TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

ゆっくりと割開かれたそこには、乳首への愛撫によって緩く反応したオーターのペニスの姿があった。

(乳首だけでこんなになるのか。・・・それに。 )


ファーミンは視線を弄っていた乳首へと向けた。

先程まで淡い桜色だったそこは、愛撫により熟れた果実のように赤く色づき、ぷっくりと膨らんでおり舐められ吸われていた左側の乳首はファーミンの唾液によりテラテラとツヤを帯びていた。


(エロい。)

「・・・ミン。ファーミン。」

「はっ!」

「どう、したんですか?」


動きを止めたファーミンを不思議に思ったオーターが声をかけた。


「何でもない。それよりお前、乳首感じるんだな。可愛い。」

「・・・・・ッ。」

ファーミンの言葉にオーターが頬をカアアと赤く染めた。

(本当に可愛いな。)

心の中でもそう呟きつつ、ファーミンの大きな手がオーターの股間へとのび、陰毛をスルッとひとなでし、そっと優しくペニスを握り込む。

「ぁ。」

ピクリと震え小さな声を上げたオーターを見つつ、ファーミンがペニスを上下に擦る。

するとオーターの腰が持ち上がり、先走りが滲み出してオーターの唇から甘い声が出はじめた。

「あっ、あっ、や。」

(何だこれは。自分でする時よりも気持ちいい。)

「気持ちよさそうだな。」

動かすのをやめず、ファーミンの手がオーターを絶頂へと導いていく。

「んっ、んっ、あっ、イ、イく。」

「いいぞ。・・・イけ。」

「ンぁぁあ!」


ビクン!ビクン!

ビュルルルルルル!


身体をのけ反らせながら、オーターが絶頂し大量の精液が放出され、本人の腹とファーミンの手を汚す。

「おお、たくさん出た。お前溜め込むのは良くないぞ。」

「ハア、ハア、ハア。」

瞳をトロンとさせ絶頂の余韻に浸り、息を吐き出すオーターにファーミンが言った。


(さぁこの後どうするか。ローションが無いから、中をほぐすなら精液か唾液のどちらかだけど。)


精液で汚れたままの左手と余韻に浸っているオーターを見ながらファーミンは考える。


(・・・・・決めた。)


どちらにするか決めたファーミンが左手に付着した精液を全て舐め取り、そのまま息を整えているオーターの前に突き付けた。


「な、に。」

「何にも無しに突っ込んだらお前が痛い思いをする。だから、そうならない様に唾液を使ってお前の中をほぐす。ほら、舐めろ。」

「・・・ん。」

パクッ。

ファーミンの言葉を聞き、オーターはおずおずと目の前の彼の指を咥えしゃぶり始める。

ピチャ、クチュクチュ。

「ん、ん、んぶ。」

「しっかりしゃぶれ。この指がお前の中をぐちゃぐちゃにするんだからな。」

「んん!」

素直に指をしゃぶるオーターにファーミンはゾクゾクした。


(すごくエロい。早く中に入りたい。)


はやる気持ちを抑え見つめる中、ファーミンの指がオーターの唾液で濡れていく。

「ん、もういいぞ。」

「ぷあ。」


オーターの口から指を抜き、彼の尻の割れ目へと指をすべらせ中指を硬く閉ざされている蕾へと当てる。


「指入れるぞ。」

ツプッ。

「んっ!」

「痛いか?」

「平気、です。続けて下さい。」

「分かった。痛かったらちゃんと言え。」

「はい。」


ファーミンが指を動かし中をほぐしていく。

クチュ、クチュ。

「う、ん。」

クチュ、クチュ、クチュ。

「ンンッ、ふ。」

グチュ、グチュ、グチュ。

「あっ、ふぁ。」

少しずつ中がほぐれていき、指が一本、二本、三本と増やされていくたびにオーターの声もそれに合わせ、艶のあるものに変化していく。

そしてそれは、彼のまだ男を知らない硬く閉ざされていた蕾が開かれていっている事を示していた。


「もういいか。」

オーターの中が十分ほぐれたと判断したファーミンがチュポンと音を立てながら、指を引き抜く。

「あっ。」

「そんな寂しげな声出すな。すぐにオレのを入れてやる。」

「なっ。」


言葉をなくすオーターを楽しそうに見つめながら、ファーミンはほぐれた蕾を見た。

先程まで硬く閉ざされていたオーターの蕾は、ファーミンの丁寧な愛撫によってすっかり柔らかくなりヒクヒクとしていて、それはまるで早く中に来てと誘っているかのようだった。


ゴクッ。


唾を飲み込みファーミンは、ギンギンに勃起したペニスをヒクヒクしている蕾にグッと押し付ける。


「んっ。」

「入れるぞ。力を抜け。」

グググ。

「ぐっ・・・ぅ。」

グチュッ、ヌプッ、ヌププ。

「んぅ・・・あっ、あっ。 」

ズプン!

「ああ!」


初めは痛みに耐える様な声を上げていたオーターだったが、中を擦りながらゆっくりと入ってくる指より太くて熱いものに快感を拾い始め、根元まで入りきると一際艶のある声を上げた。


「全部、入ったぞ。はぁ。お前の中あったかくて気持ちいいな。」

「は、ぅ。おっきい。」


ファーミンがうっとりと呟き、その一方でオーターは、自分の中に入ってきた熱くて太いものに腹の中を圧迫され、何とか言葉を発するので精一杯だった。

ファーミンはオーターの中が馴染むまですぐには動かずしばらく待った。

だんだんとオーターの中がファーミンの形に変わっていく。


「オーター、もう動きたい。・・・いいか?」


それを聞いたオーターは、ファーミンが自分のために我慢してくれた事が伝わってきて胸が熱くなった。


「・・・・動いて。」


そう一言呟いた。

欲しがりピエロの秘めた思い

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

154

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