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乱歩×つよき
よわつよは任意で変えられるようになってます。
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目の前でオレンジの頭がふわふわと揺れている。
rnp「つよき、ちょっといいか?」
tyk「ん、どしたー?」
rnp「さっきのユニオンのことなんだが……」
俺が話し始めると、つよきが大きなくしゃみをした。
rnp「おい、大丈夫か?」
tyk「んー、多分大丈夫っしょ」
そういいながら鼻をすする。
rnp「風邪とかだったらどうするんだ。」
お前は俺とって大事な奴だから、風邪だったら安静にしててほしい。
tyk「いやー….大丈夫」
よく見れば顔が赤く染まっていて、少し汗をかいているようだった。
明らかに風邪引いてないかこれ。
なんで気づかなかったんだ俺。
rnp「ちょっと額触らせろ」
tyk「だから大丈夫だって」
大丈夫というつよきを抑えて額に手を添える。熱あるなこれ。
rnp「熱あるぞ。退勤した方がいい」
tyk「いや、でもだって」
rnp「でもだってじゃない。その身体はよわきのものでもあるんだろ?」
tyk「う……わかったよ、」
「ほら行くぞ。」
つよきを引っ張り連れて行く。
tyk「どこに?」
rnp「俺の家だ。どうせ家持ってないだろう。」
図星かのように黙るつよき。
rnp「つよき、立花退勤します。」
無線にそう告げてジョブを外し、身体がしんどくなってきたのか大人しいつよきを抱え、車に乗り込んだ。
家に着けば背中に乗せているつよきをベットに優しく下ろして、 服を寝やすい部屋着に着せ替えてやった。
rnp「熱…..やばいな」
熱を測ってやると既に39度近い熱があり、思わずしかめっ面になる。
無理しすぎだろ。
帰ってる時に買った冷えピタを貼ってやり布団をかけた。
tyk「あ…ありがと……」
rnp「おう、早く元気になれよ。」
そっちいるから、とベットから離れようとすると、つよきが袖の裾を掴んできた。
rnp「ん、どうした?」
tyk「あ、と…..そば、いて」
普段言わない甘え言葉に思わずどきっとする。
rnp「いくらでもそばにいてやる。だから早く良くなれ。」
冷えピタを貼った熱の籠る額を撫でる。
tyk「ん」
普段はしないような柔らかな笑顔になり、俺の頬に手を添えた。
どうした、と声に出そうとした瞬間、唇になにか柔らかいものが触れた。
その正体に気づいたのは、目の前に顔が熱いつよきがいたからだ。
rnp「つよき…?」
つよきはそのままフェードアウトするように寝てしまった。
心臓が、ドクドクして張り裂けそうだ。
顔が熱い。いや、これはつよきの熱が移っただけだ。多分。
rnp「…早く良くなれよ。」
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熱に浮かされて
end.