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1 - 熱に浮かされて

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2024年12月30日

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乱歩×つよき

よわつよは任意で変えられるようになってます。


____________________




目の前でオレンジの頭がふわふわと揺れている。


rnp「つよき、ちょっといいか?」

tyk「ん、どしたー?」

rnp「さっきのユニオンのことなんだが……」


俺が話し始めると、つよきが大きなくしゃみをした。


rnp「おい、大丈夫か?」

tyk「んー、多分大丈夫っしょ」


そういいながら鼻をすする。


rnp「風邪とかだったらどうするんだ。」


お前は俺とって大事な奴だから、風邪だったら安静にしててほしい。


tyk「いやー….大丈夫」


よく見れば顔が赤く染まっていて、少し汗をかいているようだった。

明らかに風邪引いてないかこれ。

なんで気づかなかったんだ俺。


rnp「ちょっと額触らせろ」

tyk「だから大丈夫だって」


大丈夫というつよきを抑えて額に手を添える。熱あるなこれ。


rnp「熱あるぞ。退勤した方がいい」

tyk「いや、でもだって」

rnp「でもだってじゃない。その身体はよわきのものでもあるんだろ?」

tyk「う……わかったよ、」

「ほら行くぞ。」


つよきを引っ張り連れて行く。


tyk「どこに?」

rnp「俺の家だ。どうせ家持ってないだろう。」


図星かのように黙るつよき。


rnp「つよき、立花退勤します。」


無線にそう告げてジョブを外し、身体がしんどくなってきたのか大人しいつよきを抱え、車に乗り込んだ。




家に着けば背中に乗せているつよきをベットに優しく下ろして、 服を寝やすい部屋着に着せ替えてやった。


rnp「熱…..やばいな」


熱を測ってやると既に39度近い熱があり、思わずしかめっ面になる。

無理しすぎだろ。

帰ってる時に買った冷えピタを貼ってやり布団をかけた。


tyk「あ…ありがと……」

rnp「おう、早く元気になれよ。」


そっちいるから、とベットから離れようとすると、つよきが袖の裾を掴んできた。


rnp「ん、どうした?」

tyk「あ、と…..そば、いて」


普段言わない甘え言葉に思わずどきっとする。


rnp「いくらでもそばにいてやる。だから早く良くなれ。」


冷えピタを貼った熱の籠る額を撫でる。


tyk「ん」


普段はしないような柔らかな笑顔になり、俺の頬に手を添えた。

どうした、と声に出そうとした瞬間、唇になにか柔らかいものが触れた。


その正体に気づいたのは、目の前に顔が熱いつよきがいたからだ。


rnp「つよき…?」


つよきはそのままフェードアウトするように寝てしまった。

心臓が、ドクドクして張り裂けそうだ。

顔が熱い。いや、これはつよきの熱が移っただけだ。多分。



rnp「…早く良くなれよ。」






____________________


熱に浮かされて


end.



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