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「あやめさん!」
現れたのは、白真会の一条あやめであった。京子から今回の件を聞きつけ様子を見にきたようだ。
あやめの白真会も幾度なく黒真会から嫌がらせ受けている為、今回の件は他人ごとではないと受け止めていた。
風間はミツキとユウマをあやめに紹介した。
「なんか兄貴の周りって美人ばかりでさらに、人締め状態ですね」恨めしそうにミツキが言う。
確かに、あんな持てなかった風間の周りには霊力が開花してから自然と女子が集まり独り占め状態である。
それはさておき楓はあやめにツグミの件を話した。
「楓さん、ツグミとご友人だったんのですか?」
「あやめさん、ちょっとこっちに」楓はあやめをホテル内に呼び込みんだ。
ツグミと風間の関係や黒真会と関係ある村上組の娘であることも打ち明けた。そして自分の父親が黒真会の呪術師である可能性も伝えた。
「この件は皆が良い方向へいくという戦いではなさそうですね。。。」
「はい。。。」あやめも楓も雲行きの怪しさを感じていた。
楽しそうなのは、風間と京子らだけだった。
そうして何日か時が流れ、ホテルのリニューアルオープン前日集まったのは風間、藍原、京子、ドク、あやめ、そしてチャイナマフィアのミツキとユウマ
「宜しい!ひさしぶりのお仕事で少し興奮してますよ」ドクがいつもの調子でブリーフィングを始めた。
まずはホテル一帯に結界を張るよう、あやめと京子にお願いした。
ミツキとユウマはリニューアルパーティがあるため、風間と藍原と共に会に出席することになった。
ミツキとユウマは一度呪術にかかっているため再度狙われる可能性があるからだ。
「明日の出席者はおよそ150人くらい、中国系のほかに近隣の風俗関係者なども来て盛大に行う予定です。」
「顔写真入りのデーターを取り込んで、部外者がすぐわかるよう、顔認証カメラで監視します。」
いつものようにドクが全体を監視して支持をだしてくれるようだ、目的はひとつ、黒真会の呪術師を確保することだ。
その外にも明日のために皆準備に追われてあっという間に夜は更けオープニングパーティーの日に変わっていった。