ー翌日の夕方。
皆が仕事を終え帰る中、オーターはファーミンと共に独房の中にいた。
両者共に何も身につけていない生まれたままの姿で抱きしめ合い、キスをしながら。
「ん・・・ん・・・。」
「んっ・・ふぅ・・・。」
昨日したような優しいものではない、身体の奥の熱を引き出すような、そんな熱いキス。
「はっ、オーター。」
「はぁ、ファーミン。」
唇を離しお互いの名前を呼び合い見つめ合う。
そして少しの間見つめ合った後、ファーミンがヒョイッとオーターを抱き上げ独房に設置されているベッドへと下ろし横たわらせた。
先にシーツの海へと身を沈めたオーターの上にすかざすファーミンが覆い被さる。
目の前の傷一つない美しい白い肌に手が伸ばされ、肌の感触を楽しむように、まるで自分の熱を擦り込むようなやらしい手つきで執拗に撫で回す。
「ん。ファー、ミン。」
「何だ?」
「何故、そんな、撫でてばかり。」
「なぜって。やっとお前に触れるんだ、味あわせろ。にしてもお前の肌綺麗だな。・・・ここも。」
「⁉︎」
肌を撫で回していた手が、スススッと肌の上をすべり白い肌に映える淡い桜色の乳首に触れた。
「綺麗なピンク色だ。弄ったらどうなるかな?」
「やめ、あっ!」
ニヤッと意地悪な笑みを浮かべたファーミンがオーターの乳首の乳輪を指でクルクルとなぞり、乳首を親指と人差し指でキュッと摘んだ。
「やっ!」
ビクッと身体を震わせ普段より高い声を上げたオーターに気をよくし、ファーミンは顔を左側の乳首に近づけ、パクッと口に含み、舌で舐めチュウチュウと吸い、反対の乳首は指の腹でクリクリと転がす。
「んんっ、やぁ。」
両方の乳首から伝わる甘い刺激にオーターが唇から甘く高い声を上げながら腰を浮かし、その瞬間を見逃さずにファーミンが太腿へと手を這わせゆっくりと足を左右に割り開いた。
コメント
2件
コメントありがとうございます😊分かりやすいと言ってもらえて嬉しいです!個人的には、文章に色っぽさが足りないかなと思っていたのでRhさんが恥ずかしいと感じてもらえたなら書けたのかなと思いました。
すごく様子がわかりやすくて、読んでいる自分も恥ずかしくなってしまいました(~_~;) 次回も楽しみです!