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【第2話:距離】




ーNo.sideー

黄『赤~…!』

黄『どしたの…w』

黄『青先輩に全然振り向いて貰えないっ…泣』

赤『んふふwまた青先輩のこと?w』

黄『ぅ~…ッ』

黄『どうすればいいかな、?』

赤『ん~…ッ』

赤『一旦距離とか置いてみれば、?』

黄『んぇ…』

黄『でも僕っ…』

赤『「先輩不足になる」でしょ、?w』

黄『うん…っ』

赤『でもそしたら青先輩に、振り向いて貰えないかもなんだよ、?』

黄『ぇッ…』

黄『…それはもっとやらッ…』

赤『青先輩に付きまとわないで、誰かと仲良くしてたら…_』

黄『してたら、?』

赤『”嫉妬”…してくれるかもよ?』

黄『してくれるのかなぁ…』

黄『脈ナシだし…っ』

赤『でも脈ナシのまま終わるより、一旦距離置いてから接した方が可能性あるかもよ、?』

黄『ん~…ッ』

赤『どう、?』

黄『するッ…//』

赤『よし、ナデナデ』

赤『じゃあ誰かと仲良くしといてね、?』

黄『ぇ…』

黄『赤じゃだめなの、?』

赤『え、俺?』

黄『コクッ…/』

赤『でも俺桃ちゃん居るし…w』

黄『その赤の彼氏にも嫉妬…させてみたら…?』

赤『えぇッ…桃ちゃんに!?』

黄『赤ぅ…』

赤『ん~…ッ』

赤『黄ちゃんのお願いなら聞くよ、』

黄『んぇッ…ほんと、!?』

黄『ありがとっ…✨』

赤『えへへ…//』

黄『でも嫉妬って何するの…?』

赤『とりあえず俺とずっと喋っとけばいいよ、?』

黄『じゃあ簡単だ…!』

赤『絶対桃ちゃんのこと怒らせちゃうな~…w』

黄『何されるんだろうね、w』

赤『分かんないw』

赤『もしかしたら質問攻めされるかも…w』

黄『確かに…w』

赤『とりあえず黄ちゃん、今週は先輩のとこ、行かないでね?』

黄『うぅ…分かった、』

赤『来週になったらいっぱい行っていいから、』

黄『うん…っ』

赤『俺も登下校、桃ちゃんと一緒に行かないようにする、』

黄『赤は辛くないの?』

赤『ん…まぁ嫉妬だし…w』

黄『今日から…?』

赤『今日からかなぁ…』

赤『黄ちゃん、出来る?』

黄『…頑張る、』

赤『頑張ったら一緒に遊ぼ、?』

赤『出来たら桃ちゃんに頼んで青先輩も誘うから、』

黄『…うんっ✨』

赤『よし、』

赤『っていうか黄ちゃんの部活、何するの?』

黄『カフェかなぁ…』

赤『おぉ…✨!』

黄『でも…演劇部にも誘われてて…』

赤『えっ…!?』

黄『何か…今回のお話の主人公役の子がここ最近骨折しちゃったらしくて…』

黄『で、その主人公役の子に当てはまるのが僕しか居ないって…後押しされちゃって、』

赤『そうなんだ、』

赤『演劇は文化祭の舞台だからね~…』

赤『黄ちゃんはその主人公役…?』

黄『うん…っ』

赤『そういえば今回のお話のタイトルって「救われた命」だったよね、?』

黄『あ~…まぁ、』

赤『え、主人公って虐待受けてる設定だったよね…?』

黄『うん…』

赤『え、黄ちゃん殴られる練習するの…!?』

黄『…うん、』

赤『えぇぇ!?』

黄『今…セリフ覚えるの頑張ってる、』

赤『俺手伝おっか、?』

赤『周りの役とか…』

黄『え、いいの…??』

赤『俺、中学の時その役とかもしたことあるから、』

黄『…手伝って…欲しいっ、/』

赤『えへへ…//全然いいよ!』

黄『…✨ありがとっ!』

赤『でも文化祭って再来週だよね…?』

黄『コクッ…』

