学校でノートに書いたネタそのまま写してく☆スタート!
main:梅毒素
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物心ついた時から、僕は“人形”として過ごしていた。
今は前の主人が病気を患い、他界したため“商品”として奴隷商人の下にいる。こんな事は日常茶飯事であるため、戸惑いなどは無かったが、今日は少しいつもと違った。
大勢の貴族の前に立たされ、オークション同様1億、2億とどんどん値が上がっていく中、1つの爆発音が響いた。貴族達は死を恐れ、慌てて会場を飛び出していく。
目玉商品として最後まで残った僕は、まだ買い取り手も見つかっていないため1人ポツンと会場に残された。外からは先程、僕を置いて逃げた貴族や奴隷商人らの悲鳴が聞こえてくる。
だからといって僕に何か出来る訳でも無い。兎に角、この会場に居ても意味が無いので外へ出ようとドアに手をかけると後ろから突然バトリンボイスの男が話し掛けて来る。
??「外は今戦場だ、今ここから出るのはあまりにも危険だゾ」
振り返って後ろを見るとバトリンボイスの男の他にもう1人、首に赤いマフラーを巻いた男が立っていた。
『…知ってるよ、外が戦場って事も、貴方達がwrwr国の書記長様と総統様である事も』
gr「!そうか、なら何故外へ出ようとする?」
それはとっても純粋な質問であった。だって、進めば死ぬと分かっていて、自ら先に進もうとする人なんてそうそう居ないやろ?
『……そうだねぇ、今、僕は買い取り手が居ないから、かな』
tn「どういう事や?」
書記長様が僕の発言に疑問を持ち、尋ねてくる。
『買い取ってくれる人を探さないと餓え死んじゃうから』
次に口を開いたのは総統様。
gr「だが、今外に出れば確実に死んでしまうゾ?」
『んー、急いでこの国から出れば大丈夫よ』
gr「行く宛てはあるのか?」
『それはないけど…何処の国にも奴隷商人は居るやろ?』
tn「そうやな」
『そいつらん所行ってまた奴隷として生きるよ』
『僕はね“青い人形”って2つ名が出来る程、意外と有名なんよ?』
僕がそういうと相当様と書記長様は怒りと悲しみが混ざったような顔をしていた。流石にその顔を見てしまっては、言葉を続ける気にはならなかった。
誰も何も話さないまま時が進んでいく。聞こえるのはこの国の貴族共の悲鳴と、発砲音だけ…
この3人の中で最初に言葉を発したのは総統様だった。
gr「ならば私の国に来ないか?」
『それは、僕を買うって事?』
tn「いや違う」
『?じゃあどういう…』
gr「お前を仲間として迎え入れるという事だ」
『!…アハハ!はぁ、可笑しな人達w 』
僕は勢いのまま笑ってしまった。そんな僕を見て目の前に居る2人はキョトンと驚いた顔をした。
笑いを堪えることはできなかった。あまりにも可笑しな出来事だったから、今まで僕を求める人はみな観賞用など、ストレス発散道具などを目的として僕を求めたから。今まで僕に仲間を与えて来るものは居なかった、、、あれ居なかったっけ………まぁ、いいか。
『君らがいいなら…僕を仲間としてそっちの国に連れて行ってくれん?』
grtn「!嗚呼!」
gr「さぁ行くぞ“鬱”!」
tn「新しい家に帰ろう“鬱”!」
返事の後に続く言葉に少しばかり驚いた。
何故なら、僕は目の前の2人に一度も名を名乗っていなかったから。
gr「どうした鬱?」
tn「何処か痛いんか?」
2人に声をかけられはっ、と我に帰る。
ut「いや!なんでもない!」
どうしてこの2人と居るとこうも懐かしく感じるのだろうか………
はい終わり!気が向いたら毒素視点も書く。
この3人の関係は一体何なんでしょーね、w(答えはいつか書くであろう毒素視点で分かる)
それでは皆さんまたお会いしましょー!
コメント
2件
おぉ〜めっちゃええやーん