テラーノベル
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○nmnm注意
・コメ欄では検索避けをしてください
・nmnmのルールをしっかりお願いします
○紫 × 桃 地雷注意
○桃さん体調不良(微
○後半迷走してます
__________ꕤ.。
「……………」
無理やばいガチでほんとに死ぬ
何これめっちゃ頭痛いんですけど!?
頭ハンマーで殴られてるって。何か気持ち悪いし、絶対風邪引いたじゃん最悪…
「…っ……、はぁ、………」
「…らん?お前大丈夫か?…めっちゃ顔色悪いけど…」
「…や、大丈夫!…ちょっと寝不足で眠たいだけだから!」
「…俺が何年お前のこと見てきたと思ってんだよ、そんな見え見えの嘘丸分かりだわ」
「………ですよねぇ」
流石は幼稚園時代からの幼なじみのいるま。俺の考えてることは丸分かりらしい。
「ほら肩に手ぇ回せ、ベッド行くぞ」
「……ありがと、」
俺が肩に手を回すといるまは右腕で足の方を持ち上げ、左腕で首辺りを支えてきた。
…ベッドに連れていってくれるのは嬉しい、めっちゃ嬉しいよ?でも…でもっ…姫抱きである必要はあるか…??
「………何で姫抱き…?」
「…何…照れてんの?…顔真っ赤だけど…笑」
「…っ照れてない!…風邪引いてるせいだし」
「ふはっ、そーかよ 笑」
声を上げておかしそうに笑ういるま。頬が熱を帯びていくのを自分でも感じる。実際照れてるのは本当だけど言えるわけがない。
綺麗な黄色の瞳が映える整った顔。 誰だってこんなに顔のいい人に姫抱きされたら照れるでしょ。というか照れない方がおかしい。
あー…何か頭ぼっーとするし身体がすんごい重い。酔っ払ってるときみたいに顔熱いし気持ち悪い。何も考えらんない。
「……………」
「一応スポドリとゼリーとか置いとくから、身体起こせるときに飲めよ」
「……ぅん、」
枕元にスポーツドリンクとゼリーを置いたいるまは部屋を出ようとドアノブに手をかけた
…行っちゃう、いるまが行っちゃう。やだ、行って欲しくない。
風邪でおかしくなった頭が何故か寂しがる。気付いたら俺はいるまの服の袖まで手を伸ばしていた。
「?…どした?何かきついとこある?」
「…いや、その…一緒に、居て欲しい…かも」
「!……、りょーかい、笑」
いるまは一瞬驚いたような顔をしたがすぐにふわりと優しい笑みを浮かべ頭撫でてきた。うれしい、そんな風に思ってしまったのはきっと風邪を引いてるせいだ。
俺がいるまの手に頬を擦り付けてやると風邪を引いてる俺並みに顔を赤くしてそっぽを向いた。
「……照れてる…?」
「……っ、照れてねぇよ…」
「…ふふ、そっかそっかぁ…笑」
口元を袖で隠して照れるいるま。いるまでも照れることあるんだなぁ。いつもすました顔してるのに。さっきだって姫抱きされて俺は意識しまくりだったのにいるまはちっとも意識してなかったし。
……今はそんなことどうでもいいや。熱が出ておかしくなった頭が考えるのはいるまにそばにいて欲しい、甘えたい、ただそれだけ。
「…もっとこっち来て 」
「うおっ、急に抱きつくな 笑」
「…ね、今日は一緒に寝よ…?」
「いいけど…お前今日やけに甘えただな…?」
「………知らない」
俺が今日甘えたなのは熱がでてるから。全部熱の、風邪のせいだから。
…だからいつも言えないこと、言ってもいいよね?
「…好き…好きだよ、いるま」
「ん?…何か言ったか? 」
「……何も言ってない!…笑」
_____全部風邪のせいだから。
「……全部聞こえてるっつーの 笑」
意味の分からない急展開とは まさにこのことだよね〜。
ははっ⤴︎ ⤴︎。……はぁ…((
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