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翔太side

〇「お邪魔します」

翔「おぅ」


やべ、なんか緊張してきた


〇「あの、さ、話したい事があって」


え、何、この関係辞めたいとか?

むりむりむり、

先に言わなきゃ後悔する

俺の心がそう言ってる


翔「俺、もあるんだけど、」

〇「…じゃあ翔太から言って」


翔「…この曖昧な関係を辞めたい」

〇「っ、」

翔「…〇〇の事好きになったから、」

「…恋人として一緒に過ごしたいんだけど、」

「…って、ちょっ、おまっ、なんで泣いて」

〇「…っだってっ、前 空気悪くしちゃったし

切られるのかなって 思ってたからっ…泣」

翔「…そんなことしねぇよ」

「…で、お前はどうなの」

〇「…私も好きっ、大好きだよっ」

「…好きになっちゃってどうしたらいいか

分かんなかったの」


まじか、

ずっとお互い同じ気持ちだったって事?

やべぇ、ニヤける


〇「…ねぇ何ニヤついてんの」

翔「…や、嬉しくて噛み締めてんの」

〇「…やけに素直だね」

翔「しっつれいだよね〜笑」

「いつも素直だっての」

〇「…ふふっ、そういう事にしとこ笑」


こんな幸せが手に入るなら

もっと早く言えば良かった


そんなことを思った

8:00pm


今夜はキミを帰さない


end…



next…

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