注意です
※葬送のフリーレンの話です
※バレンタインの話となります
※多分オチとか何もありません
※下手くそです
以上オーケーならお進みください
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フリーレン「よし、上出来だね」
フェルン「お2人とも喜んでくださるでしょうか?」
フリーレン「きっと喜ぶと思うよ、心を込めて作ったんだもん」
フェルン「そうですよね」
シュタルク「なんか甘い匂いがする…」
そう言いながらシュタルクが起きてきた
シュタルクは寝起きの顔だったけど私たちの作ってたものを見て目を覚ました
シュタルク「チョコレートじゃん!」
フェルン「私とフリーレン様で作ってみたんです」
フリーレン「どう?すごいでしょ」
シュタルク「これ誰にあげるんだ?」
シュタルクは結婚真剣に悩んでる
ホントにこういうところは鈍感なんだよね…
シュタルク「あれか!」
“フェルンのご機嫌取り用のお菓子か!!”
なんでそういう考えに行き着くのかな?
これじゃまた………
フェルン「…もういいです」ムスゥ
シュタルク「え…??」
フリーレン「シュタルク…今のは気づいてあげないと」
シュタルク「へ…???」
これはあの人に頼むしかないか
ザイン「喧嘩の仲裁をしてくれ?」
フリーレン「ザインにチョコ多めにあげるから…」
ザイン「俺を物で釣るのか…?」
フリーレン「お願い…ザインにしか頼めないことなんだよ……」
ザイン「わかったわかった…とりあえずまずはシュタルクから話を聞く」
それからザインは2人から話を聞くことになった。
シュタルク「だってチョコレート作るなんて珍しかったから…そう思って…」
ザイン「よく考えてみろ、今日はなんの日だと思う?」
シュタルク「……なんの日だ? 」
ザイン「バレンタインだ」
シュタルク「バレンタイン…そういうことだったのか……」
ザイン「フェルンだってついカッとなっちゃっただけだろうしちゃんとに謝れば許してくれると思うぜ」
フェルン「今日はバレンタインだから…シュタルク様にもあげたかったのです…」
ザイン「でもそれが上手く伝わらなかったんだな」
フェルン「シュタルク様はいつも鈍感なんです」
ザイン「フェルンはシュタルクのこと嫌いか?」
フェルン「どうしてですか?」
ザイン「シュタルクは鈍感だし、ちょっと子供みたいなところはある…でも勇敢で優しいやつだ、ちゃんと話せば聞いてくれる、まずは話し合ってみたらどうだ?シュタルクに悪気ないのはわかってるだろ?」
フェルン「……………」
シュタルク「フェルン、さっきはごめんな…」
フェルン「こちらこそ、ちゃんとにバレンタインのチョコだと説明してなくてすみませんでした」
フェルンは綺麗にラッピングしたチョコレートをシュタルクに差し出した
フェルン「シュタルク様にあげたくて頑張って作りました」
シュタルク「あ、ありがとう…」
ザイン(本当にあの2人もう付き合った方がいいな)
フェルン「そういえば、フリーレン様は勇者様にはチョコレートを渡したことはあるのですか?」
フリーレン「あげたことはあげたんだけど…」
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フリーレン「はい、ヒンメル」
ヒンメル「フリーレン、これは?」
フリーレン「チョコレートだよ、今日はバレンタインなんだって」
ヒンメル「…………っ」バタッ
ハイター「ヒンメルーー!!」
アイゼン「罪なことを…」
フリーレン「チョコレートをあげただけなんだけどな…」
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フリーレン「渡してあげたら失神してた」
フェルン「そうだったんですね」
シュタルク(投げキッスと同じくらい効果があるのか…)
フリーレン「はい、ザインにもチョコレート」
ザイン「実はさ…冒険者を目指したのにはもう1つ理由があってな」
フェルン「なんですか?」
ザイン「年上のお姉さんからチョコレートをもらえると思ったからだ」
シュタルク「すっげー不純…」
フリーレン「一応私はザインより年上のお姉さんなんだけどな……」
バレンタインの話 END
コメント
1件
今回は葬送のフリーレンで読切を書かせていただきました バレンタインならではのほのぼのストーリーです カバー画像は失敗ではなく話に合わせてわざとこう切り取ってあります オチなど何もない主の好きな要素を詰め込んだ作品です 少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです