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僕だって…
かっちゃんを傷つけたくないよ…。
“お前の中”の僕はアイツを恨んでる。
憎しみが溢れ出て、
抑えられない。
その鬱憤を別で晴らして
耐えてきた結果がこれだ。
僕の中の余計な感情が
体を干渉して
みるみる内に意識を蝕む
“僕の中”の僕はかっちゃんを傷つけたくない。
ヒーローだって諦めたくなかった。
いつか自分の努力が報われるって信じてたから
かっちゃんも一人の大事な友達。
僕自身を傷つけてきたけど、
僕を見捨てたりは絶対にしなかったから。
わかってたんだ。
その気持ちがあるのに
もう一人の僕に
精神を乗っ取られて
取られたらもう、
1週間は戻れない。
これが最後のチャンスかもしれないから
ちゃんと＿＿＿＿＿
「 ずっと…君と話したかった。」
爆豪)デク…？
ガバッ
デク)何回君を…傷つければいいの…！
爆豪)いででで!!いきなり抱きつくな！怪我人だぞゴラ！
デク)はっ！ごめんかっちゃん！
スッ
デク)グスッ
爆豪)ほんとにテメェか？にしてもいきなり人格が変わりすぎなんだよ。
デク)なんか…僕の中に＿＿＿＿＿
もう一人僕がいるんだ。
爆豪)もう一人の…デク…。それがさっきのやつか。
デク)うん…。
爆豪)それにしてももう一人のお前、殺意出過ぎだ。
デク)…うぅっ
爆豪)？
デク)かっちゃん…僕ももうやだ…！
ぎゅっ
爆豪)…俺も、お前に人殺しにはなってほしくない。
ﾀｯﾀｯﾀｯ…
上鳴)爆豪！！！
爆豪)クソ髪…
上鳴)おいお前！爆豪から離れやがれ！
爆豪)おいクソ髪見てわからねぇのか
こいつ….泣いてんだよ。
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コメント
4件
最高です
神！
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