この作品はいかがでしたか?
185
この作品はいかがでしたか?
185
コメント
1件
続き楽しみ😊
💚サイド
目黒くんが涼太に連絡してくれたみたいでさっき来た。
僕は涼太、翔太それから目黒くんにあったことを全部伝えた。
💙「で、これからどうすんの?」
❤️「話を聞く限り、家には帰れなそうだけど。」
🖤「…あ、あの!」
💙「ん、どした?」
🖤「やっぱり俺の家にしばらく泊まりませんか!」
❤️「 でも大丈夫なの?親御さんとか…。」
🖤「それは大丈夫です。俺、今一人暮らししてるんで。」
❤️「亮平はそれでいい?」
💚「うん…。」
💙「荷物とかはどうすんの?」
そのことを全く考えていなかった。
学校のカバンは家にある。
❤️「僕らが家まで行ってとってくれば良いじゃん。」
💚「…ありがとう。」
💙「とりあえず、学校のものだけあれば良い?」
💚「…うん。」
❤️「じゃあ、また来るね。」
💙「目黒、亮平のこと頼んだ。」
🖤「えっと。」
💚「どうしたの?ニコ」
🖤「あ、無理に笑わなくて良いから。」
そうだ。
目黒くんは知ってるんだ。
つい癖で。
💚「あ、ごめっ。」
🖤「謝んなくても良いよ。」
🖤「どうしよっか。」
💚「へっ。」
🖤「これからのこととか。」
これから、か。
💚「えっと、僕はこの家に置いてくれればそれで良いんだけど…。」
本当にそれだけ。
他は何も望まない。
🖤「そういうわけにはいかないよ。僕が嫌だ。」
🖤「て言っても俺料理できないし、整理整頓もあんまり…。」
💚「僕、簡単なものくらいなら作れるけど…。」
昔から『理想の子』になるために色々なことをさせられてきたから。
基本的なことは一応できる。
🖤「マジで!天才じゃん!」
💚「いや、大したことない…。」
阿部亮平。17歳。色々あって目黒くんと同居することになりました。
🖤サイド
💚「どうしたの?ニコ」
またそうやって笑う。
そうやって無理する。
俺の前では無理してほしくなくて。
本当の笑顔で笑ってほしくて。
🖤「あ、無理に笑わなくて良いから。」
多分もう癖になってるんだと思う。
💚「あ、ごめっ。」
そうやってすぐ謝る。
🖤「どうしよっか。」
これから一緒に住んでいくんだしちゃんと決めとかないと…。
💚「へっ。」
🖤「これからのこととか。」
💚「えっと、僕はこの家に置いてくれればそれで良いんだけど…。」
それだけで良いの?
🖤「そういうわけにはいかないよ。僕が嫌だ。」
阿部くんが少しでも安心して暮らせるように、なんでもやるつもり。
🖤「て言っても俺料理できないし、整理整頓もあんまり…。」
いつも、コンビニ弁当だし…。
💚「僕、簡単なものくらいなら作れるけど…。」
🖤「マジで!天才じゃん!」
💚「いや、大したことない…。」
勉強もできて料理もできる。しかもかわいい!
こんな人他にいないでしょ。
俺も頑張らなくちゃ。
君を笑顔にさせたい。
いつか、心の底から笑えるようになるその日まで。