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兎ゞ亜 @はじめたばかり
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*もちもち丸*
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🫧月夜らむね🫧@暇人絵描き
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なんとなく なるらだ が書きたかった!
てなわけで!!愛されはよ書けよ!って言われそうですが短編書きます!!
いってらっしゃーい
らっだぁ視点
nrs「らっちゃん!!」
「おはよ~」
nrs「好きだよ!」
「ハイハイ。てか宿題やってきた?」
nrs「やってきた」
女子A「また告白してるよ」
女子B「懲りないのかな」
男子A「一途だな」
nrs「…俺は本気だからね。らっだぁ」
「冗談よせって!どうせ『親友としてだけど?』とか言い出すんだろ」(笑
pn「おはよー!!」
gt「今日も告白してるか~?」
ぺいんととぐちつぼが教室に入ってくる
「おはよ。」
nrs「今日はまだ”いい方”ってとこか」
pn「よかったじゃねーか!」
gt「あ、俺も宿題見せろよ」
「お前もやってきてないの!?」
gt「らっだぁが言えることじゃねーだろ」
nrs「らっだぁ。いつになったら返事くれそう?」
「まだまだ」(苦笑
nrs「…うぅ~っ」
「まだ今日はありがとうって言ってあげただろ?」
pn「普通はありがとうって言うんだよ!」(笑
「俺は普通じゃないんで」
gt「それはそう!!」
放課後
俺は机の中にある一冊のノートを取り出す
なるせ
いつも朝、あいさつをしてくれる
いつも好きって言ってくれる
ピンクでふわふわの髪がかわいい
俺の汚い字で、優しく書いてある
「今日もちゃんと持って帰らないと。」
いつ、何でも記入できるように。
ノートを大事に鞄に入れて教室を出る
nrs「らっだぁ!一緒に帰ろうぜ~」
「いいよ!」
nrs「今日はぺいんともぐちつぼも待ってるよ」
「まじ?急がなきゃじゃん!」
二人で笑いながら走って校門まで向かう
gt「おせーよ!!」
pn「早く帰ろうぜ!」
幸せだなぁ
翌日
俺は昨日持って帰ってきたノートを眺める
そのまま鞄に入れ、食パンを口に詰め込み家を出る
本来ならば食パンを咥えて遅刻遅刻~、とか言ってみたいものだが、あいにく俺は男だ。痛いだけである。
しかも食パンって咥えながら走ると食べるか走るかもどちらかしかできなくて、
そのまま走ってると口の中パサパサするのだ。サイアクだ
色々考えながらも食パンを飲み込み、鞄を持ち直す
nrs「おーい!」
「な、なるせ!?」
nrs「来ちゃった!」
「来ちゃったじゃねーよ!?」
「家別方向だろ?」
nrs「だけど一番に会いたくてさ…」
「…そっかぁ…」
nrs「好きだよらっだぁ!」
「うん。ありがと」
nrs「返事はまだ…だよな…」
「まだだね」(笑
次の日も、
その次の日も
同じ会話が続いた。
この会話を初めて何ヶ月、いや何年経っただろうか
なるせはずっと俺の返事を待ってくれる
俺はそれに甘えてしまっている
そろそろ返事をしなきゃ
だけど
怖くて、言葉に出せない
俺も好きだよ
言いたいのに
なるせとずっと一緒に居たいから
言えないんだ。
nrs「おはよ!」
しなきゃ
返事…しなきゃ
俺も…、
俺も。
「……誰だっけ」
なるせ視点
rd「……誰だっけ」
“また”だ
らっだぁ、また最初からだよ
ごめんね。
俺の欲望のせいで思い詰めちゃったかな
忘れられたくなかったんだ。
毎日、思いを伝えれば、覚えててくれるかなって、思ったんだ
初めて、俺が思いを伝えた時、
俺が、初めてらっだぁに告白をした時
こいつは、今と同じように
『誰だっけ』
って、俺に言ったんだ
でも、次の日、コイツは無理をしたように笑うんだ
おはよう、なるせ
って。
俺はそこで思った
こいつ、俺の事覚えてないんだな。
その日から、何回も
何回も。
忘れられて、友達からやり直してを繰り返した。
お前は俺の事、忘れても、
俺はお前が一生好きだよって、
頼むから、忘れて欲しくないんだって
伝えたかったんだ。
だから、俺は毎日告白した。
逆効果なんだろうな、わかってた。
こいつは自分なりに俺を忘れないように努力していたって、わかってた。
らっだぁはきっと、俺が向けてくる好意を友人としてなんだって、自分に嘘ついてたんだろ?
でも俺は、伝え続けた。
だから今、らっだぁは願ってもいないのに俺を忘れた
また、最初から。
「俺はなるせ!これからもまたよろしく」
rd「…よろしく。なるせ!」
らっだぁは無理やり笑ってくれる
そんなお前も、好きだった
らっだぁ視点
ノートを見返す
なるせって、誰だっけ
あぁ、わかんないや…(笑
また忘れちゃったんだろうなぁ。
この人のこと。
「ごめんなるせ。体調悪いから帰る」
nrs「…無理すんなよ」
gt「おはよー!ってアレ、らっだぁ帰んの?」
「うん。」
pn「告白どうだった?」
nrs「フラれた。」
gt「……そっか」
後ろで三人の話す声が聞こえる
…ごめんなさい
やだなぁ。
俺、きっとなるせが好きだったんだ
忘れちゃったってことは、きっと。
…疲れた。
申し訳ないなぁ……
今日は寝て、明日。
また会いに行こう
翌日、重い体を動かしながらも家を出る
nrs「おはよ!」
家の前でなるせが待っていた
「おはよ!」
nrs「……」
「…?」
今日は告白、しないのだろうか
飽きられた?嫌われた?