赤『じゃあもう今日から練習…する、?』

黄『うんっ!』

黄『何か体育館で演劇部いつも練習してるらしいから、そこで一緒練習しよ?』

赤『はーい!』

黄『あのさ…っ』

赤『ん?』

黄『っ…は、』

赤『”は”…?』

黄『ハグしてからの告白シーンあるんだけど…っ』

赤『あららw』

黄『……//』

赤『乙女な黄ちゃんは意識しちゃうわけね?w』

黄『乙女じゃないんだけど…っ、』

赤『乙女なのっ…!』




黄『僕、上手く出来るかなぁ…』

赤『努力次第でしょ、w』

黄『…そうだけど、』

赤『何?ハグからの告白シーンが心配なの?w』

黄『いや…っ』

黄『それもあるんだけど…』

赤『…?』

黄『そのシーンを青先輩に見られて、勘違いとか…されないかなって…』

赤『あー、されるかもね、』

黄『僕…それが1番嫌だ、』

赤『でも仕方ないことだと…』

赤『それか、ハグからの告白シーンあるから。って前もって話しておくか、』

赤『そうしたら勘違いはされないと思うけど…』

黄『……………』

赤『でも嫉妬とかはされるかもね、』

黄『僕、青ちゃんに好かれてないよ?』

赤『でも誰だってあんなにアタックされたら意識くらいするよ?』

黄『…そうかなぁ、』

赤『だって俺もそうだったもん…』

黄『え、彼氏さんからアタックされてたの、?』

赤『まぁ…うん、』

黄『えぇ…凄、』

赤『んふふwしつこかったから意識し始めただけだけどねw』

黄『そしたら惚れちゃった?w』

赤『コクッ…//』

黄『赤もちゃんと可愛いとこあるんだなぁw』

赤『いや、黄ちゃんよりかは可愛くないよ…!?』

黄『照れるから辞めてッ…//』

赤『えへへ…/』

キーンコーンカーンコーン(?

赤『あ、黄ちゃん!6時間目!』

黄『んぇ…っ』

赤『早く行くよ!』

黄『あ、うん…っ』







ー放課後ー

[体育館]

演劇部部長『あ、黄くん!』

黄『あ、部長…!』

演劇部部長『あら、その子は?』

黄『僕の手伝いに来てくれました、』

黄『中学の時このお話の、主人公の周りの役やってたみたいで…(?)』

演劇部部長『なら結構頼れるわね、』

赤『よろしくお願いします、』

演劇部部長『なら台本一応渡しておくわね、』

赤『あ、ありがとうございます、!』

演劇部部長『あっちのステージ側に黄くんが使いそうな道具をまとめて置いてるから、好きなように練習してきてね、』

黄『え、ありがとうございます、』

演劇部部長『いーえ、』

演劇部部長『衣装とかも舞台裏に用意してるから、試し着してみても全然いいから、』

黄『了解です、』

演劇部部長『じゃあ私はこれで。』

赤『はい…!』





ー練習ー

赤『どこから練習する?』

黄『とりあえず…”あの”シーン、慣れたい…』

赤『ははッw』

赤『了解w』

黄『こっちは真剣なのに……っ』

赤『ごめんごめんw』

赤『じゃあ練習しよっか、』

黄『う、うんっ…/』





赤『もう落ち着いた、?』

黄『……はいっ、』

赤『大丈夫、お前は1人じゃないからな…ナデナデ』

黄『カァァァ…//』

赤『ちょ、そこで照れちゃダメでしょ!w』

黄『ご、ごめんなさッ…w』

黄『だって赤がかっこいいんだもん…』

黄『いつも超可愛いのに…っ』

赤『もうっ…次は照れちゃダメだよ?w』

黄『うん…っ』

赤『じゃあハグからの告白シーン…するね?』

黄『…分かった、』





赤『何があったか話せる?』

黄『コクッ…』




(省略)





