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「この世界に生きていく価値はあるのか?」と私は思います。
ゲームが失敗しても、私はこのゲームの開発者に恨みを抱こうとはしなかった。
それは私に非があるわけではないからです。
「私は何も悪くない。このゲームを作った人が悪かったんだ」と、この世界に居る人たち全員が同じことを言い出すはずです。ゲームは失敗に終わった。しかし、ゲームを失敗させたのは、この世界を作り上げた作者だ!
だからこのゲームの製作者が悪いんだ!
と誰もが言うだろうし、「ゲームを作ってくれてありがとう」と言う人はいないだろうし、 ゲームを遊び始めた時と同じように、私はこのゲームを遊んだ後でも「このゲームは面白かった」と思いますし、「また遊びたい」とも思う。
「このゲームを遊んで良かった」と、そう思う。
でも……「また遊びたい」と思う気持ちとは裏腹に、 私は「このゲームをもう一度だけ遊びたい」と思っているのだ。
「何度でも」じゃない。「一度だけ」でいいんだ。
だから私は、このゲームを作り直して欲しい。でも、それが不可能なことも知っている。
なぜなら、このゲームを作る過程で、 多くのバグが発生したはずだ。でも……ゲームの開発者たちも「仕方のないことだ」と割り切っているんだろうな。
だから彼らは……ゲームを完成させようと思っても……ゲームを完成させることはできない……だから私たちは、ゲームの完成を望まないでおくことにしました。「ゲームが完成して欲しい」と思う気持ちは消え失せて、「ゲームが完成されない方が嬉しい」とさえ思えるようになったんです。
「この世界の管理者になりたい」とまでは思わなかったが、「このままの状態が続くなら、 この世界は永遠に続くんじゃないか?」
そんな気もしてくるんですよね。
「やかましいわ!わるかったな!!お前らが想像してるよりも俺らは貧乏なんだよ!文句あるんか!? ああん!?
……すいません……本当にすみません……謝ります……だから怒らないでくださいよぉ
……えっと……俺はどうすればいいんすかね? え?……お金を払う?
「うるせえうるせえ。プログラマーの苦労も知らずに好き勝手言いたい放題言いやがって!だいた何様だてめえ! てめえらこそ、黙れよ。てめえらに俺らの仕事ぶりを批判する権利なんかねえんだよ!!」
はっ。どうぞご自由に。好きに言ってくれて構わんさ……でも……金は払え。
「ほー。無理にプレーしなくてもいいんだぜ。義務じゃねえしな。だいたいお前モンスタークレーマーかよ。他にも面白いゲームはゴロゴロあらぁな。とっととけぇれ。ここはてめえみてえなお子様にくる場所じゃねぇんだよ!」
……お、おい、こいつ泣いてんじゃねえか。