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キャラクター設定読んでくれてありがとうございます😊
結構私の性癖を詰め込んだので、ドストライクだったて方は是非コメントください!それ以外の方も是非コメントください!
では、ソビエト愛されの世界へいってらっしゃーい
ソビエトは黙って紅茶を飲んでいた。
軽いカップを片手で持ち、湯気の向こうを眺めている。二人のデカい男に挟まれながら。
右手側にはロシア。十九歳。
椅子を引き寄せ、必要以上に近い距離で父の腕に触れている。触れているというより、確保していた。
視線は鋭く、明らかにアメリカを射抜いていた。失せろと視線で伝えている。
左手側にはアメリカ。三十歳。
ソファにもたれ、余裕そうに笑いながら、しかし視線だけは何度もソビエトに向かう。ロシアの睨みつける視線について、あまり気にしていない様子だった。
「なあソビエト、今日は俺が夕飯作るぜ」
アメリカが言うと、ロシアが即座に被せた。
「父さんの食事は俺が管理してる」
口調は丁寧。だが、内容は宣戦布告そのもの。
アメリカは肩をすくめる。
「過保護だな。もう大人だろ?」
「だから何だ」
ロシアは一歩も引かない。
その手はソビエトの袖を掴んだまま、離れる気配は一切ない。
ソビエトは紅茶を一口飲んで、静かに息を吐いた。
二人にとって、ソビエトは少し違う存在だった。
ロシアにとってソビエトは、世界の中心だ。
揺らいではならない柱。絶対奪われてはならない存在。誰かに譲るなど言語道断。一生ソビエトと生きていたい。誰にも邪魔されることなく。
アメリカにとってソビエトは、隣に立ちたい存在だ。対等で、肩を並べ、時に触れて、笑い合う相手。いつかは恋人になりたいし、恋人にしか出来ないことをしたい。
「ロシア」
不意にソビエトが名前を呼ぶと、ロシアは即座に顔を上げる。その反応の速さに、アメリカは内心で舌を巻いた。
「アメリカ」
続いて呼ばれ、今度はアメリカが表情を明るくさせた。
二人とも、待っている。選ばれる言葉を。
だがソビエトは、どちらも選ばない。
「お前たちは、私を引っ張りすぎだ」
低く、穏やかな声。叱責ではない。ただの事実。
ロシアは唇を噛み、アメリカは苦笑した。
だって仕方ないじゃないか。ソビエトは大切な人なのだから。
ソビエトは思う。
守ることと、求められることは、別の重さだ。
どちらも真実で、どちらも簡単には手放せない。
全く、どちらかを選んでも、どちらも選んでも、いい結果にはならなさそうだ。
紅茶はすっかり冷めていたが、
この部屋の空気は、今にも火花が飛び散りそうだった。
三人はまだ、同じ場所にいる。
今はまだ。
どうでしたか?
いいお話を書けていましたか?
是非コメントで教えてください!どんなコメントでも待ってます!