉
「風よ吹き荒れろ。」
俺たちの身体が浮き、
風により上へ上へと誘われる。
さて、行くか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここは雲の上。
そう、天界。
飛ばない限り、地上へ落ちてしまう。
またmzrさんの出番かな…
〈srimr〉
「みなさん、風に身体を委ねてください。」
いきなり言うもんだから少し驚いた。
だが、俺はすぐに力を抜く。
落ちてしまう、
そんな時緩やかな風がここを吹き、
俺たちを運ぶ。
〈srimr〉
「これなら自由に行けますね!」
俺の意識に沿うように
風が俺の行きたい方へ吹く。
〈iemm〉
「これって天使に見つかったらアウトじゃないですか?」
〈gso〉
「たしかに…」
もし天使に会ってしまったら、
mtwさんを助けたいことがバレて
罰せられるかも…。
〈mmntmr〉
「…バレないように行きますか。」
〈hn〉
「…こっちです!ついてきてください!」
そう、小声でhnちゃんは案内する。
ソロリソロリ…
〈mzr〉
「…ヘクチッ!」
mzrさん!?
くしゃみやばいって!!!
〈天使〉
「そこに誰かいるの!?」
…。
俺達は沈黙を貫く。
汗が頬を伝う。
〈天使〉
「い、いないか…」
セーフ、! !
ソロリソロリ…。
〈hn〉
「…この扉の先にいるよ!」
そう言われ俺は辺りを見渡す。
大きい古びた扉がある。
絶対にここから出さない、
という意思を感じる。
それと…
ここら一帯には天使がいない。
…この扉があるからか?
〈rir-〉
「もう小声じゃなくても大丈夫そうですね。」
〈gnms〉
「ここ、どうやって攻略しますかね?」
〈gnms〉
「mtwさんに話しかけてみます。」
〈gnms〉
「…」
〈gnms〉
「だめですね…話しかけれない。」
どうしたもんか…。
〈upprn〉
「力ずくで行くか!」
そういいupさんは扉に手を向ける。
〈upprn〉
「…無理だな。」
さっきの勢いはどうしたんだよ…。
〈lt〉
「やってみなきゃわかんなくない?」
〈upprn〉
「結界がある。何重にも。」
〈upprn〉
「跳ね返す系もあるな。」
〈upprn〉
「そこまでして、出さないつもりか…。」
…様々な感情が俺の中を駆け巡る。
仲間がこの中に閉じ込められているのに、
何にもできないとかの、
自分への怒りや、
仲間がここに閉じ込められて、
一人で諦めてしまっているのかという、
悔しさ。
〈gso〉
「…一ついいですか?」
?
俺達はgsoさんの方を向く。
〈gso〉
「mmさんは鎌があって、私は刀があるじゃないですか?」
〈mmntmr〉
「そうですね。」
〈gso〉
「みなさんはないんですか?」
…。
〈iemm〉
「俺武器なくても能力使えるもん…。」
〈rir-〉
「欲しいけど、
どこでゲットできるかわからないもん…。」
〈mzr〉
「どんな武器使えばいいか、
わからないんだもん…」
〈upprn〉
「だって俺水神だもん、 いらないもん…。」
〈lt〉
「だって私炎神だもん、 いらないもん…。」
〈gnms〉
「音に関する武器なんてないですもん…。」
〈srimr〉
「風に関する武器ってないですもん…。」
〈hn〉
「買えないもん…。」
〈rk〉
「重力に関する武器って珍しいからしょうがないんだもん…。」
〈gso〉
「…」
圧が、圧が怖いよぉぉ…
そう思っていると、gsoさんが口を開く。
〈gso〉
「…なるほど」
〈gso〉
「なら武器を作ってしまいましょうか。」
〈iemm〉
「え、今ですか!?」
〈gso〉
「まぁまぁいいじゃないですか。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈gso〉
「それでは早速、取り掛かりましょうか。」
〈gso〉
「自分自身の宝石、
その宝石に願うだけです。」
〈iemm〉
「え、それだけですか?」
思わず聞き返してしまう。
〈gso〉
「ええ、そうですよ!宝石は自分を映す。
自分に足りないもの、
欲しいものを願うんです。」
〈gso〉
「その願いが宝石と共鳴した時、願いが形として武器になります。」
〈gso〉
「みなさん目を閉じて、願いをはせて。」
そう言われ、目を閉じる。
…。
俺は、
みんなを勝利へと導きたい。
みんなを守りたい。
そう願った時、
俺は何かと思いが合わさった。
恐る恐る目を開ける。
!!!
目の前にあったのは
深海のような青色がベースな盾
周りにはツタが生い茂り、
真ん中にはでかでかと俺の宝石の、
ラピスラズリが姿を現している。
〈rir-〉
「私は本のようなものが出てきました!」
〈mzr〉
「私は銃!?」
〈upprn〉
「俺は槍か!」
〈gnms〉
「俺は指揮棒???」
〈srimr〉
「私は扇です!」
〈lt〉
「私は杖です。」
〈hn〉
「私は弓だよ!」
〈rk〉
「俺は剣だな。」
〈gso〉
「その武器たちは能力の圧縮したものみたいなものです。」
そうgsoさんは淡々と話す。
〈iemm〉
「ってことは…!」
〈lt〉
「この扉の同じところに集中攻撃すれば…!」
〈srimr〉
「風穴が開く!!」
〈mmntmr〉
「では!やりましょうか、!」
〈mmntmr〉
「狙う場所は…
言わなくてもわかりますかね!」
まぁな。
〈mmntmr〉
「みなさん、構えて、」
各々武器を扉に向ける。
〈mmntmr〉
「発射ッ!!!」
mmさんがそういった瞬間攻撃を放つ。
俺の盾から種のようなものが放たれる。
弱そう…
なんて思ったのがばかみたいだな。
みんなの攻撃が重なり合い、
一つの光線のようになっていた。
扉にあたる、その瞬間。
ものすごく大きな音が鳴り響き、
砂煙が舞う。
音やばいな…
あれ?天使くるくね?
〈gnms〉
“この空間だけに音が聞こえるようにしてるので大丈夫です!!”
優秀すぎるだろ。
そう思いながらも砂煙は晴れてゆく。
砂煙が晴れた時、
俺たちの瞳に映ったのは、
天使の輪と、
悪魔の翼を背中に持ち、
メガネを頭にかけていて、
シトリンを宿す人。
_mtwさんがこちらを見ていた。
〈mmntmr〉
「mtwさん、貴方を救い出しに来ました。」
mtwさんは少しびっくりしたようだが、すぐに笑顔に戻る。
その笑顔の裏には何を隠しているのか、
その秘密を知りたい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
iemmさん以外の武器の説明は追々させてくださいな。
一気に書くのきついんよ
全員かっこいいから待ってて!!!
次の話は『宝石』
コメント
1件
よきよきよきよきよきよきよき!! やべぇよ、ここに来て武器とか カッコよすぎる...しかも笑顔の裏には何を隠しているか、だと!?気になりすぎる...✨️