数日後
ボクは瑞希!!貧血で病院に搬送されてから数日が経ったよ~!!
今でもボクは元気!!でも最近ちょっと気怠いって言うかなんというか…んまぁ、気の所為だと思うんだけどね!!
瑞希より。
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ベットにダイブする。
なんだろこの気持ち。苦しくて、儚い気持ちで、すっごく気持ち悪い。
胸騒ぎもする。どん〃頭も痛くなる。
(疲れてるのかな…?きっとそうだよ、熱…計らなきゃ…)
ピピピピッ
(どれ〃…36.3…いつも通りなのに、なんで、こんなにも苦しいんだろ…)
体温計を見ながらはぁ、とため息が出る。これ以上心配掛けられない、
なんて焦りながらも時計を見る。時刻は12時52分。あともうすこしで、ナイトコードに入らなければならい時間。
🎀「じゅんび…しなきゃ…、」
重い体をベットから離す。目眩がしてくら〃する。上手く真っ直ぐ歩けない。意識が曖昧な時、スマホから見覚えのあるツインテールの少女がでてきた。
🎤💻「瑞希…、大丈夫…?」
🎀「ミク…?あ、大丈夫だよ、ちょっとふら〃するだけでッ…」
もうボクの体が限界だったのか、そこで意識が途切れてしまった。
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目を開けるとそこは数日前まで見てた天井。ここは病院だ、でも、どこか違う。居心地が少し悪いって言うか、大きな病院にいるような…言葉では表せれない感じだった。
?「あ…起きましたか?」
🎀「!あ、はい。あなたは…?」
白い白衣を着て優しそうに微笑む女性。笑った顔がお姉ちゃんに似ているように見えた。
?「私は、翠屋 絢音 です。」
🎀「翠屋…“絢音”…?」
絢音「そうです。あなたは暁山瑞希…さんですよね?」
🎀「そうですけど…、」
絢音「今から親御さん呼んできますね。」
🎀「あ、分かりました…、」
聞き覚えのあった名前だった。でも思い出せない。誰だっけなぁ~、って必死になって考えるけれどもぼやけているだけで思い出せなかった。でもお姉ちゃんみたいな人だったんだよな~、なんて考えながら待つ。数分したら、お母さん達が入ってきた。
母「瑞希…!!良かった…!!目を覚ましたのね…!!」
父「ほんと…良かった…!!」
どちらも目から雫を落としながらボクを抱きしめる。ボクは混乱しながらも2人を落ち着かせる。
🎀「ちょ、お母さん、お父さん!!なんで泣いてんの!?」
母「だって…1週間、目が覚めてなかったのよ?」
父「もしかしたら、もう一生目が覚めないかもって言われてたんだぞ?」
🎀「え、そ~なの?」
母「こんな所で嘘つくわけないじゃない…!!」
そう言ってまたボクを抱きしめた。
(1週間も目が…)
なんて憂鬱に浸りながらも絢音さんの方を見る。そしたら絢音さんは少し悲しい笑顔で此方を見ていた。
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絢音「瑞希さん。ちょっと良いですか?」
🎀「え?あ、はい。」
色々検査を済まし、また病室に戻った。お母さん達は、お昼ご飯を買いに病院を出ていた。
絢音「…あなた最近病院に運ばれたことある?なんか体調が悪かった、とか。」
🎀「あ、そうです。数日前運ばれました。その時確か、貧血だって…」
絢音「それ、実は貧血じゃないの。」
🎀「え?」
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