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主人公=『』

それ以外=「」



____________________________________________


『私の異能力?』


此処は武装探偵社。

ヨコハマの街中にある民間の探偵事務所。

他と違うのは、軍で対処できないことや荒事専門ということ。

そして、構成員が異能持ちというところだ。かくいう私もその一人。

して、私の異能というのは___


「はい!紗雪さんだけ知らないので気になりまして…」


と敦君。

私の後輩だ。同じ年齢だけど私のほうが在籍年数が長いから先輩だ。


『ん~…敦君みたいにかっこよくないよ。それに…』


「それに?」


『滅多に使わないよ。』


「そうなんですか?」


と疑問符を浮かべる敦君。

癒しだよ。


『うん。名前は、』


と迷ってから言った。


『秋風の夜。銃弾を絶対に当てる異能だよ。』


嘘をついた。

昔からの癖だ。これで、のし上がってきた人生だった。


「かっこいいですよ!僕は、好きです。」


『…!ん、そっか。』


「紗雪、依頼が来た。頼んでもいいか?」


『わかりました!』


元気に返事をして、今日も依頼に行く。

メメントモリ ~死を思う花言葉~

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