…嫌だ。
なんで?忘れちゃうから?
嫌だよ……
「…あのさ、」
nrs「好きだよ。」
諦められてなかった…
…良かった。
nrs「焦ったでしょ?」(笑
「よく分からないけど、嫌だった」
nrs「ホント?」
「うん…」
pn「あ、おはよ!」
gt「二人で登校してんの?仲良いな」
曲がり角でふたりと会う
「おはよ!」
そしてまた、一日が始まる
いつになったら俺は、なるせを好きになれるんだろう
nrs「また明日。」
「うん」
nrs「好きだよ。愛してる」
「うん」
なるせは俺を家の前まで送ってくれた。
なるせ。
頭から離れてくれない
離したくない
また、忘れちゃう気がして怖い
きっとまた、好きになってしまったのだろうか
この気持ちを認めたら、忘れちゃうんだろうなぁ
だけど、
俺はきっと
好きなんだ…
俺だって、あいつのこと愛してるんだ
瞼が重くなる
おやすみ。なるせ。
「ッ!」
目が覚める
なるせ…。
なるせ!
忘れてなんかいない。覚えてる
なるせだ。
毎日好きだって言ってくれた
毎日笑顔で挨拶してくれた
ピンク色のふわふわした髪で、
優しくて、
かっこよくて!
急いで俺は着替えをして病院に向かう
ドキドキしながら診察室前で呼ばれるのを待つ。
医師「…治っています」
やっとだ
やっと、返事ができる
「ありがとうございましたっ!」
走って家に向かう
家に前に、見慣れた顔が見える
待っててくれた
いつもみたいに、優しい顔で
「なるせっ!!!」
俺はなるせに抱き着く
なるせだ
ずっと忘れててごめんなさい
何回も好きになってごめんなさい
返事ができなくてごめんなさい
たくさん謝りたいことがある
けど、なるせが望んでるのは謝罪なんかじゃない
「俺も、好き!」
なるせは、この言葉を待ってたんでしょ?
なるせ視点
うそ、
覚えててくれた?
今、好きって言った?
「…ホントに?」
震える声で聞き返す。
rd「ほんとだよ!」
視界が滲む
俺、泣いてるんだなぁ
久々に泣いたなぁ
初めて、忘れられたあの日以来だ
ただ、あの日とは違って、
俺の頬を濡らしたのは暖かい涙だった
後に医師に聞き直してみれば、らっだぁは忘愛症候群とかいうかなり珍しい病気だったらしい。
治療法がわかっておらず、ずっとらっだぁの治療ができずに焦っていた、と聞いた
そして、今回らっだぁの治療をしたのは俺だったらしい
忘愛症候群は、相手を愛した時、その相手の記憶を失う病気であり、
俺の告白、まぁなんども俺を思い出させるような言動はいい治療となったっぽい
rd「なるせ!アイス奢って~!」
pn「え、俺も!」
gt「ダッツがいい!」
「んな高いの4人分買えねーよ!?」
今はもうらっだぁが俺を覚えてることがまるで普通かのように過ごしているぺいんととぐちつぼ。
こいつら実はらっだぁが俺を思い出したのを聞いて大号泣だったんだぜ(笑
あの日、ぺいんとがまたいつも通りに恐る恐る「告白どうだった?」と聞いてきた時、俺は自慢げに「成功したよ」、と話した。
そしたらもうぺいんとはやったー!と叫ぶわぐちつぼは良かった、と泣き出すわ大変だったな…
これ以上話すとぐちつぼにキレられるからやめとくか。
ま、とりま一件落着よ。
rd「…なるせ、ありがとね。」
「…貸し1」
rd「え~?」(笑
gt「貸し100とかにしとけよ」
pn「今回まじお手柄だったからな…」
「まぁ知らず知らずに治療してただけなんだけど」
rd「いや、まじでありがとうしか言いようがないから!」
pn「なるせさんも頑張ったよな」
gt「いっつもフラれた(忘れられた)とか返事(病気が治るの)まだか、とか泣き気味に言ってたもんな」
「うるせ。」
rd「え、お前泣いてたの!?」
「泣いてねーよ!」
俺らの話はここで一旦終わり。
楽しんでくれたか?
まぁお前らも好きな人に忘れられたら毎日告白するのをオススメするぜ!
またね~
コメント
5件
やばいめっちゃ泣いた!普通にふってるんじゃなくてそういうこと?!病気だったのね! 切なすぎる(;;)ガチ治ってよかった……さすが愛の力だぜ! 病気だからぺんぐちも見てるだけしかできないの辛いもんね! 続き楽しみに待ってます✨
うわ、これ……すごい切ない。最初は「なるらだ」の軽いノリかと思って読んでたら、まさかの「忘愛症候群」って設定で、毎日告白し続けるなるせの執着にも似た想いと、毎回「誰だっけ」から始まる繰り返しに胸がぎゅっとなった。治った後の「俺も好き!」は報われた感がすごくて、ホッとすると同時に泣きそうになったよ。なるせが「泣いてねーよ!」って照れる最後も含めて、優しい世界だった。いいお話をありがとう。