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ああっ!ちょー好きってちゃんと舘様に言って…グフ…たまらんティーー
渡辺という小悪魔は、宮舘を悩ませる。
うちのグループは皆んな仲が良いけど、それをいいことに佐久間と深澤と買い物行ったり、目黒は言わずもがなだし、とにかく宮舘は面白くない。
宮舘と渡辺の関係を知っているのは目黒くらいだろう。
なぜか目黒にはバレたらしい。
取られる心配がないだけ、ありがたい。
きっと、宮舘をお仕置きしてる時うっかり口が滑ったのだろう。
それかわざと言ったか。
小悪魔の考えることは、凡人の宮舘には分からない。
憎たらしいと思っても、それを上回るくらい、可愛いのだから仕方ない。
渡辺ーただいま。
宮舘ーおかえり。
渡辺ー康二のコーヒー美味かっただろ?
宮舘ーうん、美味しい。
渡辺ーあんなコーヒーが飲みたい。
宮舘ー無理言わないでください。
渡辺ー何だ無理か。
宮舘ー分かってるくせに。
渡辺ーふふふ。普通のコーヒー。
宮舘ー待ってね。
ソファに座って、テレビを点ける。
ユニットシャッフルを見ている。
あ〜あ〜佐久間とラウールが終わった。
笑いながら見ている。
♬ちょー好き♬
笑ってる。
宮舘の方を振り向き。
渡辺ーちょー好き♫
宮舘ー翔太・・。
渡辺ーふふふ。
宮舘ー目黒の真似?
渡辺ーバカ言え、本家は俺だ。
宮舘ーあっ、そうだ。
渡辺ーせっかく言ってやったのに。
宮舘ーもう一度。
渡辺ーやだね。