ほんの少し目を離しただけだ。
だが、金髪の姿が見えない。
何か 企(たくら)んでいるのだろうか。
疑心暗鬼(ぎしんあんき)が心に芽生えるが、考えている 暇(ひま)は無い。
俺はすぐに足を進めた。
俺はさほど大きくない店内を見て回る。
「いない……」
トイレにでも行ったのだろうか。そう思ったがすぐに否定する。
金髪は駅でトイレに行ってたじゃないか。
溢(あふ)れかえる反転文字に 辟易(へきえき)しながら、俺は 兎(と)にも 角(かく)にも食糧を確保しようとカゴを手に取った。
おにぎりや弁当は人数分だけ。
日持ちしそうなパン。
スナック菓子にチョコレート。
念のため2リットルの水のボトル。
ティッシュペーパーや絆創膏。
タオルや下着があっても良いだろう。
あれこれと手に取*******************
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コメント
2件
金髪ぅぅぅぅぅ!!!!!!再