テラーノベル
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さっきまで「謎の物音」に怯えていたとは思えないほど、みんな落ち着きを取り戻していた
なおきり「いやぁ……最高ですねぇ……」
えと「何が?」
なおきり「夜のキャンプ場ですよ?」
なおきりはニコニコしながら周囲を見回す
なおきり「暗い森……静かな夜……そして12人の仲間……」
もふ「……なおきりさん?」
なおきり「ホラーをするには最高の舞台じゃないですか!!」
たっつん「なんでやねん!!」
るな「えっ!?ホラー!?」
なおきり「はい!」
るな「るな、天才なので怖くないですけど!?」
もふ「そのセリフ、さっきも聞いた」
るな「……」
⸻
なおきり「じゃあ、僕が怖い話をしますね」
じゃぱぱ「いいね!じゃあみんなで聞こうよ!」
えと「じゃっぴ、マジでやるの?」
じゃぱぱ「うん!楽しそうじゃん!」
もふ「じゃっぴが一番ノリノリなの珍しいね」
じゃぱぱ「だってキャンプだよ?こういうのやりたくない?」
うり「じゃぱぱさん……こういう夜に星を見ながら怖い話って、なんかロマンありますよね」
たっつん「お前は何でもロマンに持っていくなぁ!」
うり「いや、でもさ」
うりは空を見上げる
うり「こんな綺麗な星空の下で、仲間と過ごす夜って……結構いいと思わない?」
ひろ「……確かに」
どぬく「なんかちょっと分かるかも」
うり「でしょ?」
ゆあんくん「でも怖い話はいらないかな」
なおきり「えぇー!?」
⸻
なおきり「じゃあ、始めますよ……」
全員が少しだけ身を寄せる。
なおきり「これは、とあるキャンプ場で起きた話なんですが――」
シヴァ「おぉ……」
シヴァさんはニヤニヤしている。
なおきり「夜になると、森の奥から……」
ガサッ
るな「ひっ!!」
たっつん「またかい!!」
じゃぱぱ「今の何!?」
なおきり「……」
なおきり「最高ですね」
たっつん「怖がれや!!」
なおきり「いやぁ、いい音ですねぇ」
もふ「怖がるポイントが違うんだよなぁ……」
⸻
すると、森の奥から――
ガサ……ガサ……
今度は明らかに近づいてくる。
えと「……じゃっぴ」
じゃぱぱ「うん」
えと「これ……さっきの猫?」
じゃぱぱ「たぶん……」
なおきり「いや……」
なおきりが真剣な顔になる
なおきり「猫ではないかもしれませんよ?」
るな「やめてぇぇぇ!!」
たっつん「なおきりさん!!煽るな!!」
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#ご本人様には関係❌
yuna🍑
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うり「……でも、もしこの森に本当に何かいるとしたら」
うりが焚き火の向こうを見る
うり「それはそれで……ちょっとロマンあるよね」
たっつん「お前、怖くないんか!?」
うり「怖いよ?」
たっつん「怖いんかい!!」
⸻
そして――
森の中から、ひょこっと顔を出したのは……
シヴァさん
シヴァ「…………」
全員「…………」
じゃぱぱ「シヴァさん!?」
シヴァ「いやー、ちょっと驚かそうかなって」
たっつん「お前かい!!」
全員「w」
なおきり「じゃあ、怖い話の続きを__」
すると、森の奥から――
ゴーン……
どこからともなく鐘の音が響いた。
全員「…………」
たっつん「……なぁ」
じゃぱぱ「うん」
たっつん「これ……なおきりさんの仕掛け?」
なおきりさん「…………」
なおきり
「違います。」
全員「…………」
シヴァ「……え?」
そして、森の奥から――
もう一度
ゴーン……
今度は、さっきより近い。
るな「……るな、天才だから……」
もふ「うん」
るな「……これは……」
もふ「?」
るな
「ちょっと怖いです。」
たっつん
「天才どこいった!?」
コメント
1件
第2話、読了しました。 なおきりの「最高の舞台」発言から始まる流れ、めちゃくちゃ良かったです。キャラごとの怖がり方の違いが鮮やかで、特に最後にるなの「天才」が崩れる瞬間が好きですね。うりの「ロマン」発言も含めて、会話のテンポが心地いい。 そして「違います。」からの鐘の音で一気に現実の不気味さに引き込まれる。設定の切り替えが絶妙でした。続きが気になります!