黄『…ポロポロ』

ぎゅっ…

赤『ごめん、一目惚れした。』

黄『ぇッ…』

赤『俺と…付き合って?』

黄『…はい、』

赤『…!?ほんと?』

黄『その代わり、ちゃんと幸せにしてくださいね?』

赤『勿論、守るよ…』

赤『自分を犠牲にしてでも…ニコッ』



パチパチパチパチパチ…

赤『え、?』

演劇部の人達『凄く上手じゃない!』

黄『え、ありがとうございます…っ』

赤『泣く演技、上手くなったね…w』

赤『昔は目薬だったのに…w』

黄『ちょッ…しーっ…』

赤『んふふw』

赤『演技、上手かったよ?』

黄『赤こそっ…ニコッ』




演劇部の部長『あ、最終確認、』

黄『あ、はい…』

演劇部の部長『虐待親に殴られてるシーンについてなんだけど、』

演劇部の部長『「親役の子が殴りかかってきたな、」って思ったらその場に倒れ込んでね、?』

黄『…分かりました、』

演劇部の部長『後は台本通りでいいから、』

黄『了解です!』

演劇部の部長『じゃあ今日はここまで、』

黄『はい、ありがとうございました!』




赤『黄ちゃん、早く帰ろ!』

黄『あれ、結局彼氏さんはいいの?』

赤『いいよ、嫉妬作戦だし…!』

黄『?そっか…』

赤『桃ちゃん達に見つかって欲しくないから早く帰ろ!』

赤『今週一緒に帰れないって言ったら、怪しまれちゃったから…w』

黄『じゃあ早く帰ろっか!』

赤『うん…!』

赤『あ、今日雷警報出てるよ…?』

黄『え、嘘でしょ…?』

赤『ほんとほんと、』

黄『ぇッ…』

黄『赤、今日泊まってもいい…?』

赤『あ~…全然いいよ!』

黄『ずっと一緒に居ときたい、』

黄『いつ鳴るか分かんないし…っ』

赤『いいけど…』

ポツ…ポツ…

黄『んわッ…もう降ってきてる…!』

黄『赤、早く行くよ!』

赤『うんっ…!』





ーおまけー

[赤黄注意⚠️]


ピカッ…⚡

ゴロゴロッ…


黄『赤っ…泣』

赤『大丈夫だってw』

黄『グスッ…』

赤『泣かないの!w』

黄『怖いもん…っ』

赤『何も無いよ?』

黄『感電するかもだし…グスッ』

赤『ここに居とけば大丈夫だよ?w』

黄『ぅ~…ッポロポロ』

赤『何も起きないって…っ』

黄『青先輩…っ』

赤『ごめんけど青先輩の連絡先知らないんだわw』

黄『グスッ…』

赤『あ、桃ちゃんに連絡しよっか?』

赤『多分今青ちゃんと一緒に居るだろうし…』

黄『コクッ…』

赤『分かった分かったw』


プルルルル…📞

桃「もしもし〜?」

赤『あ、そこに青先輩いる?』

桃「ん?あ~…いるけど、」

赤『青先輩に代わってくんない?』

桃「あー、おけ…」



青「はーい、」

赤『あの、黄ちゃんが雷で泣いてるんで慰めてくれません?』

青「え、泣いてんの?」

赤『まぁ…』

ゴロゴロッ…⚡

黄『…!?』

黄『赤っ…ポロポロ』

赤『あー、はいはいw』

赤『こっちおいで?』

黄『んぅ…ギューッ』

青「何で僕なん?」

赤『黄ちゃんが「青先輩」って言ってるので…』

赤『青先輩の声聞けば落ち着くかなぁ…って』

青「ったく…特別だから、」

赤『黄ちゃ~ん…』

黄『んぅ…グスッ』

赤『青先輩だよ?』

黄『青先輩…っ』

ゴロゴロッ…⚡

黄『…ポロポロ』

黄『ケホッ…』

赤『あらら…サスサス』

赤『あれ、熱出てる?』

青「熱出てんの、?」

赤『いや、微熱だと…っ』

青「明日来れんの?」

赤『多分寝かせとけば大丈夫だと…』

黄『うぅ…っポロポロ』

赤『大丈夫大丈夫、』

赤『あ、桃ちゃんに変わって欲しいです、』

青『ん、了解』



桃「何〜、」

赤『ごめん、今日ちょっと黄ちゃん泊めさせるわ、』

桃「ん、把握」

赤『んじゃ、』

桃「あい、」


ー続くー



次回

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